リーアム・ニーソンの記念すべき100本目の出演作であり、推理小説の巨匠レイモンド・チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウの活躍を描いたハードボイルド・ミステリー「探偵マーロウ」が、6月16日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開。マーロウのダンディズムが香る予告編が到着した。

 

 

原作はブッカー賞受賞作家ジョン・バンヴィルが、ミステリー小説を手がける際の“ベンジャミン・ブラック”名義で著した『黒い瞳のブロンド』。村上春樹の新訳も話題を呼んだチャンドラーの傑作『ロング・グッドバイ』の本家公認の続編となる。メガホンを執ったのは、同じアイルランド出身で、これがリーアムと4度目のタッグとなるニール・ジョーダンだ。

1939年のロサンゼルス。フィリップ・マーロウ(リーアム・ニーソン)は、ブロンド美女のクレア(ダイアン・クルーガー)にかつての愛人を探してほしいと頼まれる。さっそく調査に乗り出すと、ハリウッドの映画業界で働いていたというその男、ニコ・ピーターソン(フランソワ・アルノー)は、すでに殺されていた。ところがクレアは街で彼を見たと主張。さらに、娘のクレアが何を依頼したか探るドロシー(ジェシカ・ラング)、ニコを見つければ金を払うと言う裏社会のボス(アラン・カミング)といった不可解な面々が現れる。果たしてニコは何者なのか、そして生きているのか──?

 

 

「探偵マーロウ」

監督:ニール・ジョーダン
脚本:ウィリアム・モナハン
原作:「黒い瞳のブロンド」(ベンジャミン・ブラック/小鷹信光 訳 早川書房刊)
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラング、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ダニー・ヒューストン、アラン・カミング
原題:Marlowe/2022年/アイルランド・スペイン・フランス/英語/109分/カラー/字幕翻訳:船越智子
配給:STAR CHANNEL MOVIES
©2022 Parallel Films (Marlowe) Ltd. / Hills Productions A.I.E. / Davis Films
marlowe-movie.com

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