遠藤雄弥 エンドウユウヤ

  • 出身地:神奈川県厚木市
  • 生年月日:1987/03/20

略歴 / Brief history

神奈川県厚木市の生まれ。小学5年生の時に母親の勧めで劇団に入り、芸能活動を始める。日本テレビ『奇跡の人』98、テレビ東京『田舎で暮らそうよ』99、NHK『鯨を見た日』99、テレビ朝日『YASHA/夜叉』00などのテレビドラマで子役として活躍し、2000年の山崎貴監督のデビュー作「ジュブナイル」では、不思議なロボットと出会う12歳の主人公・坂本祐介を演じて注目された。その後は、NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』01、同局『少年たち3』02、『蝉しぐれ』03、日本テレビ『サイコドクター』02、『伝説のマダム』03、フジテレビ『めだか』04、『1リットルの涙』05などのテレビドラマに精力的に出演。子役から青年俳優への脱皮を計りつつ、片嶋一貴監督「ハーケンクロイツの翼」04、廣木隆一監督「ラマン」05、神野太監督「ドリフト」06、篠原哲雄監督「地下鉄(メトロ)に乗って」06などの映画で演技の幅を広げていく。さらなる飛躍の年となったのは、06年。五十嵐貴久の小説『2005年のロケットボーイズ』をドラマ化したテレビ東京『ロケットボーイズ』で、小型の人工衛星を設計することになる素行不良の高校生を演じてドラマ初主演を果たす。フジテレビ『ザ・ヒットパレード/芸能界を変えた男・渡辺晋物語』では沢田研二役を演じ、同局『のだめカンタービレ』では、主人公を一方的にライバル視する指揮者役でコミカルな演技を披露。その後も、NHK大河ドラマ『篤姫』08、テレビ朝日『打撃天使ルリ』08、フジテレビ『一瞬の風になれ』08、『ヴォイス・命なき者の声』『白い春』09、『まっすぐな男』『パーフェクト・リポート』10などのテレビドラマに出演する一方、大野伸介監督の青春映画「シャカリキ!」08では自転車部の高校生役で主演をつとめ、体脂肪が7%になるほどのトレーニングを積んで役作りをした。また、ワタナベエンターテインメント所属の若手俳優によるユニット“D-BOYS”には、柳浩太郎らとともに04年の発足時から参加しており、現在もリーダーをつとめている。D-BOYSのメンバーが多く出演している『ミュージカル/テニスの王子様』では、『Dream Live 1st』04から『Dream Live 2nd』05までの5公演で主人公の越前リョーマ役を演じた。そのほか『夢の小箱にリボンをかけて』05、『OUT OF ORDER/偉人伝心』07、朗読劇『LOVE LETTERS』11など舞台出演も多い。

遠藤雄弥の関連作品 / Related Work

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  • 名前、呼んでほしい

    制作年: 2025
    「茶飲友達」が異例のヒットを記録、2024年第37回高崎映画祭最優秀監督賞を獲得するなど話題をさらった外山文治監督による、大人の短編ラブストーリー。妻であり一児の母でもある沙穂は、同じく妻子持ちである恋人・涼太に、関係を解消する前に一日だけ夫婦として過ごすことを提案する。出演は、「福田村事件」の田中麗奈、「ONODA 一万夜を越えて」の遠藤雄弥ほか。現代の東京の“かたすみのひかり”をコンセプトにした短編集『東京予報―映画監督外山文治短編作品集―』の一作品として劇場公開(同時上映「はるうらら」「forget-me-not」)。
  • 室町無頼

    制作年: 2025
    室町時代中期に徳政一揆を起こした蓮田兵衛の戦いを描いた直木賞作家・垣根涼介による同名時代小説を、「あんのこと」の入江悠監督、「ディア・ファミリー」の大泉洋主演で映画化したアクション時代劇。大飢饉と疫病が国を襲うなか、兵衛は無頼どもを率いて幕府軍に挑む。蓮田兵衛を演じた大泉洋は本格的な殺陣・アクションに初挑戦。無敵の棒術を身につけ戦う才蔵をアイドルグループなにわ男子の長尾謙杜が、兵衛の宿敵となる骨皮道賢を「おまえの罪を自白しろ」の堤真一が演じる。
  • Welcome Back

    制作年: 2024
    「高崎グラフィティ。」の川島直人監督による、本当の居場所を求めて必死に生きる若者たちのボクシング・ロードムービー。有力視されたボクサーのテルが新人王決定戦で敗北した。次第に荒んでいくテルの横で、同じ団地に育った弟分ベンは「テルは負けない」と復讐を誓う。テル役には、Netflixドラマ『地面師たち』の吉村界人、ベン役には「Cloud クラウド」の三河悠冴。第40回ワルシャワ国際映画祭正式出品作品。
  • ザ・ゲスイドウズ

    制作年: 2024
    売れないパンクバンドが再起をかけて田舎に移住し、新曲を生み出してゆく姿を綴る音楽ドラマ。マネージャーから「田舎へ移住して曲を作れ」と最後のチャンスを与えられた“ザ・ゲスイドウズ”。村人たちと協力し合い生活するなか、ボーカルのハナコに転機が訪れる。出演は「NN4444」の夏子、多国籍バンドALIの今村怜央、ビジュアル系エアーバンド、ゴールデンボンバーの喜矢武豊、プロデューサー等としても活躍するRocko Zevenbergen、「辰巳」の遠藤雄弥。監督は「悪魔がはらわたでいけにえで私」の宇賀那健一。第25回 東京フィルメックス(2024)特別招待作品。
  • 正体

    制作年: 2024
    染井為人による同名小説を「ヴィレッジ」の藤井道人監督、横浜流星主演で映画化。殺人事件の容疑者として逮捕された鏑木が脱走した。又貫刑事は、潜伏し逃走を続ける鏑木と各地で出会った沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人の姿であった。共演は「ハケンアニメ!」の吉岡里帆、「Gメン」の森本慎太郎、「山女」の山田杏奈、「はるヲうるひと」の山田孝之。
  • 朽ちないサクラ

    制作年: 2024
    『孤狼の血』シリーズを手がけた作家・柚月裕子による警察ミステリー小説を映画化。県警広報職員の森口泉が、記者だった親友の変死事件に臨んで自らを責め、独自に真相を追う姿を描く。監督は、『あぶない刑事』シリーズや『夜逃げ屋本舗』シリーズなどの原隆仁監督を父に持ち、「帰ってきた あぶない刑事」の監督に抜擢された原廣利。主人公の泉を「52ヘルツのクジラたち」の杉咲花、警察学校の同期の磯川俊一を『美しい彼』の萩原利久、県警捜査一課の梶山浩介を「福田村事件」の豊原功補、泉の上司で元公安の富樫俊幸を「私はいったい、何と闘っているのか」の安田顕が演じる。

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