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愛と殺意
ミケランジェロ・アントニオーニの長編初監督作品。出演は、「ラスト・ハーレム」のルチア・ボゼー、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」、「夏の嵐」などのマッシモ・ジロッティほか。日本劇場未公開。 -
旅愁(1950)
イタリアを舞台にした恋愛メロドラマで、製作は「欲望の砂漠」のハル・B・ウォリス、監督は「ジェニーの肖像」のウィリアム・ディターレ。フリッツ・ロッターの原作より「別働隊」のロバート・ソーレンが脚色、撮影は「囁きの木陰」のチャールズ・ラング・ジュニア、欧州ロケの撮影は「殺人幻想曲」のヴィクター・ミルナー、作曲は「テキサス決死隊(1949)」のヴィクター・ヤングの担当。主演は「白昼の決闘」のジョセフ・コットンと「レベッカ」のジョーン・フォンテーンの初顔合せで、「女だけの都」「宝石館」などのフランソワーズ・ロゼエ(アメリカ映画初出演)、「モナリザの微笑」のジェシカ・タンディ、「頭上の敵機」のロバート・アーサー、ジミー・リンドンらが助演。なお、主題歌「セプテンバー・ソング」は10年前のブロードウェイ・ショウのヒット・ソングで、故ウォルター・ヒューストンの吹き込み。 -
ボーン・イエスタディ(1950)
億万長者・ハリーは、世間の事を何も知らない無邪気な愛人・ビリーに、最低限の教育を身に着けさせようと家庭教師を雇うが…。初主演でありがなら同年アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したジュディ・ホリデイの傑作ラブロマンスコメディ。【スタッフ&キャスト】監督:ジョージ・キューカー 製作:シルヴァン・サイモン 脚本:ガーソン・ケニン 音楽:フレデリック・ホランダー 出演:ジュディ・ホリデイ/ウィリアム・ホールデン/ブロデリック・クロフォード -
ボーダーライン(1950)
「アパートの鍵貸します」のフレッド・マクマレーが1950年に主演したロードムービー。潜入捜査する麻薬Gメンをコミカルに描く。監督は「晴れて今宵は」(1942)のウイリアム・A・セイター。 -
奇蹟は一度しか起こらない
「七つの大罪」のイヴ・アレグレが一九五〇年にイタリアで監督した青春恋愛ドラマで、脚色台辞はアレグレ作品にいつも協力しているジャック・シギュール(「ボルジア家の毒薬」)である。撮影はジャン・イスナール、音楽は「夜ごとの美女」のルイ・ベーツ。主演は「われら女性」のアリダ・ヴァリと「上級生の寝室」のジャン・マレーで、ほかに「デデという娼婦」のマルセル・アルノルド、「パリはいつも唄う」のクリスティーヌ・シェネエ、「女の獄舎」のナーダ・フィオレッリ、「街は自衛する」のエンマ・バロン、チャールズ・ルザフォード、リッカルド・モスキーノなどが助演する。80点 -
ガラスの城(1953)
「七つの大罪」のミシェル・モルガンと「オルフェ」のジャン・マレーが主演する一九五〇年作の心理的恋愛映画である。「美しき青春」のヴィッキ・バウムの原作(Sait-on jamais?)に基いて「格子の彼方」のルネ・クレマンと「七つの大罪」のピエール・ボスト(台詞も)が脚色、クレマンが監督した。撮影は「七つの大罪」のロベール・ルフェーヴル、音楽は「娼婦マヤ」のイヴ・ボードリエ。前記両名を助けて「快楽」のジャン・セルヴェ、エリナ・ラブールデット、イタリア女優エリザ・チェガーニなどが出演する。0点 -
パンドラ
「ドリアン・グレイの肖像」のアルバート・リューインが「パンドラ」神話と「さまよえるオランダ人」伝説から現代化して製作、脚色、監督にあたった1950年度色彩映画で、撮影は「黒水仙」のジャック・カーディフ、音楽は「アンナ・カレニナ」のヒューバート・クリフォード。「邪魔者は殺せ」のジェイムズ・メイスン「ヴィナスの接吻」のエヴァ・ガードナーを中心に、「脱走兵」のナイジェル・パトリック、「カンタベリ物語」のシェイラ・シム、「南極のスコット」のハロルド・ウォレンダー、マリオ・キャブレらが実演する。 -
真珠夫人 後篇
原作は菊池寛の長篇小説。「羅生門」に次いで、大映と映画芸術協会の本木莊二郎との共同製作々品。脚色・監督は、やはり映画芸術協会の山本嘉次郎の、「脱獄」に次ぐもの。美術は、「羅生門」の松山崇が担当している。主演は、「春の潮」「いつの日君帰る」の高峰三枝子、「山のかなたに」「暁の追跡」の池部良、「拳銃の前に立つ母」でデビューその後「指名犯人」に出ている春日俊二「海峡の鮫」の二本柳寛、それに、小杉勇、星美千子、清水将夫などが助演している。 -
真珠夫人 前篇
原作は菊池寛の長篇小説。「羅生門」に次いで、大映と映画芸術協会の本木莊二郎との共同製作々品。脚色・監督は、やはり映画芸術協会の山本嘉次郎の、「脱獄」に次ぐもの。美術は、「羅生門」の松山崇が担当している。主演は、「春の潮」「いつの日君帰る」の高峰三枝子、「山のかなたに」「暁の追跡」の池部良、「拳銃の前に立つ母」でデビューその後「指名犯人」に出ている春日俊二「海峡の鮫」の二本柳寛、それに、小杉勇、星美千子、清水将夫などが助演している。 -
二十歳前後
面白倶楽部掲載の藤枝昌弘の小説を、「栄冠涙あり」「魔の黄金」などの脚色者松浦健郎が脚色して、同じく「栄冠涙あり」「白雪先生と子供たち」「女医の診察室」などの吉村廉が監督したもので、出演者は、小林桂樹、植村謙二郎などの他は、根上淳、北河内妙子を始め殆ど東京側と、京都側の大映ニュー・フェイスの新人たちばかりが主になって活躍する。