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- リーアム・ニーソン
略歴 / Brief history
イギリス・北アイルランド生まれ。大学在籍中に演劇を志して中退。ベルファレストの劇団で学び、その後ダブリンのアビーシアターの一員となり舞台活動を続けているとき、ジョン・ブアマン監督の目にとまり、81年「エクスカリバー」で映画デビュー。83年「銀河伝説クルール」でハリウッドにも進出し、90年「ダークマン」では堂々の主演。93年「シンドラーのリスト」でアカデミー賞主演男優賞候補となり、映画スターとしての地位を不動のものとした。96年の「マイケル・コリンズ」ではヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞。94年に女優のナターシャ・リチャードソンと結婚するも、2009年に死別している。
リーアム・ニーソンの関連作品 / Related Work
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プロフェッショナル(2024)
制作年: 2024「シンドラーのリスト」「96時間」などに出演してきた北アイルランド出身の名優リーアム・ニーソン主演のハードボイルドアクション。北アイルランド紛争が激化した1970年代を舞台に、アイルランド共和軍(IRA)のテロ集団と対決する元殺し屋の活躍を描く。引退を決めた老齢の暗殺者フィンバーは、逃走してきたIRA過激派グループの一人が地元の少女を虐待したことを知り、制裁を下すが……。監督は「グラン・トリノ」など数々のクリント・イーストウッド監督作に製作として参加、自らメガホンを取った「マークスマン」でリーアム・ニーソンと組んだロバート・ロレンツ。共演は、「イニシェリン島の精霊」のケリー・コンドン、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのジャック・グリーソンほか。70点 -
バッド・デイ・ドライブ
制作年: 2023「96時間」シリーズのリーアム・ニーソン主演のサスペンス。子供たちを学校に送るため車に乗り込んだマットに着信があり、その車に爆弾を仕掛けたと告げられる。犯人の正体も目的も不明のまま運転を続けるなか、マットは容疑者として警察から追われる身に。出演は、「リトル・マーメイド」のノーマ・ドゥメズウェニ、「ワンダーウーマン1984」のリリー・アスペル、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」のジャック・チャンピオン。また、妻ヘザー役を、ニーソンとは「シンドラーのリスト」以来30年振りの共演となるエンベス・デイヴィッツが演じている。監督は、「プレデターズ」のニムロッド・アーントル。 -
探偵マーロウ
制作年: 2022タフで孤独な紳士、女性にもてるが友情を重んじ、どんな時も権力に媚びない男フィリップ・マーロウ。推理小説家レイモンド・チャンドラーが生み出したそんな魅力的な私立探偵が、1930 年代のハリウッドの闇につつまれた“真実”に迫るハードボイルド・ミステリー。40年以上のキャリアを誇るリーアム・ニーソンが、ハンフリー・ボガート、ロバート・ミッチャムなどの名優が扮したマーロウを演じ、出演100 本記念作品となった。「クライング・ゲーム」(92)でアカデミー賞脚本賞を受賞したニール・ジョーダンが監督。共にアイルランド出身であるリーアムとのタッグは4度目となる。謎の美女クレアに「女は二度決断する」(17)でカンヌ国際映画祭最優秀女優賞に輝いたダイアン・クルーガー、クレアの母に通称“演技の三冠”(アカデミー賞、エミー賞、トニー賞)を受賞しているレジェンド、ジェシカ・ラング。原作はブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが“ベンジャミン・ブラック”名義で著した『黒い瞳のブロンド』(『ロング・グッドバイ』の続編として本家の公認を受けている)。 -
MEMORY メモリー
制作年: 2022リーアム・ニーソン主演のアクション。裏社会に知られた“完璧な殺し屋”アレックスは、アルツハイマーを発症し、引退を決意。だが、最後の仕事の標的が少女だと知った彼は、“子どもだけは守る”という信念を貫くため、契約を破棄し、真相の究明を開始する。共演は「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアース、「007 スペクター」のモニカ・ベルッチ。監督は「007/カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル。60点