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- ハーヴェイ・カイテル
略歴 / Brief history
アメリカ・NY州ブルックリン生まれ。20歳で海兵隊除隊後、友人の誘いで演劇をはじめ、その過程でマーティン・スコセッシ監督と出会い、67年「ドアをノックするのは誰?」で映画デビュー。その後も「ミーン・ストリート」(73)「タクシー・ドライバー」(76)などスコセッシ監督作品やリドリー・スコット監督のデビュー作「デュエリスト 決闘者」(78)などで強烈な印象を残す。91年「バグジー」でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、92年「レザボア・ドッグス」で映画ファンの支持を一気に集め、96年「ピアノ・レッスン」ではオーストラリア映画協会主演男優賞を受賞するなど、今では性格俳優の大御所として君臨。
ハーヴェイ・カイテルの関連作品 / Related Work
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ギャング・オブ・アメリカ
制作年: 2021全米犯罪シンジケートを率いアメリカの暗黒街を支配したマイヤー・ランスキーを取り上げた伝記犯罪ドラマ。作家ストーンは伝説のギャング、ランスキーの伝記を執筆することに。インタビューで語られた半世紀を超える彼の人生は、壮絶な抗争の歴史でもあった。年老いたランスキーを「レザボア・ドッグス」のハーヴェイ・カイテルが演じる。また、「アバター」のサム・ワーシントン演じる作家のストーンは、本作の監督エタン・ロッカウェイの父親であるロバート・ロッカウェイをモデルにしている。79点 -
異端の鳥
制作年: 2018ポーランドで発禁となった小説を映画化し、第76回ヴェネチア国際映画祭ユニセフ賞を受賞したドラマ。ホロコーストを逃れて疎開した少年は、身寄りも住むところも失い、一人で旅に出る。行く先々で酷い仕打ちを受けるが、生き延びようと必死でもがき続ける。監督は、「戦場の黙示録」のヴァーツラフ・マルホウル。出演は、新人のペトル・コラール、「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」のステラン・スカルスガルド、「アイリッシュマン」のハーヴェイ・カイテル、「アガサ・クリスティー ねじれた家」のジュリアン・サンズ、「オーバードライヴ」のバリー・ペッパー、「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」のウド・キアー。第92回アカデミー賞チェコ代表作品。90点 -
ラスト・マン 地球最後の男
制作年: 2018人口の半分が死滅した近未来を舞台に、孤独な元兵士が愛のために戦うSFアクション。世界的経済危機と戦争によって文明はわずか30日間で崩壊する。世界が無法地帯となる中、戦場で友人を死なせたトラウマに苦しむカートはジェシカという女性と出会い…。【スタッフ&キャスト】監督・製作・脚本:ロドリゴ・H・ヴィラ 製作:ゴンサロ・ヴィラ 撮影:ダニエル・オルテガ 音楽:エミリオ・カウデレル 出演:ヘイデン・クリステンセン/ハーヴェイ・カイテル/マルコ・レオナルディ/リズ・ソラーリ -
マダムのおかしな晩餐会
制作年: 2016パリの上流社会を舞台に繰り広げられるロマンティック・コメディ。裕福なアメリカ人夫婦アンとボブは、セレブな友人たちを招いて豪華ディナーを開催。だがひょんなことから身分を隠したメイドが紛れ込み、何も知らない客の紳士が彼女に一目惚れしてしまい……。出演は「リトル・ミス・サンシャイン」のトニ・コレット、「グランド・ブダペスト・ホテル」のハーヴェイ・カイテル、「ジュリエッタ」のロッシ・デ・パルマ。監督は、フランスの新鋭アマンダ・ステール。脚本をアマンダ・ステールと「クリムゾン・ピーク」のマシュー・ロビンスが務める。