ローマン・ポール ローマンポール

  • 出身地:ドイツ フランクフルト・アム・マイン
  • 生年月日:1968/08/18

ローマン・ポールの関連作品 / Related Work

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  • それでも私は生きていく

    制作年: 2022
    父の看病と新しい恋の始まりという正反対の状況に直面したシングルマザーの、悲しみと喜びがないまぜになる心情を繊細に描き出し、前を向いて生きることをそっと後押しするヒューマンドラマ。「未来よ こんにちは」の監督ミア・ハンセン=ラブが、自信の父の病を気遣うなかで脚本を書いた自伝的作品。フランス映画界のトップ女優レア・セドゥが主人公のサンドラに扮し、母親、娘、恋人の立場に戸惑いながらも力強く生きる女性を好演した。父親役にはエリック・ロメール監督作品の常連俳優、パスカル・グレゴリー。主人公の恋人役に「わたしはロランス」のメルヴィル・プポー。35ミリフィルムで撮影された陽光や草木の緑が淡く温かみのある色彩でロメール作品を思わせる。
  • 悪なき殺人

    制作年: 2019
    同じ出来事を複数の人物の視点で語る黒澤清の「羅生門」のごとき手法で描かれたフランス発のサスペンスドラマ。吹雪の夜、フランスの人里離れた村で一人の女性が殺された。この事件を軸に5つの物語が展開、5人の男女が思いもかけない形で繋がっていく。やがてフランスからアフリカにまたがる壮大なミステリーの謎が明らかになる……。「ハリー、見知らぬ友人」でセザール賞を受賞した監督ドミニク・モルが、幾重にも重なる「偶然」という「必然」を通して、人間の本能と滑稽さを描き切る。主演は「イングロリアス・バスターズ」などのハリウッド映画や、「ジュリアン」(17)でセザール賞主演男優賞にノミネートされるなど、フランスを代表する名優ドゥニ・メノーシェ。2019年東京国際映画祭にて「動物だけが知っている(仮題)」(原題:Only The Animals)というタイトルで上映され、観客賞と最優秀女優賞(ナディア・テレスキウィッツ)を受賞した。
  • アイダよ、何処へ?

    制作年: 2020
    ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争末期の 1995 年 7 月に起きた戦後最悪のジェノサイド(=集団虐殺)とされる「スレブレニツァの虐殺」。国連平和維持軍で通訳として働く女性アイダが、必死に家族を守ろうとする姿を通して、その惨劇の真実を描く衝撃のドラマ。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争とは、1991年以降のユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国が解体する過程で起こった内乱である。6つの共和国の一つであったボスニア・ヘルツェゴヴィナ地方において、独立か否かをめぐってボシュニャク人、クロアチア人、セルビア人の3勢力が1992年から1995年まで内戦を繰り広げた。「スレブレニツァの虐殺」はセルビア人勢力のラトコ・ムラディッチに率いられたスルプスカ共和国軍が、国連指定の安全地帯であったスレブレニツァに侵攻をはじめ、7月11日に中心部を制圧。7月12日には、同地に居住していたイスラム教徒のボシュニャク人の男性すべてを絶滅の対象とし、8,000人以上が組織的に殺害された。監督は長篇デビュー作「サラエボの花」が 2006 年ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞し、世界的に注目されたヤスミラ・ジュバニッチ。続く2010年の「サラエボ、希望の街角」など、一貫して故郷ボスニア・ヘルツェゴヴィナの悲劇を描き続けている。「アイダよ、何処へ?」は2020 年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品、2020 年ロッテルダム国際映画祭観客賞を受賞。第 74 回のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「ノー・マンズ・ランド」(ダニス・タノヴィッチ監督作)以来 19 年ぶりにボスニア・ヘルツェゴヴィナ映画として、アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた。
  • ハラール・ラブ(アンド・セックス)

    制作年: 2015
    2020年3月14日~3月20日渋谷ユーロスペースにて開催されるイスラーム映画祭5内で上映。
  • ラフィキ:ふたりの夢

    制作年: 2018
    同性愛が違法とされるケニアで上映禁止になる一方で、カンヌなど100以上の映画祭に出品された話題作。看護婦になる夢を持つケナは、国会議員を目指す父の対立候補の娘ジキと出会う。互いに惹かれ合った2人の関係は、やがて友情から愛情に変わるが……。主演は、ミュージシャンとして活躍し、これが女優デビューとなるサマンサ・ムガシア。
  • 少女は自転車にのって

    制作年: 2012
    サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールのデビュー作。女性のひとり歩きや車の運転を禁じる同国で、女性として生きることの厳しさを直視しながら、それでも前向きに生きる少女の日常をストレートに映し出す。出演は、オーディションで選ばれたワアド・ムハンマド、数少ないサウジアラビア女優のひとりであるリーム・アブドゥラ。

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