シドニー・エインスウォース

シドニー・エインスウォースの関連作品 / Related Work

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  • 半分の機会

    制作年: 1920
    ジェッス・ハムプトン氏がロバート・ソーンビー氏を監督として1年2本の特作品を撮させることになった。その第1回の作品がこれである。フレデリック・S・アイシャム氏の有名な小説をフレッド・マイトン氏が脚色せるもので、全篇壮快な活劇である。主役マーロン・ハミルトン氏は「情熱の審」その他で快男子振りを発揮せる人、相手のリリアン・リッチ嬢は「暁の前1時間」にも出演していたが、英国生れの喜歌劇の花形で、1917年ポーツマスで興行中、飛行家ニコルスン大尉と恋仲となり結婚したというロマンスを持った人。大尉が除隊になってから米国へ来て映画界の人となったのである。
  • 相照す肝膽

    制作年: 1921
    アメリカの有名なユーモリストなるアーヴィン・S・コップ氏の原作をチャールズ・ケネディー氏が脚色し、「自然児」等と同じくクラレンス・G・バッジャー氏の監督、ウィル・ロジャース氏の主演になった人情劇で、「夜の狼」や「曠野の武人」等出演のアイリーン・リッチ嬢の共演である。ウォールド誌は『小説としては面白いが、劇としては興味のない筋で、充分な了解やユーモアの欠けた監督は殊にこの作品を退屈なものにしている。しかしロジャース氏の良く知られた性格描写は良い』と評している。
  • 金持の親類

    制作年: 1922
    エドワード・E・キッダーの舞台劇に題材を採り、バーナード・マッコンヴィルが脚色し、「ジュビロー」「俺あジムさ」などと同じくクラレンス・G・バッジャーの監督でウィル・ロジャースの主演によって作られたもの。シルヴィア・ブリーマーとモリー・マローンとが相手役である。
  • 拳銃の刻印

    制作年: 1922
    「とんとん拍子」「剣と薔薇」等と同様トム・ムーア氏主演のゴールドウィン映画で、アーチボールド・クラヴァリング・ガンター氏の舞台劇からジェラルド・C・ダフィー氏が脚色したもの。監督は「警鐘乱打」等多数ゴ社映画でお馴染みのヴィクター・シェルツィンゲル氏である。相手役は久し振りのナオミ・チルダース嬢、其他目下レクス・イングラム氏映画によって大なる人気者となったラモン・ナヴァロア氏や「夫の真相」「揺籃」等出演のアンナ・レアー嬢等が共演している。
  • 妻となりて

    制作年: 1919
    ポーリン・フレデリックのゴールドウィン映画で、全く性質の反対な2人の女性の2役を演じている。原作はコスモ・ハミルトン、監督は「にこにこビル」などと同じくホバート・ヘンリーである。
  • 他所の娘

    制作年: 1919
    有名なレックス・ビーチ氏の原作に成ったアラスカ劇で、監督は「砂漠の情火」の監督者レジナルド・バーカー氏。主役は無い。全出演俳優が同じ位の重要さの役を演じている。カレン・ランディス嬢の扮する「他所の娘」が主役と云えば云える。「五人の剽軽者」と呼ばれる五人の悪漢が、厳めしい筋に軽い気分を添えている。昨年11月16日発売された極めて新しい映画で、近く大正活動写真会社の手で公開されよう。

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