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謝肉祭まで
コピーライターやクリエイティブディレクターなど多岐にわたり活躍する、「愛しのダディー殺害計画」のイリエナナコ監督による短編。400年に一度の謝肉祭まであと7日。全国の神の中から選ばれた3人の神のうち2人は祭り本番の舞台で死ななくてはならず……。新潟県の佐渡島で撮影。オドル神を「マンガガールズ」の大山真絵子が、ワラウ神を「MONDAYS -このタイムループ上司に気づかせないと終わらない-」の円井わんが、ミル神を「続・掟の門」の豊満亮が演じ、3人の神が運命と選択の間で揺れ動く7日間を描く。ロックバンドBRADIOが書き下ろしで本作の音楽を手がけた。MOOSIC LAB[JOINT]2021-2022上映作品。 -
ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう
ヨーロッパの桃源郷と呼ばれるジョージア(旧グルジア)の古都、クタイシを舞台に繰り広げられるおとぎ話のようなラブストーリー。運命的に一目ぼれした男女が明日会う約束をするも、“呪い”によってお互いに外見が変わってしまう。約束のカフェでずっと来ぬ人を待つ二人の恋の行方は……。新作映画のために街でカップルを探すカメラマン、サッカー好きの子供たち、観戦好きの野良犬など、それぞれが織りなす物語がやがてひとつになっていく。日常を魔法のように輝かせて見せたのは、本作がドイツ映画・テレビアカデミー(DFFB)の卒業制作作品になる、ジョージアの新星アレクサンドレ・コベリゼ。穏やかな空気と光をとらえた16ミリフィルム撮影と、さりげないピアノとハープの音色によって、夢のジョージア旅行へと誘ってくれる。第71回ベルリン国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、第22回東京フィルメックス最優秀作品賞受賞。 -
シンデレラ 3つの願い
1973年製作の「シンデレラ/魔法の木の実」(別題「灰かぶり姫の三つの願い」)をノルウェーの歌手アストリッドS主演でリメイク。森の中で王子と出会い惹かれ合った勇敢な娘シンデレラは、舞踏会が近づく中、願い事を叶えてくれる3つの木の実を手に入れる。「シンデレラ/魔法の木の実」(別題「灰かぶり姫の三つの願い」)は、チェコ近代散文の祖の一人ボジェナ・ニェムツォヴァーによるメルヘンを土台にしている。弓や乗馬が得意なシンデレラをアストリッド Sが、厳しい継母を「マザーズ」のエレン・ドリット・ピーターセンが演じている。 -
白獣
北海道札幌市出身の高橋佑輔監督が、地元の北海道で自主制作したオリジナル長篇デビュー作。氷点下20度の雪山を舞台に、世界の果てで生きる2つの村の人びとの争いや希望を描く。オール屋外ロケ、自然光撮影を敢行、大自然に挑む役者たちを記録している。日本芸術センター第13回映像グランプリでグランプリ、京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー2021で審査員特別賞、ハンブルク日本映画祭2022で審査員最優秀インディペンデント作品賞を受賞。 -
餓鬼が笑う
「恋するけだもの」「ミッドナイトスワン」の田中俊介主演による幻想奇譚。骨董屋を目指し、路上で古物を売って暮らす大貫大。先輩商人の国男に誘われ、山奥で開催されている骨董の競り市場に参加した帰り道、大はこの世の境目を抜け、黄泉の国に迷い込んでしまう。共演は「N号棟」の山谷花純、「夜明けまでバス停で」の片岡礼子。監督は「the believers ビリーバーズ」の平波亘。 -
ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!
イギリスのアードマン・アニメーションズ製作で、2022年に15周年を迎えた人気クレイ・アニメーション。仲間とクリスマスの準備をしていたひつじのショーン。やがて、サンタを追って赤ちゃんひつじのティミーがクリスマス・マーケットで迷子になる。最新作『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~ 劇場公開版』に加え、シリーズ2から「だんろの前で」、「ある雪の日」、「メリークリスマス!」のクリスマス・セレクション3編を同時上映。 -
不安な体
身体の一部や身近なモチーフをアニメーションで感触的に表現する映像作家・水尻自子による短編アニメ。何かを感じて不安になり、不安だから何かを感じていたくなる身体。セロテープを指で引っ張って切る。質感、形、伝わる感触、あらゆる連想が呼び起こされ……。カンヌ映画祭監督週間でプレミア上映後、アルスエレクトロニカ コンピュータアニメーション部門優秀賞など数々の国際賞を受賞。渋谷ユーロスペース『指先から宇宙まで 素晴らしき短編アニメーションの世界』にて上映。 -
マッドゴッド
「スター・ウォーズ」などのSFXを手掛けた巨匠フィル・ティペットが30年を費やして完成させたストップモーションアニメ。人類最後の男により、荒廃した地下世界に派遣された孤高のアサシンは、化け物たちの巣窟と化したこの世の終わりを目撃する。出演は「シド・アンド・ナンシー」などを手掛けた映画監督のアレックス・コックス。 -
グリーン・ナイト
『指輪物語』の作家J・R・R・トールキンが現代英語に翻訳して以来、広く読まれてきた14世紀の作者不明の叙事詩「サー・ガウェインと緑の騎士」を大胆に脚色し、幻想的で奇妙な冒険の旅に出る若者の野望と挫折、愛と欲望を描いたダーク・ファンタジー。監督・脚本は「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」のデヴィッド・ロウリー、製作は「ミッドサマー」「ライトハウス」のA24が手掛けた。未熟でどこか頼りない主人公ガウェインを「スラムドッグ$ミリオネア」や「LION/ライオン~25年目のただいま~」のデヴ・パテルが演じ、「リリーのすべて」のアリシア・ヴィキャンデルが一人二役で共演している。 -
シャーマンの娘
PFFアワード2015に入選した初監督作「幽霊アイドルこはる」以降、数々の短編映画を手掛けてきた井坂優介の長編初監督作。恋人のさゆりを事故で亡くした健悟は、女子高生・海花と出会い、祈祷師である彼女の父の力で、さゆりの霊と再会するが……。出演は、これが映画初主演となる木原渚、「性の劇薬」の長野こうへい、「ばるぼら」などで映画監督として活躍する手塚眞。