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  •  2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえます。それを記念して、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げる定期連載記事を、本キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時配信いたします。  衛生劇場の協力の下、みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショーin日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こしをお届けしたします。(隔週更新予定) 2011年11月放送、第2回のテーマは「巨乳」 どうも、みうらじゅんと申します。「グレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の第二弾は、「巨乳」を特集したいと思います。 もそもその「グレイト余生」というのはどういう意味であるか?ということなんですが、余生は何も年寄りの用語ではなく、全ての人間は生まれた瞬間から死のカウントダウンが始まってると言うことですね。でも、そんなこと言っちゃ、あまりにも寂しい気持ちになるのでグレイトとつけていくといいのではと思いましてね。そういうマイナスのことを考えなく絶えず前向きでいいこうという映画ショーなのです。よく意味が分からない人もおられると思いますけども(笑)。 今、よく「セックスレス」とか言う人いますでしょ?飲み屋でそういうこと言うと逆にカッコイイみたいですけど、僕これからは「SEXです」ということがはやってくると思うんです。だから、この特集見て絶倫になっていただき、日々楽しんで貰えたらとね。 今回のテーマは、国境を越える究極のフェティシズム「巨乳」!大スクリーンを躍動した極上ボインちゃんを、徹底分析!ゆれてヨーシ。もんでヨーシ。この世の男たちを惑わせる芳醇な黄金比率に迫る!!ちっちゃいのが悪いわけではない、ただ、デカければデカいほうがいい~! 巨乳なんて名称は70年代の終わりの頃ですかね。かってはボインとか呼んでいたものですが。でも、今のようにオッパイも大きく、クビレを出してる方などなかなかおられなかったてわけで。そこは、やっぱり日活ロマンポルノに出演されていた女優さんの体の素晴らしさっていうのが世の男性の目を引いたもんです。 巨乳がなぜ良いか?と言うとね。縛られてあげられた時の、持ち上げられ、さらに大きく見えることですよね。ここでSM講義することでもないんですけど。どう縛りますか?あなたなら? 当然はじめは(図に描き表して)、横にこう縛るのが正しいんだと思いますね。後ろに回して、こっちも回しましょう。そして後ろから回ってきた縄を肩からも入れまして、そしてここに引っ掛けて、後ろに回して結ぶ。これは荒縄じゃなく、安全ロープって言うもんなんですけど、そこいらのショップでは普通に買えますよ。素人のロープは、当然余りますんで、それを後方に回して誤魔化してね。 あと、洋風のボンデージというのもあるでしょ。巨乳の扱い方には各国で考えたんでしょうね。あくまでも合意の元の話ですけどね。昨今はバイブレーターっていうのも普通に量販店でも扱っているところがありますが、女性のため、喜ばすためにあるものなので、コントローラーは男が握っているということで、昔からコントローラーは男が握ってますがね。そこもジェントルな態度が望まれます。 今月の厳選巨乳作品『SEXダイナマイト マドンナのしずく』 今回紹介する作品は、『SEXダイナマイト マドンナのしずく』です。菊池エリさん主演で、みなさんご存知ですね。AVの初期の頃だったと思いますけど、色々な名前で出演されてましたが、当然、AV時代の「シスター L」という作品が代表作ですよね。修道女が中野D児(AV監督/ミューシャン)さん演じる調教師によってSMに目醒めって話でした。後に僕は中野D児さんをディスク・コレクターの師として崇めるようになるがね。その話はまたの機会に。 菊池エリさんは巨乳もさることながら、眉間のシワがいいんです。かつて僕が大好きになった谷ナオミさんや麻吹淳子さんの匂いが菊池さんにはありましたね。最近でも、菊池さんの熟女作品を僕はいまだに買っていますから。 今月の厳選巨乳作品『団鬼六 女教師縄地獄』 この『団鬼六 女教師縄地獄』は麻吹淳子さんのベスト2に入ります。すごく好きな作品です。2週間前に、まだ十分にヌケることが分かった次第です(笑)。時代性関係なくまだイケるって、本当スゴイですね。 デビュー当時、麻吹淳子さんのことを、団鬼六さんは「緊縛のマリリンモンローは谷ナオミ。麻吹淳子は、SM 界のイングリッドバーグマンだ」っておっしゃっていたのを何かの雑誌で読んだことが知的なイメージがあったからでしょう。そんなお顔立ちで、痴的ときちゃ堪らんですよ、ホント(笑)。この物語は地下に牢屋作っている男が出てきてね。そこで女教師を調教するわけですが、SMチェアーの下からバイブが出てきたり、麻吹さんもボンテージ衣裳でね。あくまで洋風。堪りませんよ(笑)。最終的に団鬼六さんの原作は因果応報。いやらしい男はひどい目に会います。ハメを外したプレイの後には地獄が待ってるって言う事を教えてくれます。 今月の厳選巨乳作品『巨大バスト99 Dカップの女』 今はですね新宿のゴールデン街で、中村酒店というバーをやっている中村京子ちゃんですが、当時雑誌の巨乳グラビアの代表曲でしたね。女相撲取りとしても有名で、香港で行われた女相撲大会世界大会では優勝されたと聞いてます(笑)。 この「巨大バスト」の表記からして、まだ「巨乳」という呼び方がなかったんですよね。そういや、日活って昔から「巨」という字が大好きで、唯一の怪獣映画のタイトルも『大巨獣ガッパ』(1967年)。巨乳はこの流れかも知れませんね。この作品はあっけらかんとした現代風なおっぱいの大きい女の子が大活躍するもので、SMにある哀愁はありません。でも当時を知るには貴重な映像だと思います。 『SEXダイナマイト マドンナのしずく』 『狂った性欲者 主婦を襲う!』 『団鬼六 女教師縄地獄』 『巨大バスト99 Dカップの女』 ※各作品はFANZAをはじめする動画配信サービスにて配信中です 今月は、4本。巨乳が大暴れです。みなさんはその中からとりわけ好きな巨乳を見つけて下さいね。 次回の特集は、「海女特集」です。お楽しみください。それではあなたもグレイト余生を!   衛星劇場「グレイト余生映画ショーin日活ロマンポルノ」 出演・構成 みうらじゅんプロデューサー 今井亮一 ディレクター 本多克幸 製作協力 みうらじゅん事務所・日活 2020年12月 放送予定【衛星劇場】(スカパー!219ch以外でご視聴の方) ・『ベッド・パートナー』(HD初放送) ・『婦人科病棟 やさしくもんで』 ・『肉体保険 ベッドでサイン』 ・『ベッド・イン』 【衛星劇場】(スカパー!219chでご視聴の方) ・『ベッド・パートナー』(R-15版) ・『愛獣 赤い唇』(R-15版) ・『ラブハンター 熱い肌』(R-15版) あわせて、衛星劇場では、サブカルの帝王みうらじゅんが、お勧めのロマンポルノ作品を紹介するオリジナル番組「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ♯91」を放送! ※人気コーナー「みうらじゅんのグレイト余性相談室」では、皆様から性のお悩みや、疑問を大募集! 【日活ロマンポルノ】 日活ロマンポルノとは、1971~88年に日活により製作・配給された成人映画で17年間の間に約1,100本もの作品が公開された。一定のルールさえ守れば比較的自由に映画を作ることができたため、クリエイターたちは限られた製作費の中で新しい映画作りを模索。あらゆる知恵と技術で「性」に立ち向い、「女性」を美しく描くことを極めていった。そして、成人映画という枠組みを超え、キネマ旬報ベスト・テンをはじめとする映画賞に選出される作品も多く生み出されていった。 日活ロマンポルノ公式ページはこちらから
  • 女優、モデル、歌手、文筆などマルチに活躍する池田エライザの初監督映画「夏、至るころ」が12月4日より全国順次公開となる。主役の少年、翔に抜擢されたのは、大阪府出身で撮影当時は10代だった倉悠貴。池田エライザが探しに探して「当たり前のように翔ちゃんであった」その人は、全州国際映画祭や上海国際映画祭において高い評価を受けた。実は福岡県の方言や和太鼓の訓練など撮影前に取り組むべき課題が多かったとのことだが、乗り越えられた理由とは何だったのか。日本公開を記念して、現在の心境を聞いた。 デビュー間もない頃の主演オファー 「夏、至るころ」は、福岡県田川市の緑あふれる山々に抱かれながら、友情を育んできた高校3年生の翔(倉悠貴)と泰我(石内呂依)が、夏祭りを前に初めて自分の人生と向き合う物語。少年たちが打ち鳴らす和太鼓の力強いリズムや、不思議な少女・都(さいとうなり)が奏でるギターの旋律、蝉の鳴き声や美しい自然の音に、音楽に秀でた池田エライザのセンスが光る美しい映画である。 映画「夏、至るころ」©2020「夏、至るころ」製作委員会   ――最初にお話が来たときの印象などから教えてください。 倉 驚きが大きかったです。池田エライザさんとはNetflixドラマ『FOLLOWERS』(20)の現場で初めてお会いしたのですが、そのときは特に会話することもなく、そうしたらあるとき突然オファーがあって、本当にびっくりしました。まだデビューして1年も経ってなかった頃でしたし……。 ――本作は、映画24区による「地域」「食」「高校生」をテーマにした青春映画制作プロジェクト『ぼくらのレシピ図鑑』シリーズの第2弾ですね。企画の内容などを知ったときは? 倉 最初に企画を拝見した時には、作品の空気感が掴めてなかったんですが、いざ田川市にうかがって地元の方々とご飯食べたりいろいろしているうちに、作品と役柄が自然に掴めていきました。方言とかもリアルに交わしていくうちに、その土地独自の文化とかもわかってくるような感じもあって、どんどんワクワクするようになっていきましたね。 ――翔というキャラクターに関してはいかがでしょう? 倉 自分に近しい部分を感じました。すごく少年っぽい部分もあれば、でも誰にでも心をさらけ出しているような子でもないし、とはいえちょっとした瞬間に思わず本音が出てしまうようなところもあるし……。この映画は「幸せって何だろう?」「夢って何だろう?」みたいなものがテーマとしてあると思っているのですが、それは今の僕自身にもわからないことですし、その意味では翔と一緒にそのことを考えていくような感じではありました。 また自分としては、映画というものに主演という形で初めてちゃんと向き合うことができて、自分ではまだはっきりとはうまく言えませんけど、この作品を経て“何か”が変わったような気がしているんです。 ――その意味ではファースト・ショットとラスト・ショットでは、明らかに表情が違いますね。確実に何か成長している感じがある。 倉 ありがとうございます(笑)! 撮影日数こそ9日間とタイトではありましたけど、ずっと田川に泊まり込んで集中してやってましたし、その2週間ほど前から地元の人たちと一緒に太鼓の練習もしていたので、本当に充実した時間を過ごすことができたんです。   映画「夏、至るころ」©2020「夏、至るころ」製作委員会 池田エライザ監督を完全に信頼していた ――池田監督とのディスカッションなどは? 倉 いろいろお話させていただきました。ただ、実際にやってみないとわからないところも多かったので、やはり現場に入ってからですね。具体的に翔と向き合いながら演じることができたのは。ですから最初と最後のシーンで表情が違うと言われたのも、そういうことなのかもしれません。 ――彼女の演出そのものは、どのような感じだったのでしょう。 倉 厳しく怒るときもあれば、優しく指導されるときもあったし、かと思うと何もせずにただ見守ってくださるときもあったりと、もう全てがありました(笑)。太鼓のシーンのときは「そんなんでいいのか?」と、優しいトゲみたいに(笑)。でもそういった積み重ねが僕にはすごく心地よくて、この監督さんがOKと言ってくれるのなら、本当にOKなんだと素直に思えましたし、完全に信頼することができました。すごく愛情を注いで育てていただいた感があります。 ――脇を固めるベテラン勢の雰囲気も良かったですね。 倉 みなさんキャリアのある方ばかりでしたし、また醸し出される空気みたいなものが温かくて、僕はもうこの場にいるだけでいいんだってくらいの気持ちにさせられてました。リリー・フランキーさんと一緒のシーンなんて、気が付くとこちらまで猫背になって(笑)、もはや台詞を言っているのではなく、自然に言葉が出ているような感覚でしたね。 映画「夏、至るころ」©2020「夏、至るころ」製作委員会 ――泰我役の石内呂依さんとのコンビネーションも実に自然でした。 倉 僕と彼って性格が真逆なんですよ(笑)。でもそれって翔と泰我の違いでもあって、それが太鼓という共通のものを通して何となく一緒にいて、気がつくとコミュニケーションが取れている。そんな関係性がすごく面白かったから、ああいった温度感や空気感のあるお芝居がお互いできたのかなとも思います。実は打ち合わせみたいなことも全然やってなくて、だからこそ逆にあの凸凹ぶりが自然に出てるのかなとも。 恋ではないけど、特別な感情 ――クライマックスでふたりが煙突を見つめるところは、何となくラブシーンみたいでしたね。 倉 実は僕もちょっとそう思いました(笑)。決して恋じゃないんだけど、何か不思議と近しい雰囲気というか特別な感情があって……。本当に短い時間ではあったけど、あんなに濃密に泰我と過ごした時はなかったなあと、撮影が終わってからしみじみ感じました。 ――また、あのふたりの間に都が割り込んでの夜のプールのシーンは実に情感がこもっていました。 倉 あそこは本当に夜の学校に忍び込んだような臨場感があって、妙に現場も静かでした。そして都がギターを弾くシーンでは、不思議と体が動かなくなったんですよ。お芝居的にそれでよかったのかどうかはわからないのですが、あのとき都の弾く音楽に心動かされるものがあったから、逆に体が動かない。監督もあのときは何も言わなかったですし、お芝居をつけたりとかもなかったです。ただずっと見守ってくれていた。それが僕ら3人にはすごく心地良かったです。 ――クランクアップしたときのお気持ちはいかがでした。 倉 もう終わっちゃったんだって……。あの9日間は本当に心地よかったし、毎日が充実してたんです。またこの映画で初めてスタッフさんたちと交流を深めることもできましたし、いろんな目線で映画に向き合ってくださっている方々と向き合うことで、自分も改めて「ああ、これが映画なんだ」ってものがすごく見えてきた気がしました。 ――完成した作品をご覧になっての感想は? 倉 自分自身ではまだ全然冷静に見れてないんです。ただ、これは誰が見ても絶対不幸にならない作品ですし、全ての世代の人が見られるものだと思います。それこそおじいちゃんと孫が見ても、何かちょっと良い気持ちになれるような映画なのは間違いない。その意味では自信を持って「見ていただきたい」と言えますね。   倉 悠貴(くら ゆうき) 1999年12月19日生まれ、大阪府出身。学生時代に地元の大阪でスカウトされ、その年のドラマ『トレース~科捜研の男~』(19/CX)で俳優デビュー。その後も、メ~テレ『his~恋するつもりなんてなかった~』(19)、Netflixオリジナルドラマシリーズ『FOLLOWERS』に出演。来年、映画「樹海村」(清水崇監督)、「街の上で」(今泉力哉監督)、主演作「衝動」(土井笑生監督)の公開が控える。 取材・文=増當竜也 / 撮影=興村憲彦 / メイク=ノブキヨ / スタイリング=牛造華 制作:キネマ旬報社   「夏、至るころ」 STORY:翔と泰我は高校最後の夏を迎えていた。二人は幼い頃から祭りの太鼓をたたいてきた。だが、泰我が突然、受験勉強に専念するから太鼓をやめると言い出す。ずっと一緒だと思っていた翔は急に立ちすくんでしまう。自分はどうしたらよいのか、わからない……。息子の将来を気にかける父と母、やさしい祖父と祖母、かわいい弟。あたたかい家族に囲まれると、さらに焦りが増してくる翔。ある日、そんな翔の前にギターを背負った少女、都が現れる……。 出演:倉悠貴  石内呂依  さいとうなり  安部賢一  杉野希妃  後藤成貴 大塚まさじ  高良健吾  リリー・フランキー  原日出子 原案・監督:池田エライザ 主題歌:崎山蒼志「ただいまと言えば」 プロデューサー:三谷一夫 撮影:今井孝博 脚本:下田悠子 企画:田川市シティプロモーション映画製作実行委員会  映画24区 協力:田川市 たがわフィルムコミッション  製作:映画24区 配給・宣伝:キネマ旬報DD 映画24区   ?2020「夏、至るころ」製作委員会 【映画公式サイト】 natsu-itarukoro.jp 【映画公式Twitter】 @natsuitarukoro ◎12月4日(金)より渋谷ホワイト シネクイント、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 他、全国順次ロードショー!
  • 愛する者を奪った奴らは地獄行き! 「ランボー ラスト・ブラッド」を始め、愛する者を奪われた男たちの復讐劇!   ©2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.   家族同然の愛する娘を、人身売買カルテルに奪われたランボーの最後の闘いを描いた「ランボー ラスト・ブラッド」を始め、愛する者を奪われた怒れる男たちの復讐劇を描いた作品をご紹介いたします!     1.映画「ランボー ラスト・ブラッド」     映画「ランボー ラスト・ブラッド」の作品概要 ベトナム帰りの元グリーンベレーの孤独な闘いを描いた人気シリーズ第5弾。故郷のアリゾナで“家族”として古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に平穏に暮らしていたランボー。しかしガブリエラを人身売買カルテルに奪われた彼は、巨大組織に対し闘いを仕掛ける。   映画「ランボー ラスト・ブラッド」の見どころ 最強の男の怒りが爆発! 愛する者を奪った者への大復讐劇 「ロッキー」と並ぶシルベスター・スタローンの分身ともいえる、ランボーの闘いを描くシリーズ第5弾。“家族”と平穏な生活を送り、ようやく幸せを掴んだランボーだったが、娘をメキシコの凶悪な人身売買カルテルに奪われ、救出に向かうも男たちに見るも無残に返り討ちにあう悲惨な展開。しかし一転、ワルたちにきっちりと死を持って償いをさせるシーンの凄まじさ。殺人マシーンに戻らざるを得なかった理由を思うと、かつての技を駆使して容赦ないリベンジを果たしていくランボーの姿に熱くなります!   発販:ギャガ/ポニーキャニオンより12月2日リリース     2.映画「ジョン・ウィック」 Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)David Lee 発販:ポニーキャニオンよりリリース中   映画「ジョン・ウィック」の見どころ キアヌ完全復活のハードアクション! 伝説の元殺し屋が、亡くなった妻から託された犬を殺した相手に仕掛ける復讐劇。銃とカンフーを融合させた“ガンフー”を始めとするハードなアクションは、「マトリックス」などでスタントを手掛けたチャド・スタエルスキ監督の手腕が光る。本作の役柄同様、キアヌ・リーブスの完全復活を印象付けた快作です。       3.映画「イコライザー」 (C)2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation and Village Roadshow Films North America Inc. / Village Roadshow Films (BVI) Limited All Rights Reserved. 発販:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントよりリリース中    映画「イコライザー」の見どころ スマートに相手を凌駕する圧巻の強さ! デンゼル・ワシントンが元凄腕の工作員を演じたクライムアクション。ホームセンターで働き、読書が日課で誰からも慕われる寡黙な男が、馴染みのカフェで知り合った娼婦の少女に非道な仕打ちをしたマフィアに制裁を下す。手近なものを凶器に代えて瞬時に相手を制圧するスマートな姿は必見です!       4.映画「ランボー」 (C)1982 STUDIOCANAL セル発販:KADOKAWAよりリリース中   映画「ランボー」の見どころ 悲しき怒りの原点となるシリーズ第1作 記念すべきシリーズ第1作。ベトナム帰りで心に深い傷を負った男を、スタローンが熱演。友人を訪ねた町で保安官から理不尽な仕打ちを受けたことをきっかけに、たった独りで州兵と血みどろの闘いを繰り広げる。ランボーが今まで抑えていた感情を爆発させるクライマックスのシーンは涙なしでは観れません。     自らの過去を封印して新たに生きようとした男たちが、愛する者を奪った相手に復讐を果たしていくという作品はアクションの中でも共感度の高い、鉄板の人気ジャンルです。今回ご紹介した作品以外にも関連する作品は数多くありますので、この機会に是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。   映画「ランボー ラスト・ブラッド」 制作=キネマ旬報社  
  •   毎月リリースされる未公開、単館系作品の中から、「観たら必ず誰かに教えたくなる」作品を厳選してご紹介。劇場で見逃した作品や隠れた名作が多く並ぶレンタル店だからこそ出会える良作、小規模公開でありながら傑作といった、様々な掘り出し映画との出会いを映画専門家レビューと共に提供します!     未体験の超現実空間での戦い! 映画『アンチグラビティ』 アルバトロスより11月20日リリース © LLC《 KINOKOMPANIYA BOLSHOE KINO》, 2020 ©LLC《 FRESHFILM》 , 2020 ©LLC《 MARS MEDIA ENTERTAINMENT》 , 2020 ©LLC《 GPM KIT》, 2020 映画『アンチグラビティ』あらすじ 事故に遭い、重力が入り組んだ世界に迷い込んだ男。黒い怪物に襲われるが、武装した男女に助けられる。彼らから現実世界で昏睡状態になった人間が集まる場所だと知らされた男は、現実世界に戻るべく戦いを開始する。   映画『アンチグラビティ』映画専門家レビュー 事故に遭った男が、迷い込んだ異空間から現実世界へ帰還するため戦う話。よくある話と感じることなく、冒頭から圧倒的な映像表現によってこの驚異の異空間に引きずり込まれます。扉を開ければまったく違う風景が広がり、無秩序な重力によって上空から落ちるように建つ巨大な建造物など、まさに人の無意識が生み出す超現実世界は未体験の凄さ。図らずもその世界に放り込まれた人たちの脱出サバイバルも、ある陰謀が絡んで最後まで気を抜けず、ラストまでとことん楽しめます!     2大スター競演の濃厚香港ノワール 映画『追龍』 インターフィルムより11月20日リリース ©2017 Mega-Vision Project Workshop Limited.All Rights Reserved. 映画『追龍』あらすじ 1960 年、中国本土から不法移民として香港に渡ってきたサイホウは、署内で警察から暴行を受けた際、香港警察のロックに窮地を救われる。それを機に手を取り合ったふたりは、裏社会の権力を手にのし上がっていく。   映画『追龍』映画専門家レビュー 60〜70年代香港の血気盛んな闘いが、懐かしい景色の中で展開され、ドニー・イェンとアンディ・ラウという最強のタッグで魅せる実録犯罪映画。巧妙に若作りしたドニーの麻薬王ぶりと、悪を牛耳る警察のアンディの“権力に寄り添え!”的出世欲がギラギラで頼もしく、当時を再現した九龍城砦の埃っぽい無法地帯の雰囲気も最高。黒社会と香港警察、そしてイギリス人警官までも入り乱れて激しさを増す男たちの闘いが眩しく、冒頭から鳴り響く音楽も懐かしくてアガる。     キケン(?)な誘拐でひと儲け! 映画『キケンな誘拐』 フルモテルモ/ハピネット・メディアマーケティングより12月2日リリース ©Thirukumaran Entertainment  映画『キケンな誘拐』あらすじ 誘拐屋のダースと酒場で知り合った無職の3 人の男たち。4 人はチームを組んである少年の誘拐に成功するが、その子供の父親から大臣の息子を誘拐してくれという依頼を受けたことで、思わぬトラブルの連鎖に巻き込まれる。   映画『キケンな誘拐』映画専門家レビュー どうせ誘拐されるなら、この人たちにと思わせる“優しい”誘拐に和む。脅すことは厳禁、約ひと月分の給料が上限のリーズナブルな身代金に、誘拐された本人を解放する時には、迷惑料とばかりにキャッシュバックもある粋な計らい。そもそも誘拐する仲間が4人も必要なのかというゆるゆる感。全篇に漂う牧歌的な空気と、多用されるスローモーションによるケレン味たっぷりの演出、誘拐された当人が犯行を仕切る意外な展開、予想の斜め上を行く結末など、観どころ尽きない珍品です。     戦後ドイツの不都合な真実を暴く 映画『コリーニ事件』 クロックワークスより12月2日リリース ©2019 Constantin Film Produktion GmbH 映画『コリーニ事件』あらすじ 新米弁護士ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人に任命されるが、被害者は少年時代の恩人だった。一切口を閉ざす被告人だったが、事件を調べるうちに戦後の歴史、ドイツ史上最大の司法スキャンダルへと発展していく。   映画『コリーニ事件』映画専門家レビュー 30年以上ドイツで模範的市民として暮らしていた男の突然の犯行。そして彼を弁護する青年がメスを入れてしまうこととなる戦後ドイツの法の歪みと、殺された大物実業家の正体には驚愕。殺人に使われた珍しい銃“ワルサーP38”によって解き明かされていく1944年のある忌まわしい事件、そしてある法にまつわる不都合な真実が晒されていく様には、不思議な感動を覚える。短篇小説『犯罪』などで知られる世界的ベストセラー作家の原作だけに、骨太な物語が堪能できる。     性の芽生えをコミカルに活写! 映画『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』 アット エンタテインメントより12月2日リリース ©2020 by Vibe Productions LLC. All Rights Reserved 映画『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』あらすじ 敬虔なカトリック信者のアリスは、性への関心が強い16 歳。そんな自分をなんとかしようと、貞操などについて説く教会の合宿に参加することに。だが、そこでイケメンの年上男性と出会って妖しい妄想に駆られていく。   映画『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』映画専門家レビュー 性に興味津々なのに、家族も学校も敬虔すぎるカトリックという環境に置かれた16歳の少女が悶々々々……! 周囲がどんなに性から引き離そうとも妄想は膨らむばかりで、エロいチャットに手を出してオロオロするあたりが微笑ましくもリアルだったりします。そんな彼女が貞操の大切さや信仰を深めることを目的にした合宿で、逆にそのあたりの矛盾を知って成長していく展開も実に巧み。逡巡した果てに彼女が盛大に“あること”をするラストには、男女を問わずスッキリ!     秋元才加が持っていきまくり! 映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントより12月2日リリース ©2020 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All Rights Reserved. 映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』あらすじ 中南米で起きた大臣暗殺の容疑者となったブランドン。護送中に襲われた彼は、CIA の追跡をかわし伝説の狙撃兵であった父トーマスが暮らす小屋に身を隠す。父子で事態の解決を試みるが、謎の暗殺者がふたりを襲撃する。   映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』映画専門家レビュー 南米某国の大臣が狙撃され、その犯人として米軍屈指の狙撃兵ブランドン・ベケットが逮捕された! 摑みはオッケーな冒頭の大臣狙撃から、ブランドンの逃避行、謎の暗殺者の登場、伝説の狙撃手である父トーマスとの共闘、やがてブランドンの過去も絡んだ事件の真相が浮上と、とにかくアガるうえにムダのない展開で一気に見せます。暗殺者を演じる秋元才加もゲスト扱いではなく、銃撃戦に肉弾戦と渾身のアクションを繰り出しまくりで◎。続編があるならば、彼女の続投を希望!   ■前回の誰シネはこちらから
  • 「日活歌謡シリーズ」とは 創業から108年を迎えた日本最古の映画会社・日活。その歴史の中で、絶大な人気を誇り、数多くの観客を動員し、まさに黄金期を代表するのが「日活歌謡映画」です。それは高度経済成長期という時代背景の下、歌謡曲と映画、そして豪華スターとの幸福な結びつきから生まれ、その時代を生きた多くの人々、特に若者へ向けての人生賛歌を高らかに歌いあげた最高のエンタテインメントでした。 銀幕の大スターが演じ、スターが歌う…彼ら若者たちの歌声と生き様は、時代を超えて愛され、また閉塞感が漂う今日においても、希望のメッセージを伝えていくこととなるのではないでしょうか?そんな日活歌謡映画を、結成40年を超えて今なお進化し続ける総合芸術集団「スーパーエキセントリックシアター」が舞台化! 「夜明けのうた」とは  映画の元となった楽曲は、1964年に岸洋子のシングル(いずみたく作曲、岩谷時子作詞)として発表され、大ヒットを記録し、第6回日本レコード大賞の歌唱賞を受賞。映画「夜明けのうた」は、その楽曲「夜明けのうた」を主題に、日活が1965年に製作・発表した青春歌謡映画。喧騒と頽廃の大都会の二十五時に咲いた純愛と愛欲の花を、後に「南極物語」(1983)で、日本映画界のトップに上り詰めた俊才・藏原惟繕が監督した。人気絶頂のミュージカルスターでありながら、愛の焦燥にもだえる主人公をトップスターの浅丘ルリ子が演じ、失明を予告されている少女(松原智恵子)とその恋人(浜田光夫)との邂逅を通じて、自分が立ち向かうべき道を探っていく姿は、多くの人たちに感動を与え、日活の映画を代表する一本となりました。   「麻央侑希」宝塚退団後初主演作! 主演の「麻央侑希(まおゆうき)」は、元宝塚歌劇団星組の男役スター。2019年に退団し、本作が退団後の初主演作品となります。その燦然と輝く圧倒的な存在感で、ミュージカルスター緑川典子役を演じ切ります。 「中村麗乃(乃木坂46)」のフレッシュな演技に注目! 田舎からやってきた純情可憐な少女千加子役には、ミュージカルをはじめ多くの舞台で活躍する中村麗乃を抜擢。 2.5次元舞台で活躍する「木津つばさ」 舞台『刀剣乱舞』をはじめ数多くの2.5次元舞台で活躍する木津つばさが、純真でまっすぐな青年・利夫役を務めます。 舞台版オリジナルキャストに「市川美織」 物語となる1965年と2021年を結ぶ大切な語り部、明子役に市川美織(元AKB48・NMB48)を迎え、舞台としての新しいアプローチを魅せます。 物語 1965年(昭和40年)東京オリンピックを成功させ、高度経済成長期真っ只中の日本。 人気女優の典子(麻央侑希)は、ミュージカルの主演やTV出演と華やかで多忙な日々を送る一方、妻子ある作曲家の愛人・野上(敦士)との密会に空しさを覚えるようになっていた。 そんな典子に新作舞台「夜明けのうた」の台本が届く。それは典子自身の私生活を赤裸々に綴った物語だった。典子は激怒し、出演を断る。 気晴らしにドライブに出かけた典子は、パーキングエリアでヒッチハイクをしている少年・利夫(木津つばさ)と少女・千加子(中村麗乃)に出会う。 公演概要 タイトル :舞台 夜明けのうた 原作 :映画「夜明けのうた」©日活株式会社 監督:藏原惟繕/脚本:山田信夫 脚本 :鈴木哲也 演出 :大関真(スーパーエキセントリックシアター) 主題歌 :「夜明けのうた」(作曲:いずみたく、作詞:岩谷時子) 制作 :スーパーエキセントリックシアター プロデューサー :小林諸生(スーパーエキセントリックシアター)、本田好明(ABCライツビジネス) エグゼクティブプロデューサー :大関真(スーパーエキセントリックシアター) 出 演 : 麻央侑希 / 中村麗乃(AKB46) / 木津つばさ / 市川美織 / 敦士 / 川崎麻世 / 富永勇也 / 森脇和成 /小沼翔太 / 川崎麻世(特別出演) 会 場 : 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール 〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21 企画・制作 :舞台「夜明けのうた」製作委員会(SET/ABCライツビジネス) 制作協力 :ボルテージ 著作権表記 :©日活 ©舞台「夜明けのうた」製作委員会 公式サイト :https://yoakenouta-stage.com/