世界遺産大炎上での救出劇を、ジャン=ジャック・アノーが圧倒的リアリティで描く「ノートルダム 炎の大聖堂」

 

2019年4月15日に起きたノートルダム大聖堂の火災を、「愛人/ラマン」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」のジャン=ジャック・アノーが映画化した「ノートルダム 炎の大聖堂」が、4月7日(金)より全国公開。キービジュアルと予告編が到着した。

 

 

大規模セットを炎上させてIMAX®️カメラで撮影し、VFXも融合。さらにSNSで呼びかけて集めた実際の映像を織り込み、圧倒的なリアリティを生み出した本作。第48回セザール賞視覚効果部門にノミネートされた。

「映画の目的は、大聖堂で大火災が発生した原因を追究することではなく、どのように大聖堂が救出されたのかを描くことにある」と監督は言う。もちろん主役は消防士たちだ。幾つもの不運に行く手を阻まれ、崩落の危機が迫る中、大聖堂も聖遺物も人命も何ひとつ諦めず救うべく決死の突入を敢行。そうして「死者ゼロ」で惨事を乗り切っていくドラマに胸が熱くなる。

 

 

Photo credit : Mickael Lefevre
Photo credit : Mickael Lefevre
Photo credit : David Koskas
Photo credit : Mickael Lefevre
Photo credit : Guy Ferrandis
Photo credit : Guy Ferrandis

 

Story
ノートルダム大聖堂でいつも通りミサが行われていた夜、警報器が火災を知らせる。だが誤報と思い込んだ関係者らは迅速に対応せず、その間にも火の手は拡大。消防隊が到着した頃には、大聖堂は燃え上がり、煙がパリの空高く上っていた。
建物の狭く複雑な通路は消防隊の行く手を阻み、キリストの聖遺物を運び出そうにも厳重な管理があだとなって困難を極める。群衆が祈りを込めてアヴェ・マリアを歌う中、マクロン大統領の許可を得た消防士たちは、決死の突入作戦に挑むが……。

 

「ノートルダム 炎の大聖堂」

監督:ジャン=ジャック・アノー
出演:サミュエル・ラバルト、ジャン=ポール・ボーデス、ミカエル・チリニアン
2021年/フランス・イタリア/110分/カラー/ビスタ/4K/5.1ch・7.1ch/フランス語/字幕翻訳:宮坂愛/字幕監修:サニー カミヤ/原題:Notre-Dame brûle
配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:notredame-movie.com
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