かから始まるものでの検索結果

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  •   “オマさん” の愛称で親しまれ、2022年3月8日に新型コロナウイルス感染による肺炎のため89歳でこの世を去った世界的なジャズベーシスト、鈴木勲。その音楽人生に迫ったドキュメンタリー「JAZZ GODFATHER」が、11月11日(金)より新宿K'sシネマほかで全国順次公開される。予告編が到着した。     国内はもとより、エラ・フィッツジェラルドやチャールズ・ミンガスらと共演するなど海外でも実力を認められた鈴木勲。多数のアルバムを発表して後進の育成にも尽力、ジャズ界を牽引して “JAZZ GODFATHER(ジャズ・ゴッドファーザー)” と呼ばれるように。     山下洋輔、日野皓正、鈴木良雄、秋山一将らジャズ・ミュージシャンの証言を織り交ぜ、鈴木の演奏および日常のシーンからその奔放で独特な素顔を紐解いた本作。監督・構成はエンタメ活動集団〈ボクらの罪団〉を主宰する演出家兼作家の高橋俊次、プロデューサーは「非金属の夜」の監督である中田圭が務める。 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2023、韓国チェチョン国際音楽映画祭2023でも好評を博した、ジャズファン必見作だ。     「JAZZ GODFATHER」 出演:鈴木勲、山下洋輔、日野皓正、鈴木良雄、秋山一将 監督・構成:高橋俊次 プロデューサー:中田圭 共同プロデューサー:土田真樹 エグゼクティブプロデューサー:中島一郎 音楽・音響:大野恭史 編集:南智之 撮影:佐々木大介 製作:ロックス 配給・企画・制作:ZANY 配給・宣伝:フリーマン・オフィス 2023年/日本語/71分 ©株式会社ロックス
  •   ジャーナリストのデイヴィッド・グランによる犯罪ノンフィクションを原作に、マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオと6度目のタッグを組んで紡いだ愛と裏切りのサスペンス「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」が、10月20日(金)より公開。同作でロバート・デ・ニーロが演じる町の有力者について、スコセッシとディカプリオが語る特別映像が到着した。     1920年代のオクラホマ州で、先住民族のオセージ族は石油を掘り当て、一夜にして莫大な富を手にする。ところがそれを白人たちは強奪し、殺人にも手を染めていく……。町にやってきたアーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)は、オセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)と恋に落ちて結婚するが、彼らを利用しようと企むのがロバート・デ・ニーロ演じるウィリアム・“キング”・ヘイルだ。     「ウィリアム・“キング”・ヘイルは並外れた人物。表の顔は優しいが残忍さを隠し持つ」とスコセッシが話す通り、オセージ族の信頼を得ていたヘイルはもう一つの顔を現す。ディカプリオは「実際にヘイルは悪の典型だった」「彼はオセージの富と領土を奪い取ろうとする。彼らを利用し操る」と指摘。 スコセッシは「とても複雑。彼はまるで預言者。白人の時代が来たと信じている」「肝心なのは、ヘイルはオセージ族が確かに好きだったということ」「だから、悪役とヒーローという単純な話ではない」ともコメントしている。一筋縄ではいかないキャラクターに注目したい。     Story アーネスト・バークハートは、有力者である叔父のウィリアム・ヘイルを頼ってオクラホマへ移住。そしてオセージ族のモリー・カイルと夫婦になるが、周囲で不可解な連続殺人事件が起きる。人々が混乱する中、ワシントンDCから派遣された捜査官は真相を追求。事件の裏には驚きの真実が隠されていた──。   「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」 監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーン、タントゥー・カーディナル、カーラ・ジェイド・マイヤーズ、ジャネー・コリンズ、ジリアン・ディオン、ウィリアム・ベルー、ルイス・キャンセルミ、タタンカ・ミーンズ、マイケル・アボット・ジュニア、パット・ヒーリー、スコット・シェパート、ジェイソン・イズベル、スターギル・シンプソン 脚本:エリック・ロス、マーティン・スコセッシ プロデューサー:マーティン・スコセッシ、ダン・フリードキン、ブラッドリー・トーマス、ダニエル・ルピ エグゼクティブプロデューサー:レオナルド・ディカプリオ、リック・ヨーン、アダム・ソマー、マリアン・バウアー、リサ・フレチェット、ジョン・アトウッド、シェイ・カマー、ニールス・ジュール 配給:東和ピクチャーズ 画像提供:Apple 映像提供:Apple 公式サイト:kotfm-movie.jp
  •   「青いパパイヤの香り」「シクロ」の名匠トラン・アン・ユン監督が、ジュリエット・ビノシュとブノワ・マジメルの共演で、美食家と料理人の愛と人生を描出。第76回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞し、第96回アカデミー賞国際長編映画賞フランス代表に選ばれた「ポトフ 美食家と料理人」が、12月15日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほかで全国順次公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     《食》を芸術に高めた美食家ドダン(ブノワ・マジメル)と、彼が閃いたメニューを完璧に再現する料理人ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)。二人が生む極上料理への驚きと熱狂は、ヨーロッパ中に広がる。 ある日、ユーラシア皇太子の晩餐会に招待されたドダンは、豪華なだけで論理もテーマもない大量の料理にうんざりする。そして、最もシンプルな料理〈ポトフ〉で皇太子をもてなそうと決意する中、ウージェニーが倒れてしまう。ドダンは初めての挑戦として、すべて自らの手で渾身の料理を作り、愛するウージェニーを元気づけることに──。     トラン・アン・ユンの7年ぶりの新作であり、ジュリエット・ビノシュとブノワ・マジメルは20年ぶりに共演。 料理を監修したのはミシュラン三つ星シェフであり、前衛的な創作ぶりから《厨房のピカソ》と称えられるピエール・ガニェール。彼はシェフ役で登場もする。監督は調理過程を1台のカメラで撮影し、魚や肉を焼いたり煮たりする音を丁寧に捉え、自然光を基本とすることで、食の芸術を追求した。ウージェニーとドダンのピュアな愛のドラマ、そして共に挑む究極のポトフに注目だ。 ※東京国際映画祭2023ガラ・セレクション部門での上映が決定、トラン・アン・ユン監督の舞台挨拶とマスタークラスも予定されている。   「ポトフ 美食家と料理人」 監督・脚本・脚色:トラン・アン・ユン 出演:ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメル 料理監修:ピエール・ガニェール 配給:ギャガ 原題:La Passion de Dodin Bouffant/2023/136分/フランス/ビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳:古田由紀子 ©2023 CURIOSA FILMS ー GAUMONT ー FRANCE 2 CINEMA 公式サイト:https://gaga.ne.jp/pot-au-feu/
  •   不条理スリラー「ビバリウム」が話題を呼んだロルカン・フィネガン監督が、順風満帆な一家に想像を絶する悪夢が襲いかかるさまを描いた「NOCEBO/ノセボ」が、12月29日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。     ファッションデザイナーとして名を馳せるクリスティーンは、ダブリン郊外で夫と娘と共に順風満帆な生活を送っていた。ある日の仕事中、彼女はダニに寄生された犬の幻影に襲われる。その8ヵ月後には、筋肉の痙攣、記憶喪失、幻覚など原因不明の症状に悩まされていた。 そんなクリスティーンの前に、ダイアナと名乗るフィリピン人の “乳母” が出現。雇った覚えがなく訝しむクリスティーンだったが、いつしかダイアナが施す伝統的な民間療法にのめり込んでいく。それは一家を襲う悪夢の始まりだった──。     クリスティーンを演じるのは「007/カジノ・ロワイヤル」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエヴァ・グリーン。夫のフェリックス役には「キングスマン」シリーズのマーク・ストロング、謎多きダイアナ役にはフィリピン出身のシンガーソングライターであるチャイ・フォナシエ。 ダイアナは何者なのか、そしてクリスティーンの運命は? 奇天烈なホラーに注目だ。     「NOCEBO/ノセボ」 監督:ロルカン・フィネガン 脚本:ギャレット・シェインリー 音楽:ホセ・ブエンカミーノ 編集:トニー・クランストン 撮影:ラデク・ラドチェック、ジャクブ・キヨフスキ 衣装デザイン:レオニー・プレンダーガスト プロダクションデザイン:ルーシー・ヴァン・ロンクハウゼン 出演:エヴァ・グリーン、マーク・ストロング、チャイ・フォナシエ、ビリー・ガズドン 2022年/アイルランド・イギリス・フィリピン・アメリカ/カラー/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/97分/英語 日本語字幕:平井かおり/原題:NOCEBO/レイティング:G/配給:クロックワークス 公式サイト:https://klockworx-v.com/nocebo/ Copyright © Lovely Productions Limited / Wild Swim Films Limited MMXXII. All Rights Reserved.
  • アクション映画にも女性活躍の波は寄せつつある。女優オルガ・キュリレンコが“最強の料理人”を演ずる傑作アクション『ハイ・ヒート その女 諜報員』のレンタルが10月13日にリリースされた。アクション女優として確固たる地位を築くオルガ・キュリレンコのハードなアクションと、現代の夫婦問題を風刺したブラックな笑いも楽しめる本作の魅力について解説する。 女性版“最強の料理人”の誕生  “最強の料理人”というフレーズは20世紀には『沈黙の戦艦』(1992)『暴走特急』(1995)でスティーヴン・セガールが演じたケイシー・ライバックのためにあった。 ところが21世紀、同じフレーズをジャックする映画が現れた。しかも主演は女優である。近年『サンティネル』(Netflix・2021)、『ザ・クーリエ』(2019)などでハードなアクション映画を成功させているオルガ・キュリレンコが主演した『ハイ・ヒート その女 諜報員』は、高級フレンチ・レストランを開店したばかりのオーナーシェフが、営業妨害しようとするギャングと壮絶なバトルを繰り広げるアクションだ。多くのシーンがレストランの厨房で撮影され、調理器具や冷蔵庫を巧みに利用して視聴者をニヤリとさせる。彼女の夫を演ずるのは刑事ドラマ「マイアミ・バイス」のドン・ジョンソン。相変わらず二枚目だが、本作の彼は優柔不断、借金まみれで酒ばかり飲み、何ひとつ事件を解決しない初老の男を情けなく演じる。かつては“男の中の男”のイメージだったドンにとっては新境地といえるかもしれない。 アクションとブラックな笑いのコントラスト フランスからアメリカへやってきたアナ(オルガ・キュリレンコ)は実業家のレイ(ドン・ジョンソン)と結婚し、念願のフレンチ・レストラン開店にこぎつける。だがその日、レイのもとにマフィア風の男が現れ、ボスとの面会を強要する。実はレイは過去に何度もレストラン経営に失敗しており、アナに隠した莫大な借金があったのだ。金を返さないレイに怒ったマフィアはレストランへの放火を実行。だが、ギャングたちの前にアナが立ちはだかる。アナにはレイに隠していたKGB(ロシア国家保安委員会)の腕利きのエージェントという過去があったのだ。 夫婦が互いの秘密の過去を知り、唖然とする実にリアルな場面である。アナの出現に面食らい、マフィアは次々と刺客を送り込む。しかしアナはマシンガンを片手に本格的な反撃を開始する──。 オルガ・キュリレンコのシャープなアクションと、情けないマフィアたちの巻き起こすブラックな笑いのコントラストが楽しい。後半、アナの援護のために現れるKGB時代の親友・ミミ(ケイトリン・ダブルデイ)とその家族たちの巻き起こす騒動も本作の重要なアクセントだ。ドン・ジョンソンのファンにも、終盤にはお楽しみが待っている。ケラケラ笑いながら84分間があっという間に過ぎるハイスピード・アクションの誕生である。 稀有なアクション女優に育ったオルガ・キュリレンコ 主演のオルガ・キュリレンコは1979年、ソ連時代のウクライナに生まれた。1995年、16歳でファッションモデルとして渡仏し、トップモデルに成長したが彼女はそのキャリアに満足せず女優として活動し、2005年には小川洋子の小説を映画化した『薬指の標本』(監督:ディアーヌ・ベルトラン)に主演。2007年『ヒットマン』(監督:サヴィエ・ジャン)や2008年の『007 慰めの報酬』(監督:マーク・フォスター)などをきっかけにアクション演技にも目覚め、『その女諜報員 アレックス』(2015・監督:スティーブン・カンパネッリ)以降はサブミッションの要素を取り入れたスピーディで激しい技闘に挑戦、アクション女優として独壇場にいる。70年代の志穂美悦子、90年代のミッシェル・ヨーなど男勝りのスタントをこなしたスター女優は多いが、オルガ・キュリレンコはスーパーモデル出身であり、洗練された女性美とハードアクションを兼ね備えた稀有な女優といえる。 現代の夫婦問題のパロディとして また興味深いのは、本作が現代社会における夫婦の問題のパロディになっている点だ。富豪と結婚したと思っていたアナだが、夫のレイは借金まみれだった。レイも妻の素性を知らなかった。熱愛直後に結婚した夫婦の、相互不理解の典型例のようではないだろうか。   さらに、アナを援護するミミと夫のトム(クリス・ディアマントポロス)はストレス多き倦怠期にある。妻に見下され、罵られてばかりいるレイのこぼす「これが職場結婚だ」の言葉が笑えるけれども切ない。妻たちはみな強く、積極的で決断力がある。一方、夫たちは優柔不断で弱々しく、妻に引きずられている。現代女性の傾向をコメディとして誇張する一方で、見方によっては演出者のミソジニスト的視線を感じるかもしれない。その点については議論が待たれるが、製作者はそこに妻たちが“元ロシアKGBのエージェント”という巧妙なエクスキューズを用意した。すなわち彼女たちは民主的な世界で生きてこなかったのだと。気がつけば、やられたと感じる設定なのである。 監督のザック・ゴールデンはニューヨーク市生まれ。テレビドラマの脚本を書いたのち、2018年に初の長編映画「囚人614の脱走(The Escape of Prisoner 614)」で西部劇に挑戦し評価を得た。長編第2作となる本作は低予算ではあるものの、「ミッドウェイ」製作のハリウッド資本も参加した。コーエン兄弟の初期作を思わせるような乾いて毒のある笑いを盛り込むのが上手く、今後の活躍が期待される。ハイテンションな活劇の要素だけではない、人間を描いた深みが本作にはある。じっくりと鑑賞するに値する映画といえるだろう。 文=藤木TDC 制作=キネマ旬報社   https://www.youtube.com/watch?v=ij2Ob8QNEoU 『ハイ・ヒート その女 諜報員』 ●10月13日(金)レンタルリリース ●2023年/アメリカ/本編84分 ●監督:ザック・ゴールデン ●脚本:ジェームス・ピーダスン ●プロデューサー:フィル・ハント ●アクション監督:ドリュー・リーリー ●出演:オルガ・キュリレンコ、ドン・ジョンソン、ダイヤモンド・ダラス・ペイジ、ケイトリン・ダブルディ、クリス・ディアマントポロス ●発売・販売元:アメイジングD.C. © MAMA BEAR THE FILM, INC. 2023

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