堀北真希 ホリキタマキ

  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1988/10/06

略歴 / Brief history

東京都の生まれ。中学2年生の時にスカウトされて芸能界入り。2003年の佐藤信介監督「COSMIC RESCUE」のヒロイン・望月綾役で映画デビューを飾る。同年のBS-i(現・BS-TBS)『ケータイ刑事・銭形舞』でドラマ初主演すると、翌04年には初主演映画となった「渋谷怪談2」、行定勲監督の大ヒット作「世界の中心で、愛をさけぶ」など7本の映画と、フジテレビ『人間の証明』など連続・単発合わせて7本のドラマに出演する活躍を見せた。この勢いは05年になっても止まらず、羽住英一郎監督「逆境ナイン」など5本の映画に出演。ことに山崎貴監督「ALWAYS/三丁目の夕日」で演じた、青森から集団就職で上京する昭和30年代の少女・星野六子役が好評で、ヨコハマ映画祭、ゴールデンアロー賞など、この年の新人賞を多数受賞した。同年の日本テレビ『野ブタ。をプロデュース』05ではいじめられっ子の女子高生“野ブタ”こと小谷信子を演じ、美少女ぶりを封印したキャラクターで脚光を浴びる。以後も快進撃は続き、堤幸彦監督「TRICK劇場版2」06、長尾直樹監督「アルゼンチンババア」07、廣木隆一監督「恋する日曜日・私。恋した」07、ハンス・カノーザ監督「誰かが私にキスをした」10などで多彩な役柄を演じ分ける。一方、TBS『クロサギ』『鉄板少女アカネ!!』06、『特上カバチ!!』10、テレビ朝日『生徒諸君!』07、フジテレビ『花ざかりの君たちへ・イケメン♂パラダイス』07、『イノセント・ラヴ』08、『アタシんちの男子』09と、テレビドラマでも主演ないし主演級の活躍が次々と続き、中でも、憧れの彼のために男装して男子高に入学し、寮生活で秘密がバレないよう男らしく振る舞う主人公を演じた『花ざかりの君たちへ』は、ユニセックスな魅力がさらに強調され、その後のイメージを決定づける強い印象を残す。10年には初舞台となる『ジャンヌ・ダルク』で座長をつとめ、11年の深川義洋監督「白夜行」では、清純派イメージから脱却した大人の女に挑戦した。

堀北真希の関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • ファンタスティック・フォー

    制作年: 2015
    2005年から2作が映画化されたマーベル・コミックのSFアクションをリブート。超能力を身に付けた男女4人が、世界の危機に立ち向かう。監督は、低予算ながら全米初登場1位を記録して話題を集めた「クロニクル」のジョシュ・トランク。出演は「セッション」のマイルズ・テラー、「トランセンデンス」のケイト・マーラ、「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダン、「スノーピアサー」のジェイミー・ベル。
    50
  • 蜩ノ記

    制作年: 2014
    長らく黒澤明に師事し「雨あがる」「博士の愛した数式」などを手がけた小泉堯史監督が、第146回直木賞を受賞した葉室麟の同名小説を映画化。無実の罪で10年後に切腹、その間藩史を編さんするよう言い渡された男と監視役についた男との心の交流や家族愛を描いた時代劇。藩の秘密を握り切腹という過酷な運命を背負いながらも一日一日を大切に生き藩史の編さんに向き合う男を「十三人の男」「Shall we ダンス?」の役所広司が、彼の清廉な人柄に魅了され成長していく監視役を「永遠の0」「天地明察」の岡田准一が演じる。ほか、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの堀北真希、「ぼくたちの家族」の原田美枝子らが出演。
    70
  • 麦子さんと

    制作年: 2013
    声優を目指す女性が、長年離れ離れだった母の死をきっかけに、それまで知らなかった母の姿に触れていく家族ドラマ。監督は「さんかく」「純喫茶磯辺」の吉田恵輔。脚本には吉田恵輔監督のほか、「机のなかみ」に続き2回目のタッグとなる仁志原了が参加。突然の母の出現と死にとまどう主人公を「ALWAYS 三丁目の夕日’64」「白夜行」の堀北真希が、娘たちに深い愛情を持っていた母を「ディア・ドクター」「学校III」の余貴美子が、頼りない兄を「探偵はBARにいる」「恋の門」の松田龍平が演じている。ほか、「インスタント沼」の温水洋一、「座頭市」のガダルカナル・タカ、「まぼろしの邪馬台国」の麻生祐未らが出演。
    80
  • 劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL

    制作年: 2013
    2012年4~6月にTBS系列で放映されたドラマ『ATARU』。サヴァン症候群で正体不明の青年がつぶやくキーワードが事件解決につながっていくミステリー・ドラマの劇場版。卓越した推理能力を持つ謎の青年・チョコザイことアタルを「私は貝になりたい」の中居正広が演じるほか、「テルマエ・ロマエ」の北村一輝、「ハゲタカ」の栗山千明らレギュラー陣、「宇宙兄弟」の岡田将生や「白夜行」の堀北真希といったスペシャルドラマからのキャストに加え、「この空の花-長岡花火物語」の松雪泰子が新たに参加。ドラマ版のチーフディレクターを務めた木村ひさしが本作でもメガホンを取っている。脚本もドラマ版に引き続き「相棒シリーズ X DAY」の櫻井武晴が担当。
    80
  • 県庁おもてなし課

    制作年: 2013
    三宅喜重監督が「阪急電車 片道15分の奇跡」に続き、有川浩の小説を映画化。高知県庁観光部おもてなし課の職員が、県全土を巻き込んだ壮大な計画を実現させるべく奔走する姿を描く。出演は「ちょんまげぷりん」の錦戸亮、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの堀北真希、「アヒルと鴨のコインロッカー」の関めぐみ、「軽蔑」の高良健吾。
  • ALWAYS 三丁目の夕日‘64

    制作年: 2012
    昭和39年の東京下町を舞台に、そこで暮らす人々の人間模様を描くシリーズ第3作。監督は前作、前々作に続き山崎貴が担当。「ゴールデンスランバー」の吉岡秀隆、「プリンセス トヨトミ」の堤真一、「探偵はbarにいる」の小雪、「これでいいのだ!!映画・赤塚不二夫」の堀北真希、「東京オアシス」のもたいまさこらおなじみの出演陣が集結。2D/3D同時公開。
    90

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