しから始まるものでの検索結果

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  •   ヒットメーカーの堤幸彦監督と演劇界の人気俳優たちが組み、前人未踏の舞台に挑む7人の制作発表からゲネプロ(=最終リハ―サル)までの13日間を描くミステリー「ゲネプロ★7」が、4月21日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開される。   [caption id="attachment_19151" align="aligncenter" width="850"] ▲主演の三浦海里[/caption]   7人組ユニット〈劇団SEVEN〉の新メンバーである主人公・山井啓介を演じるのは、ABEMAのオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子』で主役の座を射止めた新星・三浦海里。堤監督は三浦を「オーディションを勝ち抜いてきた理由がよくわかった。集団の中で存在感を出す事が天才的にうまい。逸材!」と称えている。他のメンバー6人の情報は、12月9日(金)より毎日18:00に1人ずつ解禁される。   監督:堤幸彦コメント わずかの日程でしたが、人気はあるが目的を失った男達の劇団の悲哀を密室劇場空間でアクションたっぷりに撮影することができました。惚れ惚れする力量のキャストのパワーと魅力が満載です!是非、映画館という『劇場』で彼らと同じ舞台に立って下さい! 主演:三浦海里(山井啓介【妖精パック】役)コメント 昔から沢山の作品を観てきた堤さんが監督ということで、撮影に入る前は「撮影が早く始まってほしい!」という気持ちと「このワクワクを取っておきたいから、始まって欲しくない!」という2つの気持ちがせめぎ合っていました。山井が〈劇団SEVEN〉に1人で入っていく設定は、他のキャストの皆さんのほとんどが今回初対面だったので、自分自身とリンクして、おどおどしている様子は演じやすかったです。ゲネプロで妖精パックを演じるシーンでは、「この役を楽しもう!」と思ってやりました。   Story 若者から絶大な人気を誇る7人組ユニット〈劇団SEVEN〉。シェイクスピア作品の登場人物たちが真の主役を奪い合う話題の新作舞台『シェイクスピア・レジェンズ』の準備に向けて、新メンバー山井の加入が控える中、カリスマ的リーダーの蘇我が急死する。 すると亀裂の生じた劇団員はミスを責め合い、稽古に身が入らない。さらに“ある秘密”が告げられたことで、運命の歯車が狂い出す。 誰かが罠を仕掛け、操っているのか? 不気味な影が忍び寄り、猜疑心と焦燥感に駆られる7人。その絆を壊そうとする黒幕の正体は?   「ゲネプロ★7」 監督:堤幸彦 脚本:川尻恵太 制作プロダクション:オフィスクレッシェンド 製作:映画「ゲネプロ★7」製作委員会(ABEMA、ネルケプランニング、ギャガ、ローソンエンタテインメント、S-SIZE) 配給:ギャガ ©映画「ゲネプロ★7」製作委員会 公式HP:gaga.ne.jp/gene7movie/
  •   「バベル」「パシフィック・リム」の国際派女優・菊地凛子が、20年ぶりに熊切和嘉監督とタッグを組み、初の邦画単独主演。人生を諦めていた女性の一夜の東北旅を描くロードムービー「658km、陽子の旅」が2023年に公開される。     〈TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM〉で2019年に脚本部門・審査員特別賞に輝いた室井孝介の企画を映画化した本作。熊切監督は「空の穴」(01)で組んだ菊地凛子にオファーし、菊地は「自分を見出してくれた熊切監督ならば」と快諾、冬の東京〜青森間ヒッチハイク旅に身を投じる陽子を全編ノーメイクで演じ切る。   主演・菊地凛子コメント 熊切和嘉監督には、20年前私が女優としてやっていけるか、不安だった時に『空の穴』ではじめて大きな役をいただきました。この作品をきっかけに私は俳優の道を行くことを決め『バベル』など海外の作品にも挑戦することが出来ました。この20年間、熊切監督が活躍されている姿や作品を拝見するたびに、自分はまた声をかけてもらえる俳優として成長できているのか、もしその時がきたら全力で熊切監督の作品にぶつかっていこうと思っていました。その思いが、形となって、この作品で、ついに叶いました。40歳台となった私の新たな道の節目として、この作品に参加できたことを何よりも誇りに思います。 監督・熊切和嘉コメント 最初に出会った頃の菊地さんはまだ本名で活動されていて、僕ら映画を撮ってる仲間うちでの「妹分」みたいな存在でした。それがあれよあれよという間に国際的な映画俳優になって、活躍を嬉しく思う反面、もう二度と逢えないのかなと寂しくも感じていました。それがまさか、こうして20年ぶりに一緒に映画を作れるとは!毎日が新鮮で感慨深く、本当に夢のような撮影でした。 原案&共同脚本・室井孝介コメント 最初は映画になるあてもなく、ただこの物語を形にしなければという思いで脚本を書いていました。まさか菊地凛子さん主演、熊切監督で実現するとは。劇場の大きなスクリーンで多くの人に見てもらえるのを楽しみにしています!   Story 東京で夢破れて人生を諦め、惰性で日々を過ごしていた就職氷河期世代のフリーター・陽子(菊地凛子)は、夢への挑戦を反対されてから20年以上も断絶していた弘前に住む父が亡くなったと知らされる。そして従兄である茂の一家の車に無理やり乗せられ、帰郷することに。ところが道中のサービスエリアで、トラブルを起こした子どもに気を取られた茂に置き去りにされ、所持金のない陽子はヒッチハイクを余儀なくされる。果たして明日の出棺までに到着できるか? シングルマザー、人懐こい女の子、怪しいライター、温かな夫婦、そして若き父の幻──さまざまな出会いが、陽子の凍った心を溶かしていく。   「658km、陽子の旅」 監督:熊切和嘉 原案&共同脚本:室井孝介 共同脚本:浪子想 出演:菊地凛子 製作:『658㎞、陽子の旅』製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、オフィス・シロウズ、プロジェクト ドーン) 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント 制作プロダクション:オフィス・シロウズ 配給・宣伝:カルチュア・パブリッシャーズ 宣伝協力:DROP. ©2023「658km、陽子の旅」製作委員会 公式サイト:https://culture-pub.jp/yokotabi.movie/
  •   服役中の元お笑い芸人のもとへ、かつてのマネージャーが結婚報告をすべく、取り残された元相方を連れて面会へ──。ユーモラスな道中を描く1日だけのロードムービー「北風だったり、太陽だったり」が、12月10日(土)より渋谷ユーロスペースで公開。柄本佑、勝地涼、角田晃広(東京03)、三宅唱監督ら著名人のコメント、および追加場面写真が到着した。     俳優としても活躍する森岡龍の「ニュータウンの青春」以来約10年ぶりの監督作となる「北風だったり、太陽だったり」。森岡自身の結婚時の環境や心境の変化、そして感謝を面と向かって伝えたいという思いから着想され、16mmフィルムで撮り上げた。 元マネージャーの葉山を橋本一郎(「それぞれの花」「信虎」)、元相方の奥貫を足立理(『重版出来!』)が演じ、川添野愛、フジエタクマ、浦山佳樹、宮部純子、松㟢翔平ら個性的な俳優が脇を固めている。   コメントは以下。 東京03 角田晃広 みんなそれぞれの人生を、それぞれの感情で生きているから交わると面白い。この作品を観て、珍しく人と関わりたくなりました。あと単純にこの日のドライブでの経験、ちょっと羨ましい… 柄本佑(俳優) 「ニュータウンの青春」から10年ぶりらしい森岡龍監督作。尺は35分。うん、確かに森岡龍の映画だ。でも明らかに色気が増してる。10年経過するとこんなに熟すのか?監督の描きたいことは変わっていないように思った。でも明らかに奥行きが違う。ゆったりと時間が漂い、監督はどっしりと俳優を見つめている気がした。クソゥ。10年も経ってしまったか。これから2年おきには龍の「熟し」を観たい。欲を言えば長編で。最後に、あの状況下で腰を振って踊ってたのは龍だね。最高じゃんっ。 勝地涼(俳優) 人生に立ち止まってしまってる男がかつての相方に面会をしにいき少し前を向けるそんな1日。カットごとにニヤニヤとしてしまう遊び心を感じる。どのシーンも絵的には寒々しいのだが、温かみを感じる優しい映画だなと思いました。それでも生きていくんだということをわかりやすくではなくそっと背中を押してくれるような森岡龍の人間味が溢れてる、人に会いたくなる映画だと思いました。10代からの俳優仲間であり心友である森岡龍が「今」撮りたかったものに僕も背中を押されました。ありがとう。 いまおかしんじ(映画監督) こんな一日あったなと、後々思い出す。変な一日。アホらしくてくだらなくてどうでもいいような出来事が、なぜか突然頭の中に蘇ってきて、無性にホッとすることがある。 三宅唱(映画監督) 出てくる人らがみんないい顔をしていて、それをみるだけでなぜだか楽しい気分になる。これはすごいことで、それだけでも必見。『ニュータウンの青春』を越える青春映画の傑作はその後10年まだ誰も作ることができていないが(この10年いろいろあったなあ)、森岡龍が「再会」を題材に新作を作ってくれた。またしても、可笑しみや哀しみがたっぷり詰め込めまれた映画だ。最高だね! 宇田川幸洋(映画評論家) 呼吸がいい。ちんたらしているようでテンポがいい。ダメな人間ばかり出てくるのもいい。役者がみんなとてもいい。もっと長く見ていたい。せめてあと30分。どうか、つづきを見せてくれ! 川村夕祈子(キネマ旬報編集者) 35分の小品なれど、道中は山あり谷あり、雪も降り、十分に劇的。塀の外で息苦しく暮らす男、塀の中にいても笑いのセンスは衰えない男、そこまで深刻でもない男たちの悲哀が16ミリの映像と似合う。 (キネマ旬報12月上旬号「編集部のオススメ映画」より抜粋)                     「北風だったり、太陽だったり」 出演:橋本一郎、足立理、川添野愛、フジエタクマ、浦山佳樹、宮部純子、松㟢翔平、島村和秀、秋場清之、嶺豪一、遠藤雄斗、東田頼雄、高木健、北見紬、北見環、森岡龍、飯田芳 脚本・編集・監督:森岡龍 撮影:古屋幸一 照明:山口峰寛 監督補・録音:磯龍介 美術・スチール:上山まい 演出部:佐藤リョウ、山本敦貴、野田麗未 撮影助手:角洋介、西村嵩毅 照明助手:北川泰誠 制作・車両:鹿江莉生、東田頼雄 車両応援:高木健 カラリスト:廣瀬有紀 整音:根本飛鳥 音楽:UCARY VALENTINE デザイン:可児優 WEB:大井健司 現像:IMAGICA 宣伝協力:MAP 配給協力:ミカタ・エンタテインメント 制作協力:SONHOUSE 企画・製作:マイターン・エンターテイメント カラー/ステレオ/DCP/35分 2022 © マイターン・エンターテイメント 公式HP:https://kitakazedattari.com
  •   2021年7月期にTBS日曜劇場枠で放送された救命医療ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の劇場版が、4月28日(金)公開。予告映像が到着し、スペシャルドラマ製作が発表された。     最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場に駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、危険を顧みず奮闘する医療チーム【TOKYO MER】を描いた『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。 熱いドラマは評判を呼び、〈コンテントアジア賞2022〉でベストアジアドラマ部門・最優秀賞、〈第4回アジアコンテンツアワード〉で鈴木亮平が主演男優賞を受賞するなど、海外での評価も高まっている。 劇場版では【TOKYO MER】のチーフドクター・喜多見幸太役の鈴木亮平をはじめ、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子らレギュラーキャストが続投。そして新たに杏とジェシー(SixTONES)が参加する。脚本の黒岩勉、監督の松木彩ら製作陣も再集結。     【TOKYO MER】が今回出動するのは横浜みなとみらい、大規模火災が発生したランドマークタワーだ。新設されたライバル組織【YOKOHAMA MER】と、彼らのERカー【Y01】も登場する。 「待っているだけじゃ、救えない命がある」というTOKYOの喜多見チーフ(鈴木亮平)に、「待っていなくちゃ、救える命も救えなくなる」と真っ向から異を唱えるYOKOHAMAの鴨居チーフ(杏)。次々と巻き起こる爆発、燃え盛る炎、そして予想外の危機に見舞われる中で、彼らは人々を救えるか?   また、映画公開を記念したドラマシリーズの一挙再放送は先日発表されたが、このたび完全撮り下ろしスペシャルドラマの製作も決定。詳細は続報を待ちたい。   「劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』」 出演:鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー(SixTONES)、フォンチー、菜々緒、杏、鶴見辰吾、橋本さとし、渡辺真起子、仲里依紗、石田ゆり子 監督:松木彩 脚本:黒岩勉 配給:東宝 ©2023劇場版『TOKYO MER』製作委員会 公式HP:https://tokyomer-movie.jp/
  • 怖いんだけど笑えて、しかも社会派――。当代一流の映像の魔術師、SABU監督がEXLIE NAOTOを主役に据えて手がけた映画「DANCING MARY ダンシング・マリー」は、あらゆるエンターテインメントの要素がちりばめられたまるで宝石箱のような作品だ。2022年12月7日にブルーレイ&DVDがリリースされ、デジタル配信もスタートしたが、ブルーレイには撮影の日々に密着したメイキングやとっておきの秘話も飛び出した上映会の舞台挨拶など中身の濃い特典映像も付いていて、SABU監督が施した魔法の奥の奥までのぞき見ることができる。 ダンスホールに取りついた霊に立ち向かう市役所職員 舞台は北九州のとある都市。やる気のない市役所職員の研二(EXLIE NAOTO)は、郊外に建つダンスホールの解体現場の担当を任される。ダンスホールは再開発事業のため取り壊しが決まっているものの、かつてこのホールの踊り子だったマリー(坂東希)の霊が取りついていて、工事関係者の間で災難が続出しているというのだ。研二は、幽霊が見えるという女子高校生の雪子(山田愛奈)を伴い、勇気を振り絞って廃墟と化したダンスホールに足を踏み入れる。 雪子は自分だけでなく、彼女が手を触れた人にも幽霊を見せることができる。全く霊感のない研二も、こうしてマリーをはじめとしていろんな霊を目にしてしまうのだが、その描写がめちゃめちゃ怖い。雪子と手をつなぐとカラーの映像がモノクロームになり、ぼーっと幽霊の姿が浮かび上がる。あっちにもこっちにも霊が潜んでいて、いつの間にか研二の傍にぴたっと立っていたりする場面もあって、いや、もう身の毛もよだつ瞬間だ。 このホラーの要素に加えて、アクションを伴ったやくざ映画や任侠映画の路線も巧みに組み込んでいる。 市役所の上司らは難局打開のため、建設会社を装ったやくざの事務所に汚れ仕事を依頼。一方、マリーの霊がダンスホールに取りついているのは、恋人のジョニー(吉村界人)をいつまでも待っているからと知った研二たちは、ジョニーの居場所を探して幽霊たちに聞き込むんだけど、どうやらジョニーは台湾でやくざに捉えられていることが分かる。研二たちは千人斬りの異名を持つ伝説のやくざ、アニキ(石橋凌)の幽霊に助っ人を頼み、台湾へと旅立つ。 爆笑の渦の中から浮き出てくる任侠映画へのオマージュ ここから映画は昭和の任侠映画へのオマージュを込めつつ、コメディーの様相を呈してくる。何しろアニキは奸計に陥って、刀でめった刺しにされて殺されたという設定なのだ。全身に大小を刺し込まれたまま青白い死に顔で旅客機に乗って台湾に向かうという構図は、まさに爆笑もの。しかも初めての飛行機、こわもてのアニキが高所恐怖症でがたがた震えているんだからたまらない。 と同時に、生前のアニキの義理人情も回想シーンとして再現されるんだけど、これがまた幽霊とは打って変わってかっこいいんだよね。若い時分からやくざ映画で鳴らした石橋だけに、殺陣の振りも堂に入っていてほれぼれする。障子越しにシルエットで見せる立ち回りなんて、SABU監督の任侠映画への敬意がひしひしと伝わってきて胸に響いた。 アクションなら映画初主演となるNAOTOも負けてはいない。どこか日和見主義の頼りない公務員として登場する研二だが、雪子やアニキらと交わるうちに徐々に自我に目覚めていく。特に自殺を図った雪子が担ぎ込まれた病院で出会った末期がんのおばあさん2人に言われた「人にはそれぞれ役目があってこの世に生まれてきている」という言葉がキーワードになって、研二にしかできない役目を果たそうとやくざ連中に立ち向かう。 三代目 J SOUL BROTHERSのリーダーとして知られるNAOTOは、ダンスで培った切れのあるアクションを披露。殴られても蹴られても果敢に相手に食い下がっていくど根性ぶりは圧巻のパフォーマンスだ。実直で誠実そうな役柄を反映させた折り目正しいせりふ回しも情感豊かに表現していて、役者としての素質も十二分に兼ね備えていることを証明してみせた。 世界に届いた「人は誰にでも役目がある」のメッセージ 演者の個性を引き出し、恐怖と笑いが入り交じる破天荒な映像世界を構築したSABU監督は、「ワールド・アパートメント・ホラー」(1991年、大友克洋監督)の主演など俳優として活躍した後、1996年に「弾丸ランナー」で衝撃の監督デビュー。その後も「MONDAY」(2000年)、「幸福の鐘」(2003年)、「MR.LONG/ミスター・ロン」(2017年)とさまざまなジャンルの映画に挑戦し続けてきた。多様な作品群の根底に流れるのは、とにかく面白い映画を届けたいという思いで一貫している。 筆者は「弾丸ランナー」以来、何度かSABU監督にインタビュー取材をしたが、ぼそぼそっとした語り口ながらも「失うものは何もない。がんがん行きますよ」と、常に前向きの発言が印象に残っている。 そんなSABU監督の作品が、NAOTOは以前から大好きだった。特に第2作の「ポストマン・ブルース」(1997年)がお気に入りで、最初の顔合わせでそのことをNAOTOに言われて「すごいいいやつ」と思ったというエピソードが、ブルーレイの特典映像にある完成披露上映会の舞台挨拶でSABU監督の口から語られている。 対するNAOTOは、初主演作がずっと見ていたSABU監督の作品なんて夢のような出来事で、「若いころの自分に自慢したい」と同じ舞台挨拶で告白。ほかにも出演者やSABU監督のこの作品に懸ける思い、撮影中の裏話などをたっぷりと聞くことができる。また1カ月に及ぶロケに密着したメイキング映像には、幽霊の見せ方やアクションの段取りなど撮影にまつわる創意工夫が満載で、さらにこの作品へのいとおしさが募ってくるに違いない。 「人は誰にも役目があって、今を大切に生きれば未来を変えられる」というメッセージは世界にも届き、ポルトガルのポルト国際映画祭(ファンタスポルト)で審査員特別賞を受賞したほか、ブラジルのポルトアレグレ国際ファンタスティック映画祭(ファンタスポア)やイタリアのアジアン映画祭など、数々の映画祭で賞に輝いている。世界も驚愕したSABU監督のイリュージョンを見逃すことのなきように。 文=藤井克郎 制作=キネマ旬報社   https://youtu.be/_K_VZLLBqzU 「DANCING MARY ダンシング・マリー」 ●12月7日(水)Blu-ray&DVD&デジタル配信リリース(レンタルDVD同時リリース) ▶Blu-ray&DVD&デジタル配信の詳細情報はこちら ●Blu-ray:5,170円(税込) 【特典映像】(100分) ・予告編集 ・メイキング映像 ・舞台 挨拶 映像 【封入特典】 ・リーフレット(8ページ) 【商品仕様】 ・アウターケース ●DVD:4,180円(税込) 【映像特典】(2分) ・予告編集 ●2021年/日本/本編105分 ●出演:EXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)、山田愛奈、坂東 希、吉村界人、諏訪太朗、武発史郎、瀬口寛之、川島潤哉、カトウシンスケ、小松勇司、山本龍二、木村圭作、國本鍾建、樋渡真司、竹内晶子、三谷悦代、奥瀬 繁、石橋 凌 ●監督・脚本・編集:SABU ●エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO ●「DANCING MARY」製作委員会:LDH JAPAN ローソン ●制作プロダクション:ディープサイド ●製作:LDH JAPAN ●発売元:株式会社 LDH JAPAN 販売元:ポニーキャニオン ©2021 映画「DANCING MARY」製作委員会

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