人生の年輪が刻まれた〈顔〉の数々。「百年の夢」ポスタービジュアル&予告編到着

スロヴァキアの山岳地帯に暮らす老人たちの日常と人生哲学を捉え、16年間も輸出禁止となったドゥシャン・ハナーク監督のドキュメンタリー「百年の夢」(72)が、デジタル・リマスター版で12月3日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開。ポスタービジュアルと予告編が到着した。

 

 

スロヴァキア南西部のファトラ山地で、厳しい自然や孤独と向き合いながら、農業や羊飼いを生業として暮らす老人たちの姿を映し出す予告編。

からくり人形作りに熱中する男性。事故で歩けなくなり、25年間膝を使って暮らしながら自力で家を建てた男性。めんどりに聖書を読み聞かせる男性。結核を患い、納屋で50年暮らす農婦(その姿は彼女自身の葬儀の写真に連なっていく)など、そのありようはさまざまだ。彼らにとっての愛や家族、夢、労働や人生の意義とは──?

映画には、スロヴァキアの伝説の写真家マルティン・マルティンチェク(1913年~2004年)による40枚の写真も使用されている。人生の年輪が刻まれた数々の「顔」に、目を奪われるはずだ。

 

 

▶︎ 16年間も輸出禁止の衝撃作。スロヴァキア山岳地帯の老人たちを捉えた「百年の夢」

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