ねから始まるものでの検索結果
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猫が行方不明
パリの下町を舞台に、迷子になった飼い猫を探す若い女性が、様々な人々との出会いで少しだけ大人になる姿を描くロマンチック・コメディ。監督・脚本は、本作が日本初紹介のセドリック・クラピッシュ。長編第三作にあたる本作が意表を突いて大ヒット、さらにベルリン映画祭国際批評家連盟賞を受賞したことで、一躍国際的な人気監督になった。製作はアイッサ・ジャブリ、ファリド・ラウアサ、マニュエル・ムンツ。撮影はブノア・ドゥロム。美術はフランソワ・エマニュエリ。衣裳はピエール・イヴ・ゲイロー、モード関係の衣裳提供は「プレタポルテ」のラミーヌ・カヨーテ。録音はオリヴィエ・ル・ヴァコン。編集はフランシーヌ・サンベール。出演は実質上のデビューの本作で、いきなり人気者となったギャランス・クラヴェル、「憎しみ」のジヌディヌ・スアレム、舞台の演出家で劇作家でもある『パリのレストラン』(第4回横浜フランス映画祭で上映)などのオリヴィエ・ピィなど、日本ではこれまで馴染みのなかった俳優たちが印象に残る好演を競っている。 -
眠る男(1996)
山間の小さな町に暮らす様々な人たちの、四季を通じた日常の断片をつづったドラマ。監督は「死の棘」の小栗康平。主演は「Shall We ダンス?」の役所広司と、韓国のトップスターで「ディープ・ブルー・ナイト」の安聖基、そしてやはりインドネシアのスターで「チュッ・ニャ・ディン」のクリスティン・ハキム。群馬県が人口200万人到達を記念して、地方自治体としては初めて製作した劇映画である。第20回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞、第47回ベルリン映画祭国際芸術映画連盟賞を受賞。96年度キネマ旬報ベストテン第3位、小栗が2度目の監督賞を受賞した。群馬県吾妻郡中之条町でロケされた。1995年12月2日より群馬県・前橋オリオン2にて先行上映。 -
ネオン・バイブル
アメリカ南部、宗教と因習に縛られたバイブル・ベルトと呼ばれる町の人間模様を、少年の目を通して描いた一編。監督は「遠い声、静かな暮らし」のテレンス・デイヴィス。脚本はピューリッツァー賞受賞作家ジョン・ケネディ・トールが16歳で書き、死後発見された同名小説を原作にデイヴィスが執筆。製作は「クライング・ゲーム」のエリザベス・カールセンと、「遠い声、静かな暮らし」はじめデイヴィスとコンビを組むオリヴィア・スチュワート、製作総指揮はヴァージン・レコードの共同創設者ニック・パウエルと、「マイケル・コリンズ」などニール・ジョーダン作品で知られるスティーヴン・ウーリー、撮影は「いつか晴れた日に」のマイケル・コルター。美術のクリストファー・ホッブス、編集のチャールズ・リーズ、衣裳のモニカ・ハウは、「遠い声、静かな暮らし」に続いての参加。音楽監督はロバート・ロックハートで、グレン・ミラーの『チャタヌガ・チューチュー』など、30~40年代の名曲が全編に流れる。出演は主人公の少年に、15歳はジェイコブ・ティアニー、10歳はドレイク・ビルが起用され、「ミルドレッド」のジーナ・ローランズ、「マイ・フレンド・フォーエバー」のダイアナ・スカーウィド、「サンドラ・ブロックの恋する泥棒」のデニス・レアリーらが顔をそろえる。 -
熱帯魚
誘拐された受験生の中学生と誘拐犯一家の奇妙な交流を描いたコメディ。監督・脚本はテレビ畑出身で本作が映画デビューとなるチェン・ユーシュン。製作は台湾ニューウェーヴの功労者である「恋人たちの食卓」のシュー・リーコンと、チェンの元上司で『村と爆弾』(特別上映のみ)などの脚本家でもあるワン・シャウディーの共同。製作協力は台湾を代表する監督のワン・トン。撮影はリャウ・ペンロン、音楽はユー・クワンエン、美術はチャン・ダイ、編集はチェン・スンチャンとレイ・ツェンチンの共同、録音はヤン・チンアンがそれぞれ担当。出演は新人のリン・ジャーホン、テレビの子役であるシー・チンルン、『浮草人生』(特別上映のみ)の監督でもあるリン・チェンシン、本作で95年度金馬奨助演女優賞を受賞した『村と爆弾』のウェン・イン、「好男好女」のプロデューサーで「憂鬱な楽園」にも出演しているリェン・ピートン、「悲情城市」のヴェテラン女優アピポーほか個性的なキャストが顔をそろえる。2019年8月17日よりデジタルリストア版が公開。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
眠れる美女(1995)
文豪・川端康成の小説『眠れる美女』と『山の音』とをひとつに融合させ、現代的な解釈で捕らえた文芸ドラマ。監督は「恋はいつもアマンドピンク」の横山博人。脚本は大島渚や実相寺昭雄の作品等を手掛け、観念的な世界を描くのを得意とする石堂淑朗。主演は「シンガポールスリング」の原田芳雄と「夢魔」の大西結花。80点 -
ネイキッド・ソウル
全米誌「プレイボーイ」のモデル、パメラ・アンダーソン主演のサイコサスペンス。ブリットには死体が持つ記憶をデジタル化する研究に没頭している恋人・エドワードがいたが、やがて彼の実験は禁断の領域を侵し始め、彼女はある決断を迫られていく。【スタッフ&キャスト】監督・製作:リンドン・チュバック 製作:イバーナ・チュバック 脚本:フランク・ディエツ 撮影:エリック・ゴールドステイン 出演:パメラ・アンダーソン/ディーン・ストックウェル/デヴィッド・ワーナー/ブライアン・クラウズ -
ネオンの中へ陽が沈む Sunset into the neonlight
『ママと磯巾着』や『バイジュン』で知られるチェ・シラ主演によるドラマ。男性優位社会の韓国で、コピーライターとしての仕事に情熱を注ぎ、未婚の母として生活をしている女性・イを主人公に、新世代の韓国女性の生き様を描いたヒューマンドラマ。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:イ・ヒョンスン 脚本:イ・サンウ/キム・ソンス 出演:チェ・シラ/ムン・ソングン/ヤン・グムソク/キム・ウィソン/イ・ビョンホン -
ネル
現代社会と隔絶された環境で育った女性と、彼女を取り巻く人々の姿を通して、真の人間らしさとは何かを描いたヒューマン・ドラマ。女優ジョディ・フォスターが『ヴィクトリア』(V/旧ビデオ題・禍いの家の花嫁)に続いて製作・主演した1編で、彼女が設立した映画製作会社エッグ・ピクチャーズの第1作。作品の核となるヒロインの“ネル語”を、脚本家と共に作り上げる(英語の子音を変化させて極端にデフォルメしている)など、本作に賭ける彼女の意気込みが伝わる。マーク・ハンドレーの舞台劇『構語不全(イディオグロシア)』の戯曲を基に、彼と「永遠の愛に生きて」のウィリアム・ニコルソンが脚色。監督には「瞳が忘れない ブリンク」のマイケル・アプテッドが当たった。製作はフォスターと「ディフェンスレス 密会」のレニー・ミセル。素晴らしい自然の風景を収めた撮影は「ラスト・オブ・モヒカン」のダンテ・スピノッティ、音楽は「クイズ・ショウ」のマーク・アイシャムで、パッツィ・クラインの挿入曲『Crazy』が効果的に使われている。美術は「クイズ・ショウ」のジョン・ハットマンが担当。共演は「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン、「侍女の物語」のナターシャ・リチャードソンら。 -
ネバー・セイ・ダイ 地獄のデルタフォース
邪教集団と対決する、元特殊部隊のタフガイの活躍を描い たハード・アクション。CF界で頭角を表したのち、「デルタフォース」シリーズなどにキャメラマンとして参加してきたヨッシ(ジョシュア)・ウェインの初監督作。製作は「キング・ソロモンの秘宝」シリーズのダニー・ラーナー、脚本はジェフ・アルバート。撮影はロッド・スチュアート、音楽はウェンディ・オールドフィールドがそれぞれ担当。主演は「シャドーチェイサー 地獄の殺戮アンドロイド」のフランク・ザガリーノ。共演は「アンタッチャブル」のビリー・ドラゴ、『ウェインズ・ワールド2』(V)のジェニファー・ミラーほか。 -
熱帯楽園倶楽部
タイ・バンコクを舞台に、会社勤めに嫌気がさした女性添乗員が、詐欺師に仲間入りして巻き起こす騒動を描くコメディ。監督は滝田洋二郎、原案・脚本は一色伸幸という93年の「僕らはみんな生きている」に続く東南アジアを舞台にしたコンビ作で、「おこげ」の清水美砂が主演。撮影も「僕らはみんな生きている」の浜田毅が担当。80点