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フォーク&バレット サヨウナラ戦争 TWILIGHT FILE V
一人の女子高校生のタイクツな日々…淡い恋心を抱きながら思い描く世界が突如、別世界と重なり合う。それは、クローンとの壮絶な戦いの始まりだった…。「リンガマニア」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアターコンペティション部門にて奨励賞を受賞、「ミートボールマシン」で独特の表現と世界観でファンに圧倒的支持を得、「ガールフレンド:ストラトス」では前作とは違うテイストで幅の広さを見せた山本淳一監督が、本作では少女の淡い恋心と戦争の世界を見事に融合させている。キャストは、小夜が思いを寄せるクールな風間亮役を、ものまね・バラエティ・音楽などマルチに活躍しているはなわ。いつもとは違う二枚目のはなわとして迫真の演技で好演している。亮に思いを寄せる佐伯小夜役には、新人の丹羽斐沙江を抜擢。恋する少女の気持ちを丁寧に演じている。『ブバルディア』のオーナー草加役には、映画「わが愛の譜 滝廉太郎物語」「砂時計」「まぼろしの邪馬台国」(2008年11月公開)や、TV『はみだし刑事情熱系』などのクールかつ人間味溢れる演技で人気の風間トオル。本作のストーリーテラーとして作品に重みを持たせている。 -
魔法のiらんど teddy bear
携帯サイト“魔法のiらんど”から生まれた青春ラヴロマンス。「そして春風にささやいて」の横山一洋監督が、10代の若者たちの恋や友情を瑞々しく描く。出演は「同級生」「体育館ベイビー」の桐谷美玲、「ぼくたちと駐在さんの100日間戦争」の賀来賢人、「ロックンロール★ダイエット!」の三原じゅん子など。 -
夢のまにまに
「あゝひめゆりの塔」から「父と暮らせば」まで、数多くの名作で美術を手掛けた木村威夫が、90歳にして手掛けた長編映画監督デビュー作。戦争体験を軸に映画専門学校の校長と一人の学生の交流を描いた、木村監督の自伝的要素の濃い作品。「にあんちゃん」の長門裕之と「無法松の一生」の有馬稲子、ベテラン二人が共演。 -
ラストゲーム 最後の早慶戦
太平洋戦争のさ中、野球は敵国アメリカの国技だという理由で六大学野球は解散を余儀なくされる。そして、学業優先で徴兵を猶予されていた学生たちも戦争に駆り出される、学徒出陣はすぐそこに控えていた―。そんな時、戦場に赴く前の最後の願いとして行われた“出陣学徒壮行早慶戦”の、実現までの紆余曲折が描かれる。やがて死地へ向かう選手たちが、試合中、悦びに満ちた表情を見せるたび、哀しさが胸を突く。試合後の両校応援団によるエール合戦には涙を禁じえないだろう。本作が凡百の青春映画ではないポイントの一つとして、選手たちを見つめる顧問・飛田の真摯な描き方が挙げられる。演じる柄本明の“熱さ”は大きな見どころだ。80点 -
アメリカばんざい crazy as usual(2008)
イラク戦争開戦5周年を迎えてもなお若者を世界の戦場に送り出しているアメリカ。イラクやアフガニスタン、コソボ、ベトナムなどに送り出された若者たちのその後を追い、マスコミが伝えない、戦争の裏側を描くドキュメンタリー。監督は「闇を掘る」「Marines Go Home - 辺野古・梅香里・矢臼別」の藤本幸久。2008年3月20日、イラク戦争は開戦5周年を迎えた。今なお戦場へ兵士は送り続けられている。2008年6月6日の米国防総省発表によれば、米軍兵士の死者は4,091人、負傷者は30,182人に膨れ上がっている(2008年1月発表の世界保健機関の推計によるとイラク人死者は推定15万人超)。そんな中、イラク戦争に反対の声をあげるアメリカ人も増えている。許可なく軍務を離れる兵士も8千人を超えた。イラク開戦当時とは異なる今のアメリカの変化を生み出す契機になったのは、現役兵士や帰還兵、その家族たちの命がけの「NO」だ。しかし、それゆえに、アメリカは新兵獲得に躍起になっている。軍の広報予算は年間40億ドル。テレビでも、映画館でも、宅配ピザの箱でも、軍隊に入ろうのキャッチコピーが躍っている。そしてその矛先の多くは貧困層に向けられる。というのもアメリカの公立学校は、その学区の固定資産税収入を財源とし、貧困地域では学校そのものが貧乏なのだ。お金のない学校では国庫補助金を得るために、子どもの個人情報を軍に売り渡したり、授業を提供することが困難なために軍事教練科目を取り入れ軍人が授業したりしている。軍のリクルーターは高校生の携帯電話に直接アクセスすることができ、軍に入れば大学にも行ける、この境遇から抜け出して未来が開けると勧誘する。学歴社会のアメリカで、仕事を得るには大学卒業資格は必須。兵士になる名目は志願だが、その実態は格差社会がもたらす貧困徴兵制。ターゲットになるのは、いつも「NO」といえない貧困層とマイノリティーだ。現在、アメリカの全人口の100人に1人、350万人がホームレスで、男性ホームレスの3人に1人が元兵士といわれている。にも関わらずアメリカでは連邦予算の半分が軍に振り向けられている。戦争を続ける国・アメリカに暮らす人びとは、深く傷ついていた。若者たちも、母親たちも深く傷ついていた……。 -
少林少女
「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広プロデューサーと本広克行監督のコンビが、「少林サッカー」の製作・脚本・監督・主演を務めたチャウ・シンチーとタッグを組んだアクション・エンターテインメント。少林拳の普及を目指す少女がラクロスに出会い、チームプレイの重要さを知って成長するまでの姿を描く。ヒロインは、「県庁の星」「どろろ」の柴咲コウ。そして、「戦国自衛隊1549」の江口洋介、「あぶない刑事」シリーズの仲村トオル、「妖怪大戦争」の岡村隆史に加え、香港映画界からキティ・チャン、ラム・チーチョン、ティン・カイマンらが参加している。0点 -
WAR OF THE SUN カウラ事件 太陽への脱出
日豪政府によって隠されてきた史上最大の捕虜脱走事件“カウラ事件”を映像化。1944年、自決を遂げるために捕虜収容所を脱走した日本兵と、脱走兵を匿った元兵士の心の交流、それぞれの生き様を通して、戦争の悲劇と人間の生命の尊厳を描く。【スタッフ&キャスト】監督:ブラッド・ヘインズ 脚本:ダクレ・ティムズ 撮影:アンソニー・ジェニングス 音楽:マッテオ・ジンガレス 出演:ジェイ・コートラエ/宇佐美慎吾/原健太郎/橋本邦彦 -
いつか分かるだろう
イスラエルのアモス・ギタイ監督が大女優ジャンヌ・モローを主演に迎え、フランス国内でもなかなか語られないホロコーストが残した傷跡について描く。第9回東京フィルメックス特別招待作品。 -
囚われのサーカス
「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラム、『ハンター』のウィレム・デフォーほか豪華キャスト共演で贈る戦争ドラマ。ホロコースト生存者を集めた施設を舞台に、彼らが抱える心の闇と過去からの脱却を斬新な切り口で描く。【スタッフ&キャスト】監督:ポール・シュレイダー 製作:エフード・ブライベルグ 脚本:ノア・ストールマン 原作:ヨラム・カニュク 出演:ジェフ・ゴールドブラム/ウィレム・デフォー/デレク・ジャコビ/アイェレット・ゾラー70点 -
シップ・オブ・ノーリターン グストロフ号の悲劇(2008)
9千人もの犠牲者を出した海事史上最大の事故を元にした戦争アクション。監督は「ふたりのロッテ」のヨゼフ・フィルスマイアー。日本劇場未公開。