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Carl Switzerの関連作品 / Related Work
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手錠のままの脱獄
制作年: 1958ハリウッドの異色製作者であり「見知らぬ人でなく」「誇りと情熱」と監督にものりだしたスタンリー・クレイマーが、製作・監督した3本目の作品。白人と黒人という人種問題をとりあげ、互いに鎖で結ばれあった脱走囚人2人をそれぞれ、白人・黒人に設定するという抽象的な問題提出をもった作品構成である。脚本はネーサン・C・ダグラスとハロルド・ヤコブ共作のオリジナル。撮影はサム・リーヴィット。音楽はアーネスト・ゴールドだが、背景音楽は一切使われておらず、ラジオのジャズと主演の「暴力教室」のシドニー・ポワチエが歌う民謡“ロング・ゴーン”が出てくるのみ。80%を占める戸外撮影は南カリフォルニアで、悪天候を選んで行なわれた。作品のテンポを上げるためストレート・カット一本槍という編集方法がとられている。出演者は他に「ヴァイキング」のトニイ・カーティス、唯一の女性カーラ・ウィリアムス、セオドア・バイケル、ロン・チャニー等。ポワティエはこの作品でベルリン映画祭男優賞を受賞した。60点 -
紅の翼(1954)
制作年: 1954「男の叫び」と同じく、ジョン・ウェインが主演し、原作脚色アーネスト・K・ガン、監督ウィリアム・A・ウェルマン、撮影アーチー・スタウトによるウェイン=フェローズ・プロのウォーナーカラー色彩航空映画1954年作品。音楽は「ダイヤルMを廻せ!」のディミトリ・ティオムキンである。共演者は「荒野の三悪人」のクレア・トレヴァ、「第13号棧橋」のラレイン・デイ、「戦闘機攻撃」のロバート・スタック、「ミズーリ大平原」のジャン・スターリング、フィル・ハリス、「オリヴァ・ツイスト」のロバート・ニュートン、デイヴィッド・ブライアン、ポール・ケリー、シドニー・ブラックマー、ジュリー・ビショップ、ドー・アヴドンなど。