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- アンディ・ラウ
略歴 / Brief history
香港生まれ。80年、TVBの俳優養成所に入学。卒業と同時に同局のドラマに出演し、82年の「望郷」で本格的に映画俳優の道に。85年からは歌手活動もスタート。その後、ウォン・カーウァイが監督した88年の「いますぐ抱きしめたい」や香港のメジャー作品への出演が続き、ジャッキー・チュン、アーロン・クオック、レオン・ライとともに“四大天皇”と呼ばれるアジアを代表するスターに。日本でも人気を集める。91年には自らのプロダクション“天幕”を立ち上げ、その第一作「神鳥伝説」を発表。だが、経営難に陥り、現在は俳優業に専念している。02年には、「インファナル・アフェア」の演技で世界中から高く評価された。
アンディ・ラウの関連作品 / Related Work
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ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件
制作年: 2023「インファナル・アフェア」シリーズ以来となるトニー・レオンとアンディ・ラウが共演したサスペンス・アクション。1980年代のバブル経済真っ只中の香港を舞台に、国民から100億ドルをだまし取った凄腕詐欺師とそれを追う執念の捜査官の攻防を描く。監督・脚本は、「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手掛けたフェリックス・チョン。 -
流転の地球 太陽系脱出計画
制作年: 2023SF小説『三体』でヒューゴー賞を獲得したリウ・ツーシンの短編小説を実写化した「流転の地球」の前日譚。太陽系消滅に備え、1万基にも及ぶロケットエンジンを用い地球を太陽系から離脱させる“移山計画”が始動。地球と人類の存亡を懸けた最終決戦が始まる。前作「流転の地球」に続きグオ・ファンがメガホンを取り、原作者リウ・ツーシンは製作総指揮としても参加。宇宙飛行士リウを「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」のウー・ジンが、量子化学を研究するトゥーを「バーニング・ダウン 爆発都市」のアンディ・ラウが、国際地球政府中国代表大使ジョウを「サンザシの樹の下で」のリー・シュエチェンが演じる。2024年第96回アカデミー賞国際長編映画賞中国代表作品。 -
バーニング・ダウン 爆発都市
制作年: 2020アンディ・ラウが「ホワイト・ストーム」に続き、ハーマン・ヤウ監督とタッグを組んだアクション。爆発に巻き込まれ左足を失ってしまった爆弾処理班のエース、フォン。警察を辞め、姿をくらませたフォンだが、組織によるホテル爆破の現場で重体となって発見される。共演は「レクイエム 最後の銃弾」のラウ・チンワン、「悟空伝」のニー・ニー。 -
我が心の香港 映画監督アン・ホイ
制作年: 2020「客途秋恨」や「女人、四十。」で知られる香港映画の巨匠アン・ホイの実像に迫るドキュメンタリー。慎ましやかな日常生活やエネルギッシュな撮影風景のほか、シルヴィア・チャンなど香港・台湾・中国映画界の重鎮たちが彼女の作品と人柄について語り尽くす。「花様年華」のアート・ディレクターなどを務めたマン・リムチョンの初監督作品。音楽は、ドラマ『あまちゃん』の大友良英。2021年大阪アジアン映画祭オープニング作品、2021年香港電影監督会新人監督賞受賞。