バレエの殿堂を追った「新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」、予告編公開
- 新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり , アマンディーヌ・アルビッソン , マチュー・ガニオ , ジェルマン・ルーヴェ , ユーゴ・マルシャン , プリシラ・ピザート
- 2022年06月09日
バレエの殿堂であるパリ・オペラ座の日々を追ったドキュメンタリー「新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」が、8月19日(金)よりBunkamuraル・シネマほかで全国順次公開。予告編が到着した。
パンデミックによる閉鎖から復活したパリ・オペラ座を舞台に、不安や葛藤、期待を胸に秘めたダンサーたちのレッスン再開、感染再拡大による公演危機、そして新エトワール誕生まで波乱の軌跡を捉えた「新章パリ・オペラ座〜」。今年1月のフランス国際ドキュメンタリー映画祭(FIPADOC)で観客賞に輝き、第40回モントリオール国際芸術映画祭(FIFA)にも出品され、「ダンスに捧げる感動的な抒情詩」(La vie)、「舞台の魔法を見せてくれる1本」(TT Télérama)と評された。
予告編は、マチュー・ガニオ、アマンディーヌ・アルビッソン、ジェルマン・ルーヴェといった最高位のエトワールが、“オペラ座の宝”といわれる演目、ヌレエフ振付の超大作「ラ・バヤデール」の年末公演に向けて稽古を重ねていく姿を映し出す。オペラ座の再閉鎖を受けたユーゴ・マルシャンの「気が変になりそうだ。バレエ団との契約は42歳で終わる。僕らの体の生物学的な時間との闘いだ」という言葉からは、ダンサーの過酷なありようが伝わってくる。
Story
パンデミックでパリ・オペラ座が閉鎖され、1日6~10時間踊っていた日常から突如切り離され、ダンサーたちは試練に直面していた。3ヵ月の自宅待機を経た2020年6月15日、クラスレッスンが再開。エトワールたちは「ラ・バヤデール」の年末公演に向けて稽古に励む。しかし開幕目前の感染再拡大で、1回きりの無観客配信つまり“幻の公演”となることが決定。そうした激動の中、新エトワールが誕生する──。
「新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」
出演:パリ・オペラ座バレエ
アマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、パク・セウン、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、ポール・マルク
アレクサンダー・ネーフ(パリ・オペラ座総裁)、オレリー・デュポン(バレエ団芸術監督)
監督:プリシラ・ピザート
2021年/フランス/カラー/ビスタ/ステレオ/73分/原題:Une saison (très) particulière/字幕翻訳:古田由紀子
© Ex Nihilo – Opéra national de Paris – Fondation Rudolf Noureev – 2021
提供:dbi.inc. EX NIHILO 配給:ギャガ
公式HP:gaga.ne.jp/parisopera_unusual Twitter:Twitter@new_parisopera