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“地獄巡り” で出会うクリーチャーを動画と写真で紹介。フィル・ティペットの怪作「マッドゴッド」
2022年10月29日“特殊効果の神” フィル・ティペットが生み出したストップモーションアニメ「マッドゴッド」が、12月2日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開。キャラクターを紹介する動画と場面写真6点が解禁された。 「スター・ウォーズ」シリーズをジョージ・ルーカスと共に作り上げた特殊効果チーム、インダストリアル・ライト&マジック社(ILM)の天才たちの一人であるフィル・ティペット。 同シリーズ第1作(77)では有名なモンスターチェスのシーンをストップモーションで描き、その後はナメクジのような姿を持つ銀河で最も強大なギャングのひとり〈ジャバ・ザ・ハット〉や、氷の惑星でルークやソロを乗せたトカゲ型の生物〈トーントーン〉、帝国軍の四脚歩行型兵器〈AT-ATウォーカー〉といった人気クリーチャーとメカを創造。「〜ジェダイの帰還」(83)ではILMクリーチャー部門主任としてアカデミー賞視覚効果賞(特別業績賞)に輝いた。 SFブームに乗って才能を発揮していったティペットは、さらにポール・ヴァーホーヴェン監督とのタッグで「ロボコップ」(87)の愛嬌ある殺戮ロボット〈ED-209〉、「スターシップ・トゥルーパーズ」(97)で昆虫型生命体バグズを手掛け、確かな地位を築いていく。 業界がCGへ本格移行するきっかけとなったスティーヴン・スピルバーグ監督「ジュラシック・パーク」(93)では、担当するはずだった恐竜模型が不採用となって失意に暮れるも、動物の動作を熟知していたティペットは最終的に50の恐竜ショットのアニメーションを監修。デジタルで生み出した恐竜たちに息を吹き込むことに成功し、再びアカデミー賞で特殊視覚効果賞を受賞した。 そんな巨匠が、CGが普及した現代に執念で完成させたストップモーションアニメが「マッドゴッド」だ。彼の潜在意識から溢れ出したのは、かつてない地底の暗黒世界。そこに蠢くグロテスクでユーモラスなクリーチャーをはじめ、“地獄巡り体験”で出会えるキャラクターたちの姿が、このたび動画と写真で明らかに。 アサシン/THE ASSASSIN ガスマスクと時限爆弾を装備し、地底世界に降りてきた主人公。 シー・イット/SHE-IT 剥き出しの大きな歯がチャームポイント。出刃包丁を振り回す。 クリープ/THE CREEP ドラム缶に生息し、獲物に罠を仕掛ける。天敵はシー・イット。 シットマン/SHITMEN 大量生産される労働者。列車やローラーに轢かれたり、業火に焼かれたりする。 ミートボール/MEATBALL ある場所から産まれ出た赤ちゃん。 アルケミスト/ALCHEMIST ペストマスクと黒装束をまとい、浮遊する錬金術師。 インプ/THE IMP 多種のペットを飼っている、残忍な小人。 提供:キングレコード、ロングライド 配給:ロングライド ©2021 Tippett Studio ▶︎ “特殊効果の神” フィル・ティペットのストップモーションアニメ「マッドゴッド」 -
〈中央アジア今昔映画祭2022〉開催、色とりどりの世界へ誘う新旧7作!
2022年10月28日ソビエト連邦解体・中央アジア5カ国の独立から30年の節目となった昨年12月に初めて行われた〈中央アジア今昔映画祭〉が、今年も開催。中央アジアのカザフスタン、キルギス(クルグズスタン)、タジキスタン、ウズベキスタン、およびこれらの国と繋がりの深いアフガニスタンの新旧7作(2作は日本初公開、4作は日本劇場初公開)を、12月に全国のミニシアター8館(ユーロスペース、フォーラム仙台、横浜シネマリン、名古屋シネマテーク、出町座、第七藝術劇場、元町映画館、横川シネマ)で上映する。 中央アジアはカザフスタン、キルギス(クルグズスタン)、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンの5カ国が該当。中国の新疆ウイグル自治区とは不可分の関係にあり、タタルスタンやバシコルスタンといったロシアのムスリム地域、およびアフガニスタンとも繋がりが深い。 東アジアと西のイスラーム・西欧世界の交点にあった中央アジアは、テュルク系遊牧集団による征服やイスラーム化といった歴史を経て、複雑に文化が交わる場所として長い道のりを歩んできた。20世紀は長くソビエト連邦の構成国として社会主義体制をとってきたが、1991年のソ連解体と前後して5カ国は独立を果たす。 そして現在、北のロシアはウクライナへ侵攻し、南のアフガニスタンでは国内勢力が伸張。不安定な国家に挟まれた中央アジアの動向に、大きな関心が寄せられている。今回の映画祭は、そうした中央アジアの多様な世界観を映画で追っていく。 〈上映作品〉 「白い豹の影」 監督・脚本:トロムーシ・オケーエフ 脚本:マル・バイジエフ 出演:ドフドゥルベク・クィドィラリエフ、アリマン・ジャンゴロゾワ、ドスハン・ジョルジャクスィノフ、アシル・チョクバエフ ソ連/1984年/ロシア語、キルギス語/カラー/128分/原題:Potomok Belogo Barsa 第35回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。峻険な岩山に住む白豹族の一代記を大迫力で描く。「キルギスの奇跡」と呼ばれるキルギス映画黄金時代を牽引した巨匠、トロムーシ・オケーエフの代表作。 【story】古来より余計な殺生をせず暮らしてきた白豹族。獲物が捕れなかった冬、コジョジャシは命がけで山を越え、麓の一族に助けを乞う。そして夏、返礼の場で頭首の妻アイカと出会い、ふたりは愛し合ってしまう。その後、襲撃してきた遊牧民を撃退したコジョジャシは、銃を手に入れ、一族の誓いを破る……。 「小さなアコーディオン弾き」※日本劇場初公開 監督・脚本:サティバルディ・ナリィムベトフ 脚本:イズトゥレ・イスマガンベトワ 出演:ライハン・アイトコジャノワ、バクィトジャン・アルペイソフ、ダウレト・タニエフ、ペーチャ・ハイトヴィチ カザフスタン/1994年/カザフ語、ロシア語/カラー・モノクロ/87分/原題:Kozymnin Karazy 第二次世界大戦後間もない、日本人捕虜が働くカザフの小さな炭鉱町が舞台。カザフ人、ロシア人、ユダヤ人、日本人が混在する町で成長する少年の目を通して、人々や社会を瑞々しくユーモア豊かに描いたラプソディ的傑作。 【story】アコーディオン弾きの少年エスケンは、母親にべったりの甘えん坊だが、映画の盗み見や娼婦の商売の覗き見、友人たちとの悪さもしている。町にやって来たばかりのユダヤ人、ユーラとはすぐ親友になった。エスケンと両親は日本人捕虜とも仲良く付き合っていたが、ある日、事件が起きる……。 「右肩の天使」※日本劇場初公開 監督・脚本:ジャムシェド・ウスモノフ 出演:ウクタモイ・ミヤサロワ、マルフ・プロドゾダ、コワ・チラヴプル、マルドンクル・クルボボ タジキスタン、スイス、フランス、イタリア/2002年/タジク語/カラー/89分/原題:Farishtai kitfi rost 第3回東京フィルメックス審査員特別賞受賞。タジキスタンの俊英ジャムシェド・ウスモノフ(「天国へ行くにはまず死すべし」)の代表作。借金まみれの放蕩息子と彼を思う老母が巻き起こす騒動を、マジックリアリズム的な世界観で描く。 【story】家の入口が狭くて自分が死んだ時に棺が通れないことを憂いているハリマは、息子ハムロに修繕させようと、危篤のふりをする。ロシアの刑務所を出て帰郷したハムロは、値切り倒して工事を進めるが、追ってきた借金取りに殴られたあげく、お前の子だと押し付けられた少年を世話することに……。 「ゆすり屋」※日本初公開 監督:アカン・サタエフ 脚本:ティムール・ジャクスィリィコフ 出演:サヤト・イセムバエフ、ムラト・ビセムビン、アセリ・サガトワ、サケン・アミノフ カザフスタン/2007年/ロシア語、カザフ語/カラー/80分/原題:Reketir カザフスタンの新しい大衆映画を代表する監督アカン・サタエフ(「女王トミュリス 史上最強の戦士」)の出世作。ソ連解体から独立に至る変動期に拳ひとつで道を切り開いていく主人公の姿が、若者に熱狂的に支持されて大ヒットを記録。 【story】1990年代初頭、混乱する社会。幼い頃からボクシングの手ほどきを受けてきたサヤンは、有望なボクサーとして頭角を表すも、その強さを買われて悪の道に引き摺り込まれる。父親が失職し、女友達との関係もうまくいかないサヤンは、初めは軽い気持ちで仕事を引き受けるが、次第に深みにはまり……。 「南の海からの歌」※日本初公開 監督・脚本:マラト・サルル 出演:ウラジーミル・ヤボルスキー、ジャイダルベク・クングジノフ、イリーナ・アンゲイキナ、アイジャン・アイテノワ ロシア、フランス、ドイツ、カザフスタン/2008年/ロシア語、キルギス語/カラー/84分/原題:Pesni yuzhnykh morey 第30回ナント三大陸映画祭観客賞受賞。キルギス人のマラト・サルル(「あの娘と自転車に乗って」脚本)監督作。先住民のカザフ人家族と移民のロシア人家族の愛憎劇をベースに、民族、世代、家族の対立をユーモアを交えて多層的に描く。 【story】ロシア人のイワンとカザフ人のアサンは、小さな村の隣人であり親友同士。しかし、イワンは妻マーシャが産んだ息子の外見からマーシャとアサンの浮気を疑い、両家族の関係は悪化する。10数年後、成長した息子はアサンのような馬乗りになって家を飛び出し、やがてイワンとアサンも自身のルーツを探しに旅立つ……。 「狼と羊」※日本劇場初公開 監督・脚本:シャフルバヌ・サダト 出演:セディカ、クドラット、アミナ、サハル デンマーク、フランス、スウェーデン、アフガニスタン/2016年/ダリ語/カラー/86分/原題:Wolf and Sheep 第69回カンヌ国際映画祭監督週間アートシネマ賞受賞。アフガニスタンの若き才能、シャフルバヌ・サダトの半自伝的な長編デビュー作。昨年の本映画祭上映作「カーブルの孤児院」の前日譚で、伝統的な風習が残る山間の村が舞台。 【story】アフガニスタンの山間の村。クドラットの父が亡くなり、母は妻を2人持つ老人と再婚する。行き場のないクドラットは、呪われていると言われるよそ者の少女セディカと出会い、親しくなる。そうした中、都市部から遠く離れた村にも、不穏な国内情勢の影響が及び……。 「不屈」※日本劇場初公開 監督・脚本:ラシド・マリコフ 脚本:ケネス・カリモフ 出演:カリム・ミルハディエフ、セイドゥラ・モルダハノフ、ベクゾド・ハムラエフ、ニゴラ・カリムバエワ ウズベキスタン/2018年/ウズベク語/カラー/78分/原題:Sabot ウズベキスタン西部のカラカルパクスタンが舞台で、中央アジアでは珍しいアフガン帰還兵を題材にした物語。同国がアフガニスタンへの前線基地だった歴史が背景にあり、ソ連時代はタブーだったアフガン侵攻の現実が描かれる。 【story】退役軍人のサイデュラは、学校に勤め、愛犬と暮らしている。彼のもとにはアフガニスタンで命を落とした戦友の亡霊が時々現れる。息子家族も同じ町に住むが、確執があり、孫と触れ合うこともできない。ある日、自身が癌で余命わずかだと知った彼は、人生でやり残していた仕事に取りかかる……。 〈中央アジア今昔映画祭2022〉 日程: ユーロスペース:12/10(土)~12/30(金) フォーラム仙台:12/9(金)~12/22(木) 横浜シネマリン:12/10(土)~12/23(金) 名古屋シネマテーク:12/17(土)~12/30(金) 出町座:12/16(金)~12/22(木) 第七藝術劇場:12/24(土)~12/30(金) 元町映画館:12/17(土)~12/23(金) 横川シネマ:12/16(金)~12/22(木) 主催・配給:トレノバ パブリシティ:スリーピン 公式サイト:https://trenova.jp/centralasia2022/ 文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業 -
イタリアで大ヒット。ガブリエレ・ムッチーノ監督が紡ぐ愛の物語「離ればなれになっても」
2022年10月28日「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督が40年にわたる愛のドラマを描き、本国イタリアで3週連続第1位のヒットを記録、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で3部門にノミネートされた「離ればなれになっても」が、12月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国順次公開。日本版ポスターと予告編が到着した。 主人公ジェンマは、その名が意味する「宝石」のように美しい少女。初恋相手のパオロと16歳で出会った1982年を起点に、ベルリンの壁の崩壊や9.11テロなどで揺れる時代に翻弄され、出会いと別れを繰り返しながら、2022年に至るまで織り成す愛のドラマが描かれる。 見つめるだけで息が止まった初恋、大人の都合で余儀なくされた別離、親友の裏切り、身を裂くような別れと涙の再会──。40年を経て、ジェンマの隣にいるのは果たして誰なのか? ※なお本作は、ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」で雑貨や衣類を販売する株式会社クラシコムの海外買い付け作品の第1弾となる。 Story 1982年ローマ。16歳のジェンマは同級生のパオロと恋に落ち、彼の親友のジュリオとリッカルドと共に、弾けるような青春を送っていた。ところが突然、ジェンマは母親を亡くし、ナポリの伯母に引き取られる。1989年、教師、俳優、弁護士となって社会への一歩を踏み出した3人の男たちは、別人のようになったジェンマと再会するが……。 「離ればなれになっても」 監督:ガブリエレ・ムッチーノ 音楽:ニコラ・ピオヴァーニ 出演:ピエルフランチェスコ・ファビーノ、ミカエラ・ラマツォッティ、キム・ロッシ・スチュアート、クラウディオ・サンタマリア 原題:Gli anni più belli/2020/イタリア/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/135分/字幕翻訳:岡本太郎 後援:イタリア大使館、イタリア文化会館 提供:クラシコム 配給:ギャガ © 2020 Lotus Production s.r.l. - 3 Marys Entertainment 公式サイト:gaga.ne.jp/ Thebestyears -
スーパースターのヴィジャイが少年たちを更生。「マスター/先生が来る!」
2022年10月28日ラジニカーントに続くインド映画界のスーパースター、ヴィジャイ主演。激アツ教師が極悪少年院で奮闘する姿を描き、2021年インド映画興収3位のヒットを記録した「マスター/先生が来る!」が、11月18日(金)より新宿ピカデリーほかで全国順次公開される。ポスタービジュアルが解禁された。 名門大学の教授JD(ヴィジャイ)は、腕っぷしの強さと型破りな行動で生徒の人気を集めていたが、不祥事の責任をとって少年院に赴任する。そこは最凶ギャングのバワーニに支配された少年たちが、犯罪と暴力に染まっていく劣悪な場所だった。JDは少年たちを更生させるべく、バワーニと対決する──。 “大将”の愛称で親しまれ、タミル語映画界の寵児となったヴィジャイの2年ぶり、64本目の出演作となる「マスター/先生が来る!」。バワーニ役には、“タミル民の宝”の愛称で人気を博す演技派ヴィジャイ・セードゥパティを配し、対極的なWスターキャストで描き出す。監督はスタイリッシュなアクションノワール「囚人ディリ」(19)のローケーシュ・カナガラージ。 壮絶アクション、泣きのドラマ、華やかなダンス、喜怒哀楽すべてをぶち込んだ“インド娯楽映画の真髄”に期待したい。 「マスター/先生が来る!」 出演:ヴィジャイ、ヴィジャイ・セードゥパティ、マーラヴィカ・モーハナン、アルジュン・ダース 監督:ローケーシュ・カナガラージ 原題:MASTER/2021年/インド/タミル語/シネスコ/179分/PG12 配給:SPACEBOX 宣伝:シネブリッジ ©B4U Motion Pictures, ©Seven Screen Studio, ©X.B. Film 公式HP:spaceboxjapan.jp/master -
マッチングアプリから始まる恐怖! 土屋太鳳主演 × 内田英治監督「マッチング」
2022年10月28日アプリで新しい恋を見つけようとしただけなのに、待っていたのは想像を絶する恐怖だった──。「ミッドナイトスワン」の内田英治が監督を務め、土屋太鳳が主演するサスペンス・スリラー「マッチング」が2023年公開。 マッチングアプリによって増えた出会いのチャンス。だが、もしプロフィールがウソだったら? マッチングしたのが危険な人物だったら? さらに、大切な人の別の顔が暴かれてしまったら──? 現代社会ならではの恐怖を、内田英治監督のオリジナル脚本により、ジェットコースター的スリルで描き出す。 各者のコメントは以下。 監督・脚本:内田英治 私自身いつかやりたいと思っていた映画のジャンル、スリラーに挑戦しました。本作は人と人とのつながりの溝に生まれる恐怖。その恐怖が増大する様が描かれています。主演には土屋太鳳さんをお迎えしました。土屋さんのとことんイメージを裏切ってくる極限の表現をぜひ見てほしいです。どんでん返しに次ぐどんでん返し。ジェットコースターに乗っているような感覚で楽しめる作品でございます。 主演:土屋太鳳 幸せの探し方は一つではありません。でも、だからこそ、幸せを探しているつもりが違うものを掴んでしまうこともあって、その原因は欲かもしれないし本能かもしれない。輪花と一緒にどう生きるべきだったのか、その時間を通して何を伝えるべきなのか……撮影を経て今になっても、私はまだ整理出来てないんです。どの役に対しても「何か少しでも伝わって欲しい」と願いながら取り組んできた私にとって、この日々は恐怖でした。でも一つだけ、はっきりしていることがあります。本当に愛の深い現場でした。内田英治監督はじめ内田組の全て、輪花と共に生きた全ての役、その役を演じた全ての方々、そして輪花に、心から心から心から、感謝しております。 KADOKAWA 二宮直彦プロデューサー 昨年、内田英治監督から「こんな企画があるんですけど、」と概要伺ったのが本作のスタートでした。現代的で予測不可能な展開はオリジナル作品故に強みとなって脚本でさらにツイストがかかって企画が立体的に練られていきました。そして決定打となったのが主演となる輪花役の土屋太鳳さんです。 可憐さと芯の強さを併せ持つ土屋さん以外に考えられませんでした。映画を観る方に土屋さん演じる輪花を通じてこの誰も予測できない展開と結末をご用意します。どうぞご期待下さい。 Story ウェディングプランナーとして充実の日々を送る輪花(土屋太鳳)だが、恋愛には奥手。同僚の勧めでマッチングアプリに登録すると、早速相手が見つかり、やり取りが始まる。 ところが初デートに向かうと、現れたのはプロフィールとは異なる人物だった。輪花は彼の雰囲気に異様さを覚え、折からアプリ婚をした人々を狙った連続殺人事件が発生。輪花の出会った男が捜査線に浮上するが、事件は意外な方向へ転じ、ついには輪花に魔の手が迫る……。 「マッチング」 監督:内田英治 脚本:内田英治、宍戸英紀 主演:土屋太鳳 製作・配給:KADOKAWA ©2023『マッチング』製作委員会 公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/matching/