パトリス・ルコント監督 × ジョルジュ・シムノン原作。〈メグレ警視〉を映画化
- ジェラール・ドパルデュー , Maigret , ジョルジュ・シムノン , パトリス・ルコント , ジャド・ラベスト , メラニー・ベルニエ , オーロール・クレマン , アンドレ・ウィルム
- 2022年11月07日
ジョルジュ・シムノンのミステリー小説〈メグレ警視シリーズ〉を映画化したパトリス・ルコント最新作「Maigret」(邦題未定)が、3月17日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開。場面写真が到着した。
1953年のパリ。モンマルトルのヴァンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の刺殺体が発見され、メグレ警視が事件を担当することに。刺し傷は5か所あり、目撃者はおろか、彼女の素性を知る者すらいない。
若い女性には不釣り合いな高級ドレスを唯一の手がかりに、メグレは捜査に異常なほどのめり込む。何が彼を駆り立てるのか……。
パトリス・ルコントの8年ぶりの長編映画であり、出世作「仕立て屋の恋」に続いてジョルジュ・シムノンの小説を映像化した「Maigret」。〈メグレ警視シリーズ〉の中でも、余韻の深い読後感で人気の『メグレと若い女の死』(1954)をもとに描かれる。血塗られたドレスが導く真相とは? 華やかな都会へ出てきた女性たちを襲う過酷な現実が見えたとき、メグレは心を動かされていく。
メグレを演じるのは名優ジェラール・ドパルデュー。身長180センチ、体重100キロという原作に忠実な姿に、渋みを漂わせる。なお本作は、〈フランス映画祭2022〉で一足早く上映。ルコントの来日も予定されている。
「Maigret」(邦題未定)
原作:ジョルジュ・シムノン「メグレと若い女の死」
監督:パトリス・ルコント
脚本:パトリス・ルコント、ジェローム・トネール
撮影:イヴ・アンジェロ
音楽:ブリュノ・クーレ
出演:ジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン、アンドレ・ウィルム
2022年/フランス/89分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Maigret/日本語字幕:手塚雅美
配給:アンプラグド
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