- キネマ旬報WEB トップ
- ミシェル・ジラルドン
ミシェル・ジラルドンの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
-
フォンテンブローの決戦
制作年: 1963ラファエロ・サバティニの原作『スカラムーシュ』を、アルトゥーロ・リゲル、アントニオ・イサシ、コリン・マンが共同で脚色、アントニオ・イサシが監督したアクション・ドラマ。撮影はアレハンドロ・ウローア(アレクサンダー・ウローア)、音楽はグレゴリオ・ガルシア・セグラが担当した。出演は「シエラザード」のジェラール・バレー、「ハタリ!」のミシェル・ジラルドン、「剣豪パルダヤンの逆襲」のジャンナ・マリア・カナーレ、ほかにイヴェット・ルボン、アルベルト・ド・メンドーサ、ジョゼ・ブルグエラなど。製作はミゲル・フュデラ。イーストマンカラー・ディアリスコープ、一九六三年作品。 -
モンソーのパン屋の女の子
制作年: 1963ヌーヴェルヴァーグの名匠エリック・ロメールの初期の短編で、“六つの教訓話”シリーズの第1作。製作・主演はステュディオ・アフリカのG.ドロクレスと、ロメールと共に製作会社“レ・フィルム・デュ・ロザンジュ”を設立し、のちに監督となったバルベ・シュロデール(バーベット・シュローダー)ロメールは最初、このシリーズの映画化の予算を得られず、まず小説の形で執筆(邦訳・早川書房)。撮影はジャン=ミシェル・ムーリスとブリュノ・バルベで、ゼンマイ式の小型カメラで撮影された関係でショットの長さは最長で20秒、撮影は無声で音は編集後に付け加えられている。語り手となる主人公の声は、音声録音時にバルベ・シュロデールの都合がつかず、のちに「田舎の日曜日」「ひとりぼっちの狩人たち」を監督するベルトラン・タヴェルニェが声を吹き替えた。共演は「ハタリ」のミシェル・ジラルドンほか。別邦題で「モンソーのパン屋の女の子」もあり。 -
新・七つの大罪
制作年: 1962聖書にある基本的な罪「憤怒」「羨望」「大食」「矯慢」「怠惰」「淫乱」「貪欲」の七つの人間欲望をえがいたオムニバス映画。 “怒り”は前衛作家ウジェーヌ・イオネスコの脚本を新人シルヴァン・ドムが監督、撮影はジャン・パンゼル、出演は「真実」のマリー・ジョゼ・ナット、「危険な階段」のペレット・プラディエなど。 “羨み”は映画批評家クロード・モーリアックの脚本を「彼奴を殺せ」のエドゥアール・モリナロが監督、ルイ・アイユが撮影。出演は「ムーン・パイロット」のダニー・サヴァル、クロード・ブラッスールなど。 “大食い”は新人ダニエル・ブーランジェの脚本を、「大人は判ってくれない」の助監督フィリップ・ド・ブロカが監督、ジャン・パンゼルが撮影。出演は「青い女馬」のジョルジュ・ウィルソンほか。 “淫乱”は三十一歳のジャック・ドゥミーの脚本・監督作品で、撮影は「生きる歓び」のアンリ・ドカエ。出演は「恋人たちの森」のローラン・テルズィエフ、「危険な関係」のジャン・ルイ・トランティニャン、ミシュリーヌ・プレール、ジャン・ドザイ。 “怠け”は「女は女である」のジャン・リュック・ゴダールが脚本・監督を担当、アンリ・ドカエが撮影、出演は「売春街襲撃」のエディ・コンスタンティーヌとニコール・ミレルだけ。 “傲慢”は「血とバラ」のロジェ・ヴァディムが脚本をかき監督、撮影はアンリ・ドカエ。出演は「飾り窓の女」のマリナ・ヴラディ、「真実」のサミー・フレー、「ハタリ!」のミシェル・ジラルドン、ジャン・ピエール・オーモンなど。 “貪欲”は劇作家フェリシアン・マルソーの脚本を「二重の鍵」のクロード・シャブロルが監督、ジャン・ラビエが撮影した。出演は「ヒッチ・ガール」のジャン・クロード・ブリアリ、ジャック・シャリエなど。 音楽は七編をミシェル・ルグラン、サッシャ・ディステル、ピエール・ジャンセンの三人が担当している。黒白・ディアリスコープ。