戦禍のウクライナから「アトランティス」「リフレクション」のヴァシャノヴィチ監督がメッセージ

ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督がウクライナの “未来” と “過去” の戦禍をそれぞれ描いた「アトランティス」(19)と「リフレクション」(21)が、6月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開。ロシアによる侵攻以降、ウクライナで戦禍を撮影している監督からメッセージ映像が届いた。

 

 

映像で監督は、「こうして話している間も何万もの英雄たちが、自由と民主主義のために命をかけて戦っています。皆さんがこの映画を観ることで我々は勝利に少し近づきます。ウクライナの視点を知ってくださるほど、ロシアのプロパガンダと戦意は弱体化していくのです」と語りかける。

なお、「アトランティス」で戦争によりPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えた主人公を演じたアンドリー・ルィマルークは、実際に元兵士で、ヴァシャノヴィチ監督の抜擢により映画初出演で主演デビュー。そして今、再び兵士として前線へ。また「アトランティス」「リフレクション」のプロデューサーであるウォロディミル・ヤツェンコも、戦場で戦っているという。

 

公開初日にはトークイベントも開催。
■日時:6月25日(土)12:50〜「アトランティス」上映終了後
■会場:シアター・イメージフォーラム
■登壇:梶山祐治(筑波大学UIA)

 

[caption id="attachment_13087" align="alignnone" width="850"] 「アトランティス」 ©Best Friend Forever[/caption] [caption id="attachment_13088" align="alignnone" width="850"] 「リフレクション」 ©Arsenal Films, ForeFilms[/caption]

 

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