あから始まるものでの検索結果

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  •   国内外で高く評価される新鋭・近浦啓監督が「コンプリシティ/優しい共犯」(2018)に続く長編第2作として、森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子の共演で描いた「大いなる不在」が、第48回トロント国際映画祭(現地時間9/7〜9/17開催)のプラットフォーム部門(コンペティション部門)でワールドプレミア上映されることが決定。海外ポスターとキャストのコメントが到着した。日本公開は2024年予定。     主人公を森山未來、父親を藤竜也、妻を真木よう子、父親の後妻を原日出子が演じる。森山と藤は初共演、森山と真木は「モテキ」(2012)に続く共演、藤と原は「ションベンライダー」(1993)以来40年ぶりの共演となる。 撮影は「誰も知らない」「海よりもまだ深く」などの是枝裕和監督作で知られる山崎裕(全編35mmフィルムで撮影)。サウンドミックス・デザインは「ドライブ・マイ・カー」を手掛けた野村みきと大保達哉のユニット、P.A.T Worksが担当。音楽は長編映画初参加となる新鋭作曲家・糸山晃司。 〈プラットフォーム部門〉は名匠ジャ・ジャンクーの作品に因んで命名された、2015年新設のコンペティション部門。日本人監督作の招待は、黒沢清監督「タゲレオタイプの女」(2016)以来2作目となる。映画祭にはキャストの森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子が揃って参加する予定。   〈コメント〉 森山未來 この度は『大いなる不在』が評価され、トロント国際映画祭のコンペティション部門という名誉あるセクションに選ばれたことを、心から光栄に思います。ある種の虚構の世界で生きる父にまるで俳優のように寄り添い、やがては世界に溶けていく彼を穏やかに見守る。近浦監督の実体験に着想を得たそんな物語に役者として参画するという、不可思議なレイヤーの海の中で揺れていた北九州での記憶が甦ります。トロントでの上映を経て、多くの方にこの作品を観ていただけることを願っています。 藤竜也 2022年、年が明けて間もないころ、近浦監督から新作のオファーを頂いた。『Empty House』『コンプリシティ/優しい共犯』に続いて3回目のご指名だった。嬉しかった。光栄なことだと思った。でも、期待に応えられるかどうか心配だった。台本を読んだ。読んだ、読んだ。私が演ずる男が好きになった。物理学を研究して、その分野で名を残したが、うんと普通で、煩悩にまみれた男。純粋ばかのおとこ。私は新幹線のように素早く、この男の中の入りこめたように思います。『大いなる不在』の試写を見ました。私の魂のどこかにくらった重い衝撃!これは何だろう?無理に分析したら、大切な何かが行方不明になりそう。この映画は、一人ひとりの見る側と、近浦さんの映画との会話で成り立つのではないかと思った。 原日出子 この度は出演作『大いなる不在』が、栄誉ある映画祭のコンペティションに選出されました。このような素晴らしい作品に出逢えましたこと、心から感謝いたします。そして近浦監督をはじめ映画制作に携わった全ての方たちにお祝い申し上げます。ある種ドキュメンタリーのようなリアリズムと、計算され、完成され尽くした作品作りの中で直美の役を生きた時間は私にとってかけがえのない時間となりました。素晴らしい作品に参加できたことを光栄に思います。是非世界の舞台に羽ばたいていって欲しいです。 真木よう子 私は、初めて生きている、歩く芸術に目を奪われた。それが森山未來の仕草であった。なんて美しく、気高く、女の私が敗北をくらった、許すまじ森山未來。台本を頂き、キャストの名を聞き、恐らくその頃からこの様な名誉を頂く作品だという事を疑う事すら愚かな事だと感じた様に思います。だけど、多くの人には共感させない。お目が高い人だけご覧下さい。 近浦啓監督 この映画は、その名の通り「不在」についての映画です。「ない」何かに向けて目を凝らすことは、その輪郭を形づくる「ある」何かに対して思索を深めることになります。そんな抽象的な考えを具象化し、ミステリー傾向の高いエンタテイメント映画に仕上げたい、という想いでスタートしました。日本が誇る役者の方々、そして、技術者の方々が集まってくれたことにこの場を借りて深く感謝いたします。トロント国際映画祭のコンペティションという大きな舞台でこの映画が船出できることをとても嬉しく思います。いつかきっとこの航海が、日本の劇場に辿り着きますように。心から願っています。   「大いなる不在」 監督・脚本:近浦啓 共同脚本:熊野桂太 出演:森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 特別協力:北九州フィルム・コミッション 製作:クレイテプス ©︎ 2023 CREATPS
  •   新鋭エレガンス・ブラットン監督が、ゲイであるため過酷な日々に直面しながらもアイデンティティを貫いた自身の半生を映画化した「インスペクション ここで生きる」が、8月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほかで全国公開。主人公フレンチをはじめとする新兵らが、ブートキャンプに着くや否や人間性を “インスペクション” (点検・検閲)されるシーンの映像が解禁された。     「重罪歴はあるか? 最近大麻を吸ったか? テロ組織に所属していたことは? 共産主義者か? 同性愛者か?」。教官たちの怒濤の詰問に、新兵たちは「ノー、サー!」と全力で答える。“インスペクション” という映画のテーマを象徴するシーンだ。 ブラットン監督は「海兵隊という場では日々、点検・検査が行われているのでもちろん軍隊・上官からフレンチへの “インスペクション” ということもあるし、同時に社会の中で自分が “インスペクション” されるという意味合いも込められています」とタイトルの含意を明かし、「私は、軍隊に対して否定も賛同もしていない。この映画を通して会話を生み出して欲しかったのです」と語っている。     Story ゲイであるため母に捨てられ、16歳から10年間ホームレス生活を送ってきたフレンチ。居場所がなく、自らの存在意義を求める彼は、たったひとつの選択肢と信じて海兵隊へ入る。だが訓練初日から教官にしごかれ、さらにゲイであることが知れ渡ると激しい差別に遭遇。何度も心が折れかけるが、そのたびに自らを奮い立たせ、暴力と憎悪に毅然と立ち向かう。そして孤立を恐れず、同時に決して他者を見限らない彼の信念は、徐々に周囲の意識を変えていく──。   ©2022 Oorah Productions LLC.All Rights Reserved. 配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ ▶︎ 過酷な場所でアイデンティティを貫く。エレガンス・ブラットン監督の実話に基づく「インスペクション ここで生きる」
  •   失われた音楽《民謡》を《民の歌》として甦らせるため、クンビア、ラテン、アフロ、レゲエなどさまざまなダンス・ミュージックとの融合を試みるバンド〈民謡クルセイダーズ〉。その5年間の軌跡を収めたドキュメンタリー「ブリング・ミンヨー・バック!」が、9月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開される。メインビジュアルと予告編が到着した。     東京・福生を拠点に活動し、日本各地の民謡にラテンやアフロビートをミックスする独自のアレンジを加えてきた民謡クルセイダーズ。2017年の1stアルバム『エコーズ・オブ・ジャパン』はピーター・バラカンやライ・クーダーなどに激賞され、2019年にはワールドツアーを敢行。本年度のフジロックでも会場を沸かせた。 監督の森脇由二は2017年、民謡クルセイダーズのライブに衝撃を受け、その場でドキュメンタリー制作を直談判して撮影をスタート。ワールドツアーにも同行し、彼らが民謡を再構築して現代のオーディエンスのために「民謡を取り戻す」過程に密着してきた。 コロンビアでは現地のバンド、Frente cumbieroとセッションし、民謡のさらなるアップデートを模索。また、元ちとせや久保田麻琴といったミュージシャン、ならびにピーター・バラカンや岸野雄一ら評論家へのインタビューを通し、「民謡とは何か」を探っていく。     メインビジュアルは、デザイナーとしても活躍する民謡クルセイダーズのリーダー田中克海がデザイン。予告編は『串本節』『会津磐梯山』にのせて国内外のオーディエンスが歌い踊るさまを紹介し、「民謡=民の歌」であることを印象づける。       ピーター・バラカン監修の音楽映画祭〈Peter Barakan‘s Music Film Festival 2022〉で上映された本作だが、今回は、2022年のヨーロッパツアーのライブ映像を加えた完全版での単独公開となる。 バラカン氏は「ここ数年ぼくにとって日本で最も好きなバンドは民謡クルセイダーズです。日本独自の音楽をここまでダイナミックに聞かせるという型破りな姿勢に唸ります。最近ヨーロッパなどでライヴの人気が益々勢いづいている彼らの姿を撮ったとても楽しいドキュメンタリーです」とコメント。 民謡を紹介するラジオ番組『駒井蓮のニポミン!』(NHK-FM)でMCを務める民謡アンバサダーで俳優の駒井蓮は、「民謡は様々な時代を生きた日本人の「生」そのもので、私たちの中に彼らのリズム、魂が流れ続けていることを強く実感させてくれます。「民謡だから自由になれる」という言葉の通り、現代なりに民謡とコミュケーションをとり遊ぶ民謡クルセイダーズさんの音楽は、そんな「生」の歴史を生き生きとさせて、新しい日本音楽を創造していくのだと思いました!」と称えている。 なお、ヒューマントラストシネマ渋谷では9月16日(土)にミニライブ+盆踊りつきの「踊り上映」を開催。9月25日(月)にはピーター・バラカンを迎えたトークイベントも予定している。       「ブリング・ミンヨー・バック!」 プロデューサー・ディレクター・撮影・編集:森脇由二 出演:民謡クルセイダーズ、Frente Cumbiero、ピーター・バラカン、久保田麻琴、岸野雄一、大石始、元ちとせ、俚謡山脈、東京キューバンボーイズ、コデランニー 2022年/日本/90分/16:9/カラー/ステレオ 配給:ALFAZBET 公式HP:https://www.bringminyoback.com
  •   無実の黒人男性が白人警官に殺害された衝撃の実話を、モーガン・フリーマンが製作総指揮を務めて映画化。一部始終をリアルタイム進行で描く「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」が、9月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開される。予告編と場面写真が到着した。     2011年11月19日早朝のニューヨーク。躁うつ病を患う黒人のケネス・チェンバレン(フランキー・フェイソン)は、就寝中に医療用通報装置を誤作動させてしまった。安否確認で3人の白人警官が駆けつけると、ケネスはドア越しに通報は間違いだと伝えるが聞き入れてもらえない。 初めこそ穏便に対応していた警官たちだが、ドアを開けないケネスに不信感を募らせ、高圧的な態度に。そして警官の到着からわずか90分後の午前7時、ケネスはドアを壊して入ってきた警官に撃たれ、死亡する──。     企画に感銘を受けたモーガン・フリーマンが、「インビクタス」のプロデューサーであるロリ・マクレアリーと組んで製作総指揮を担当。モーガンは「この映画は、警官がいかに間違った対処をしているかを真にドラマチックに描いたものです。そして、この事実を広めることが私たちにできる最善の方法だと思います」と語っている。主演のフランキー・フェイソンは、ゴッサム賞で最優秀主演男優賞を受賞した。衝撃のサスペンスに注目だ。     「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」 製作総指揮:モーガン・フリーマン 監督・脚本・プロデューサー:デビッド・ミデル 出演:フランキー・フェイソン、エンリコ・ナターレ、アニカ・ノニ・ローズ 2020年/アメリカ/英語5.1ch/83分/原題:The Killing of Kenneth Chamberlain/字幕翻訳:柴田麻衣子 配給:AMGエンタテインメント © 2020 KC Productions, LLC. All Rights Reserved 公式HP:http://kokc-movie.jp
  •   「私ね、後、一週間で死んじゃうの」。彼女に唐突に告げられて戸惑いながら寄り添う“僕”と、運命を受け入れて自分らしく生きる彼女との物語を紡いだ嶽本野ばらの小説『ハピネス』(小学館文庫刊)が、窪塚愛流と蒔田彩珠のW主演で、篠原哲雄のメガホンにより映画化される。公開は2024年。     〈コメント〉 窪塚愛流(国木田雪夫役) 俳優として生きる。そう決意した日から今年で三年目を迎えました。「まだ三年。もう三年」と色んな視点で見る事は出来ますが、僕は後者でした。そして今回の作品のことを初めて耳にした時は嬉しさより、自分の実力では主演は担えないと弱音がこぼれそうでした。ですが、台本に目を通した時、それまで感じていた後ろ向きな気持ちが一変して、消え去ったのです。 初主演映画の名は『ハピネス』それは幸福、喜び。でも、物語のなかの雪夫の本心とは対照的な言葉かもしれない。そう感じた僕は、雪夫と共にその意味を深く探求し、こんなにも愛おしく色づくのだと知りました。 人それぞれの愛の形が存在する世界で、類のない残された時間。様々な気持ちが交差するなかで彼女の想いと雪夫が決めた決意の先にあること。 貴方ならどう受けとめますか。 蒔田彩珠(山岸由茉役) このお話を頂いた時、自分の引き出しには無いことばかりで、大丈夫かな?と不安になりました。 余命わずかとわかった時に自分だったらどうするか、それは考えても分からない事でした。 脚本の中で由茉を大切に思う人達がそうしたように、私も由茉にしっかりと寄り添おう。そうすることで少しずつ由茉になる事が出来ました。 ロリータファッションも奥が深く、可愛く、楽しいものでした。沢山の素敵な衣装を着たので、そこも楽しみの一つだと思います。 由茉が1日1日を懸命に生きる姿、自分の気持ちを押し殺し寄り添う人たちの強さ。この作品には大切なものが沢山詰まっています。観てくださった方が、出会えてよかった。と、思える作品になっていたら嬉しいです。 嶽本野ばら(原作) この作品を書き終えた時、引退しようと思っていました。それほどまでに読者に届けたい全てを込めることが出来たからです。2006年に出版した小さな物語が何故、あと少しで20年を経ようとする今、映画として求められたのか…。作品が作者の手を離れて読む人、一人一人の特別な記憶として所持されるように、映画版もまた観る人、一緒に観た者同士の、かけがえのない記憶になればどれだけ光栄なことか。 最後に一言。大好きな作品です!貴方もこれを“ハピネス”なラブストーリーとして抱え持ってくださることを期待して! 篠原哲雄(監督) 「ハピネス」はネタバレをしてはならない作品である。17歳の人生に起きてしまう運命的な出来事。寄り添う家族や友人がそれをどう受け止め、懸命に振舞うか?その自然で人間的な営みを日常の出来事として丁寧に掬って描いていくこと。これらを演出の命題として取り組んだ。もう一つ、人には大切にしている特別なものがそれぞれある。夢を果たすために後悔なく行動すること。窪塚愛流、蒔田彩珠の一見贅沢な振る舞いが実は慎ましさに満ちている。その切実さこそが「ハピネス」の根幹なんだと思う。   「ハピネス」 出演:窪塚愛流、蒔田彩珠 原作:嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊) 監督:篠原哲雄 脚本:川﨑いづみ 製作:『ハピネス』製作委員会 配給:バンダイナムコフィルムワークス ©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会 公式サイト:happiness-movie.jp