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父の死後、看護婦を志すが、演劇に興味を持ち、19歳でコンセルヴァトワ―ルに入学、アンリ・ロランに師事して、54年に一番の成績で卒業。コメディ・フランセ―ズに参加して舞台に立つ一方、55年から"Treizea a Table"を初めとする映画にも出演。翌年には、最優秀新人としてシェザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞する。60年代前半までは娘役を演じていたが、「パリのめぐり逢い」(67)では夫を若い女性に奪われる妻を好演。以後、中年女性の愛と哀しみを渋い演技で、また喜劇を巧みに演じられる女優として多くのに出演。75年の"Docteur Francoise Gailland"の演技でセザール賞を受賞した。舞台は他にルキノ・ヴィスコンティ演出の"Une femme trop honnete"(65)や"Madame marguerite"(74-76)に出演している。代表であるヴィスコンティ監督の「若者のすべて」(60)で共演したイタリア俳優レナ―ト・サルヴァト―リと62年に結婚していたが死別。
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