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シドニー・ハワードの関連作品 / Related Work
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風と共に去りぬ
制作年: 1939「白昼の決闘」「ジェニーの肖像」などの製作者デイヴィッド・O・セルズニックが1939年に完成した長編テクニカラー作品(上映時間228分)で、ベストセラーになったマーガレット・ミッチェル原作小説の映画化。監督は「ジャンヌ・ダーク」のヴィクター・フレミング、脚本はシドニー・ハワードの担当。撮影は「テレヴィジョンの王様」のアーネスト・ホーラーで、レイ・レナハン(「白銀の嶺」)とウィルフリッド・M・クライン(「二人でお茶を」)が色彩撮影に協力している。作曲はマックス・スタイナー、美術監督はリール・ホイラーが当たっている。主演は「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーと「栄光の星の下に」のクラーク・ゲイブルで、「女相続人」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、レスリー・ハワード、イヴリン・キース(「千一夜物語」)、トーマス・ミッチェル(「夢見る少女」)、バーバラ・オニール(「扉の蔭の秘密」)、アン・ルザーフォード(「虹を掴む男」)、ジョージ・リーヴス、フレッド・クラインらが助演する。なおこの作品は1939年度アカデミー作品賞をはじめ監督、主演女優、助演女優、脚色、色彩撮影、美術監督、編集、サルバーグ記念、特別と10の賞を獲得した。70点 -
犯人は誰だ
制作年: 1939原作は英国の探偵作家E・W・ホーナングの“紳士泥棒”で今回 が4度目の映画化。ゴールドウィンとしても2度目(最初は1930年、ロナルド・コールマン、ケイ・フランシス主演)の製作である。原作から「ママの思い出」のジョン・ヴァン・ドルーテンとシドニー・ハワードが共同脚色し、「誰が為に鐘は鳴る」のサム・ウッド(先年死去)が監督した。撮影はこれも先年物故した「偽りの花園」のグレッグ・トーランド、音楽は「白昼の対決」のヴィクター・ヤング。出演は「快傑紅はこべ」のデイヴィッド・ニーヴンと、「見知らぬ人でなく」のオリヴィア・デ・ハヴィランドをはじめ昔懐かしいディム・メイ・ホイッティ、ダッドリー・ディグス、ピーター・ゴッドフリーなどの面々が顔をそろえている。1939年作品。 -
孔雀夫人(1936)
制作年: 1936シンクレア・ルイス作の映画化で、舞台脚色をしたシドニー・ハワードが「人類の戦士」と同じく映画脚色し、「この三人」「お人好しの仙女」のウィリアム・ワイラーが監督したもので、舞台劇でも主演したウォルター・ヒューストンが主役を勤め、「夫の日記」「フリスコ・ジェニー」のルース・チャッタートンが相手役を演じる。「泉」「三銃士(1935)」のポール・ルーカス、「山小屋の一夜」「僕は軍人」のメアリー・アスターが共演するほか、「ローズ・マリイ(1936)」のデイヴィッド・ニーヴン、舞台劇と同役を勤めるグレゴリー・ゲイ及びマリヤ・オースペンスカヤ夫人、「噫初恋」のスプリング・バイントン、映画初出演の舞台俳優ジョン・ペイン、オデット・マーティル及びキャスリン・マーロウ等が助演している。キャメラは「ガルシアの伝令」「リリオム」のルドルフ・マテの担任。 -
薔薇色遊覧船
制作年: 1934「蛍の光」「空中レヴュー時代」のジーン・レイモンド、「鏡の前の接吻」「暗夜行路」のナンシー・キャロル、マスター・オヴ・セレモニースとして有名なジャック・ベニーが主演する映画で、レオン・ゴードンが書き下ろし「フープラ」のジョセフ・モンキュア・マーチが脚色し、「暴走する悪魔」「恐怖の夜」のベンジャミン・ストロフが監督に当たり「ルムバ」「光は野より」のテッド・テズラフが撮影した。助演は英国から招かれた喜劇俳優シドニー・ハワード、「可愛いアンニー」のミッチー・グリーン「妾の弱点」のシド・シルヴァース、「世界大洪水」のシドニー・ブラックマー、「ますらを」のラルフ・モーガン、「恋に賭けるな」のシャーリー・グレイ、サム・ハーディ、パッシー・ケリー、ロバート・エリオット等である。 -
かたみの傑作
制作年: 1933「酔いどれ船」「晩餐八時」のマリー・ドレッスラーが「明日の太陽」「夜間飛行」のライオネル・バリモアと主演する映画で、ルネ・フォーショア作の喜劇を翻案したシドニー・ハワード改作のブロードウェイあたり狂言に基づき「僕の武勇伝」のシルヴィア・サルバークが「キートンの麦酒王」のローレンス・E・ジョンソンと共同脚色し、「春の火遊び」「カイロの一夜」のサム・ウッドが監督にあたり、「晩餐八時」「南風」のウィリアム・ダニエルスが撮影した。助演者は「わたしのすべてを」のヘレン・マック、「南風」のビューラ・ボンディ、「胡蝶となるまで」のラッセル・ハーディー、「ビール万歳」のジーン・ハーショルト、「ジェニイの一生」のH・B・ワーナー、新人ヘレン・シップマン等である。