深夜ラジオが家族を繋ぐ。シャルロット・ゲンズブール主演「午前4時にパリの夜は明ける」予告編到着
- シャルロット・ゲンズブール , ミカエル・アース , キト・レイヨン=リシュテル , ノエ・アビタ , エマニュエル・ベアール , 午前4時にパリの夜は明ける , メーガン・ノータム
- 2023年02月22日
「アマンダと僕」の俊英ミカエル・アースがシャルロット・ゲンズブールを主演に迎え、80年代パリに暮らすある家族の7年を描いた「午前4時にパリの夜は明ける」が、4月21日(金)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほかで全国順次公開。本予告と追加場面写真が到着した。
物憂げに煙草を吸うエリザベート(シャルロット・ゲンズブール)。ヴァンダ(エマニュエル・ベアール)がパーソナリティーを務める深夜ラジオが部屋に流れる。夫が家を出て途方に暮れるエリザベートは、ティーンエイジャーの子供たちとの会話もぎこちない。
新たにラジオの仕事を見つけた彼女は、そこで出会った家出少女のタルラ(ノエ・アビタ)を家に招き入れる。夫との関係を整理しきれずに「惨めよね」と涙を見せるエリザベートに「そんなことない」と優しく返すタルラ。映画館に忍び込むマチアス(キト・レイヨン=リシュテル)とジュディット(メーガン・ノータム)とタルラ。4人は共に暮らす中で歩み寄り、支え合うように。
ある日、エリザベートとマチアスが帰宅すると、マンションの前に倒れ込むタルラの姿があった。「ごめんなさい」と謝るタルラを「自分を大事にしなきゃ」と抱き寄せるエリザベート。タルラに何があったのか、抱えた思いとは──。
フランソワ・ミッテラン当選に沸く人々など「1980年代パリ」のアーカイブ映像、映画作品の引用、そして眠れぬ夜を過ごす人々を繋ぐ「深夜ラジオ」とともに紡がれる珠玉の物語。公開が待ち遠しい。
© 2021 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA
配給:ビターズ・エンド
▶︎ シャルロット・ゲンズブール主演 × ミカエル・アース監督。80年代パリの家族物語「The Passengers of the Night」