ミシェル・シリングス ミシェルシリングス

ミシェル・シリングスの関連作品 / Related Work

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  • アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版

    制作年: 2021
    「アーフェリム!」のラドゥ・ジューデが監督、コロナ禍を背景に偏見や個と公などについて問いかけ、第 71 回ベルリン国際映画祭金熊賞に輝いた三部仕立てのブラックコメディ特別版。名門校の教師エミは夫とのセックスビデオが流出してしまい、非難される。第一部ではエミが歩き回る姿を追いながらコロナ禍の人々や街の顔を捉え、第二部では膨大なアーカイブ映像やコラージュ、格言やジョークを挙げ、第三部では保護者たちによる異端審問さながらの終わりなき“裁判”の模様を描く。監督〈自己検閲〉版にはぼかしやカットが追加され、ウィットに富んだメッセージが映し出される。オリジナル版は第94回アカデミー賞国際長編映画賞ルーマニア代表作品に選出され、イメージフォーラム・フェスティバル 2021にて特別上映された。
  • 恋する遊園地

    制作年: 2019
    エッフェル塔と実際に結婚したアメリカ人女性から着想を得て、テーマパークの巨大なアトラクションとの恋を映し出すラブファンタジー。眩しく輝くアトラクション“ジャンボ”に恋したジャンヌは、誰一人いない夜のテーマパークでジャンボと心を通わせていく。監督は、本作が初長編のゾーイ・ウィットック。主人公のジャンヌを「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルランが演じる。第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション 14plus部門AG KINO GILDE 14plus賞受賞。2020年サンダンス映画祭ワールド・シネマ部門上映作品。
  • コレクティブ 国家の嘘

    制作年: 2019
    2015年、東欧ルーマニア・ブカレストのクラブ“コレクティブ”で実際に起こった火災事件を発端に、製薬会社や病院、長期政権に連なる癒着と腐敗の真実が暴露されていくドキュメンタリー。火傷で入院した人たちが次々に細菌感染で亡くなっていったその原因とは……。ルーマニアの国外で治療された患者は助かり、国内の病院で軽傷だった患者が亡くなる事実に不審を募らせたスポーツ新聞の記者がいた。その地道な調査報道に密着取材を願い出たのは、「トトとふたりの姉」のアレクサンダー・ナナウ監督。映画の後半では熱い使命を胸に就任した30代の新大臣を追い、異なる立場から大事件に立ち向かう人たちを捉えている。まるでリアルな「スポットライト 世紀のスクープ」だとも評される本作は、命の危険を顧みず真実に迫ろうとする人たちの奮闘に思わず手に汗握るだけでなく、日本をはじめ世界中のあらゆる国が今まさに直面する医療と政治、ジャーナリズムの問題に真っ向から迫っている。「メディアが権力に屈したら、権力は国民を虐げる。それがこの国と世界で繰り返されてきたことだ」と語るスポーツ新聞編集長の気概に満ちた言葉が見る者の心に突き刺さる。ドキュメンタリーでありながらアカデミー賞のルーマニア代表として選出され、国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞の2部門でノミネートを果たしたほか、世界各国の映画祭で28の賞を獲得した。
  • 神様メール

    制作年: 2015
    ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の「ミスター・ノーバディ」以来5年ぶりの新作。世界は神様のパソコンで支配されていた。ある日、神様の娘が余命を知らせるメールを送り、人間たちは大混乱に陥る。第73回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネート。出演は、「サンドラの週末」のピリ・グロワーヌ、「シェルブールの雨傘」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「ココ・アヴァン・シャネル」のブノワ・ポールヴールド、「アメリ」のヨランド・モロー、「エール!」のフランソワ・ダミアン。

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