検索結果
-
ホワイトバード はじまりのワンダー
「ワンダー 君は太陽」の原作者R・J・パラシオが、いじめた側の少年の救済を主軸に置いて描いたアナザーストーリー『ホワイトバード』を映画化。自分の居場所を見失った孫を希望に満ちた未来へ導くために、祖母はナチス占領下を過ごした少女時代の話を聞かせる。監督は「チョコレート」「プーと大人になった僕」のマーク・フォースター。「ワンダー 君は太陽」で問題児ジュリアンを演じたブライス・ガイザーが引き続き同じ役を、「クィーン」で2007年第79回アカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンが封印していた過去を話す祖母サラを演じる。2024年第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門正式招待作品。 -
冬物語(2023)
「TAMA NEW WAVE 2023」ある視点部門に選出されたドラマ。青森県弘前市に住む脚本家が、東京から来たグラフィックデザイナーに一目惚れした。ふたりは山中の女性の幽霊に心惹かれ、一緒に冬景色のなかを旅する。出演は「キリエのうた」の松浦祐也、「SUPER HAPPY FOREVER」の山本奈衣瑠、「タロウのバカ」の植田紗々、「若き見知らぬ者たち」の伊島空。監督・脚本は、文化庁若手映画作家育成プロジェクト・ndjc2017選出、サンダンス・インスティテュート/NHK賞2021日本代表のCMディレクター、奥野俊作。 -
クラブゼロ
第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたスリラー。名門校に赴任してきた栄養学の教師が説く環境保護にもなり、体力向上、幸福度もアップするという<意識的な食事法>、それは食べないことだった。次第に彼女に心酔していく生徒たちはやがて「クラブゼロ」という謎のクラブに参加し、やがてカルトの様相を極めていく。監督は「リトル・ジョー」のジェシカ・ハウスナー。出演は「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ。 -
うってつけの日
フリーランスとして働く一人の若者を通して、現代社会に埋もれている“特別な暮らしの一片”を描出するヒューマンドラマ。音響関係の仕事をしている琴と、フィリピンから一時帰国した元恋人・昭一。かつて同居していた琴の部屋を訪れた昭一はそのまま滞在するのだが……。主人公の琴を演じるのは、「オーファンズ・ブルース」の村上由規乃。宮崎大祐監督や清原惟監督作品で助監督や録音を務めてきた岩﨑敢志による初長編監督作。第24回(2023)東京フィルメックス正式出品。2024年11月30日よりシアター・イメージフォーラムにて2週間限定上映。 -
JAWAN/ジャワーン
“キング・オブ・ボリウッド”シャー・ルク・カーンが、タミル語映画界の若手ヒットメーカー、アトリーと初タッグを組み、2023年インド映画界興行第1位を獲得したアクション・スリラー。謎の男と6人の女性たちがムンバイのメトロをジャックした。それは社会の不正を正したいという男の強い思いからの犯行だった。共演は「ダルバール 復讐人」のナヤンターラ、「トリプルX 再起動」のディーピカー・パードゥコーン、「マスター 先生が来る!」のヴィジャイ・セードゥパティ。「ジャワーン」はヒンディー語で「兵士」を意味する。 -
ザ・バイクライダーズ
「エルヴィス」のオースティン・バトラー、「ヴェノム」シリーズのトム・ハーディが初共演した青春アクション。60年代シカゴに実在した伝説的バイク集団アウトローズ・モーターサイクル・クラブ。その創立から数年間の軌跡を、劇中では“ヴァンダルズ”として映画化。本作のストーリーテラーであるキャシーを演じるのは「最後の決闘裁判」のジョディ・カマー。監督は「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズ。 -
山逢いのホテルで
「ボレロ 永遠の旋律」のジャンヌ・バリバール主演で贈る大人のラブストーリー。小さな町で、障がいのある息子を一人で育てる仕立て屋のクローディーヌは、毎週火曜日、山間のホテルで、一人旅の男性客とその場限りのアヴァンチュールを楽しんでいたが……。共演は「ロスト・メモリー」のトーマス・サルバッハー。監督・脚本は、ファッションデザイナーとして活躍した後、本作で長編監督デビューを果たしたスイスの新鋭マキシム・ラッパズ。 -
山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」
日本映画の黎明期、山中貞雄監督が遺した「鼠小僧次郎吉」三部作の第一篇「鼠小僧次郎吉-江戸の巻(1933)」を、「銀河鉄道999」のりんたろうがサイレントアニメーション化。サイレントからトーキーの時代を駆け抜け、早逝した天才監督への熱き思いを込めた恋文的作品。キャラクターデザインは「AKIRA」の大友克洋と『YAWARA!』の兼森義則。音楽を「マルサの女」の本多俊之が担当。弁士は『Dr.スランプ アラレちゃん』の声優、小山茉美。 -
ドリーム・シナリオ
オスカー俳優ニコラス・ケイジ主演、「ミッドサマー」のアリ・アスター監督がプロデューサーとして参加した、A24製作のダークコメディ。平凡な日常をおくる大学教授が何百万もの人々の夢の中に現れたばかりに起こる、ある悪夢を描く。監督は2022年第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門などで注目された「シック・オブ・マイセルフ」のクリストファー・ボルグリ。ニコラス・ケイジが主人公の大学教授を演じ、2024年第81回ゴールデングローブ賞コメディ・ミュージカル部門最優秀男優賞にノミネートされた。 -
チネチッタで会いましょう
「監督ミケーレ黄金の夢」でヴェネツィア、「ジュリオの当惑とまどい」でベルリン、「親愛なる日記」でカンヌと、40歳にして3大映画祭を制覇したナンニ・モレッティ監督が製作・脚本・出演も兼ねたコメディ・ドラマ。イタリア・ローマ郊外にあるヨーロッパ最大の撮影スタジオ、チネチッタ撮影所で撮影を敢行した。映画監督ジョヴァンニは新作の撮影中に立て続けに災難に見舞われ、自分が時代の変化についていけていないことに気付き、悩み焦り始める。ベテランの映画監督ジョヴァンニをナンニ・モレッティ監督自身が演じるほか、「母よ、」などモレッティ監督作常連のマルゲリータ・ブイや、フランスの俳優・監督マチュー・アマルリックらが出演。2023年第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。