タデウシュ・バイルド

タデウシュ・バイルドの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

作品情報を見る

パサジェルカ
- ドラマ
制作年: 1963

ゾフィア・ポスミシュの原作を、彼とアンジェイ・ムンクが脚色、「白い決死隊」のアンジェイ・ムンクが演出した人間ドラマ。撮影はクシシュトフ・ウィニエウィッチ、音楽はタデウシュ・バイルドが担当した。出演はアレクサンドラ・シュロンスカ、「尼僧ヨアンナ」のアンナ・チェピエレフスカ、マレック・ヴァルチェフスキ、ヤン・クレチマールほか。なお、未完のままムンクが死亡したため、最切と最後はスチル写真で補われている。黒白・部分ディアリスコープ（スタンダード）。
砲兵軍団攻撃中
- 戦争
制作年: 1962

ヤン・ゲルハルトの小説Fire in Bieszczadyをエバ・ペテルスクとチェスワノ・ペテルスキーが共同で脚色・監督した戦争映画。撮影は「鉄十字軍」のミェチスワフ・ヤホダ、音楽は新人タデウシュ・バイルド。出演者は「夜行列車」のレオン・ニェムチック、ヴィエスラフ・ゴワス、新人ゾフィア・スワボショフスカ、ジスワフ・カルチェフスキーなど。
列車の中の人々
- ドラマ
制作年: 1961

1943年ドイツ占領下のポーランドの田舎駅の一日をユーモラスに描くドラマ。監督は「沈黙の声」のカジミェシュ・クッツ。出演はヤニナ・トラチク、アンジェイ・マイほか。2012年11月24日より、東京・表参道シアター・イメージ・フォーラムにて開催された「ポーランド映画祭2012」にて上映。デジタル上映。
サムソン
- 社会派
制作年: 1961

ナチスドイツによるポーランド侵攻を機にユダヤ人の迫害やゲットー蜂起の鎮圧といった戦時下の苛烈な歴史が、青年ヤクプ（メルラン）の人生を翻弄する様を描いたアンジェイ・ワイダ監督作。「地下水道」などの初期作では抗い得ないものとしての「歴史」が前面に押し出されたが、歴史の背後に息づく人間の苦悩が詩的なイメージを伴って掘り下げられる。地下活動に身を投じる共産主義者たちに導かれ、死さえ厭わなくなったヤクプの強さが、旧約聖書の英雄サムソンに重ね合わされる。国立映画アーカイブの特集「映画監督アンジェイ・ワイダ」（2024年12月10日～26日）にて35mmプリントをHD化した版が上映。