髙橋正弥 タカハシマサヤ

髙橋正弥の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 花腐し

    制作年: 2023
    松浦寿輝の第123回芥川賞受賞作を、数々の脚本を手がけ「火口のふたり」などではメガホンを取った荒井晴彦が、斜陽のピンク映画界を背景に取り込み映画化。ピンク映画業界で生きる監督・栩谷と脚本家志望だった伊関は、同じ女を愛していたことに気付き……。“花腐し”とは『万葉集』に登場する五月雨の表現で、きれいに咲いた卯木の花をも腐らせてしまうじっとりと降りしきる雨を表している。5年映画を撮っていない映画監督・栩谷を「ホムンクルス」の綾野剛が、かつてシナリオを書いていた伊関を「火口のふたり」で主演を務めた柄本佑が、二人が愛した女優・祥子をほな・いこか名義で音楽活動をするほか「愛なのに」などに出演するさとうほなみが演じ、二人の男と一人の女の愛の物語を紡ぐ。
  • 愛のこむらがえり

    制作年: 2023
    映画の街・調布を舞台に映画制作の夢を叶えるべく同棲カップルが奮闘するハートフルコメディ。並外れた行動力で人生を切り開くヒロインの香織役を「まいっちんぐマチコ!ビギンズ」以来17年ぶりの映画主演となる磯山はるか、もう一人の主人公・浩平役を劇団東京乾電池に所属する舞台俳優で本作が映画初主演となる吉橋航也。監督は根岸吉太郎監督や相米慎二監督らに師事し、「渇水」が今年公開される高橋正弥。監督自らプロデューサーも兼ね、加藤正人と安倍照雄の脚本家コンビによるオリジナル企画を映画化した。柄本明、品川徹、吉行和子、浅田美代子らベテラン勢が脇を固める。
  • 渇水

    制作年: 2022
    第70回文學界新人賞を受賞した、河林満の同名小説を映画化。日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金を滞納する家庭を訪ね、水道を停めて回っている。県内全域で給水制限が発令されるなか、岩切は二人きりで家に取り残された幼い姉妹と出会う。「死刑にいたる病」の白石和彌による初プロデュース作品。監督は、「月と嘘と殺人」の高橋正弥。出演は、「湯道」の生田斗真、「天間荘の三姉妹」の門脇麦、「PLAN75」の磯村勇斗。
  • エッシャー通りの赤いポスト

    制作年: 2021
    「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」の園子温がワークショップで選出した役者たちで撮影した群像劇。映画監督・小林は新作映画「仮面」の出演者を募集する。俳優志望の夫を亡くした未亡人や殺気立った訳ありの女など、様々な経歴の持ち主が応募してくる。第49回モントリオール・シネヌーヴォー映画祭観客賞受賞。
  • ミセス・ノイズィ

    制作年: 2019
    第32回(2019年)東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門で上映され話題を集めたサスペンスドラマ。1枚の布団から始まった小さな口論から火がついた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2人の女の運命を狂わせる大事件へ発展していく。出演は「湯を沸かすほどの熱い愛」の篠原ゆき子、「どうしようもない恋の唄」の大高洋子。監督・脚本は「ハッピーランディング」の天野千尋。
    80
  • 星屑の町(2020)

    制作年: 2020
    1994年から25年に亘り全7作が上演された、星屑の会による人気舞台『星屑の町』シリーズを映画化。売れないムード歌謡コーラスグループ『山田修とハローナイツ』のメンバーたちが、歌手を夢見るヒロイン・愛との出会いをきっかけに、人生が大きく変わり始める。出演は「笑顔の向こうに」の大平サブロー、TVアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のラサール石井、「この世界の片隅に」ののん。監督は「の・ようなもの のようなもの」の杉山泰一。星屑の会は、本作の原作・脚本を務める水谷龍二と、ラサール石井、小宮孝泰が、笑ってホロリとする作品を作ることを目指し結成したユニット。