「フェア・ゲーム(1995)」のストーリー

常夏の街マイアミ。ジョギング中の美女ケイト(シンディ・クロフォード)の左腕を、何者かが発砲した銃弾がかすめた。事情聴取に当たったのは、ガールフレンド(サルマ・ハエック)に追い出されてツイていないマックス刑事(スティーヴン・ボールドウィン)。クールでやり手の女性弁護士と根っからの殺人課刑事ではそりか会うはずもなく、2人は皮肉を言って別れた。その夜、マックスの眼前でケイトの家が爆発し、運河に投げ出された彼女に向かってマシンガンが浴びせられた。狙ったのは、KGBがキューバに派遣していた特殊部隊の残党にして盗聴のプロ、首領カザク(スティーヴン・バーコフ)率いるハイテク・テロリスト集団だった。マックスは奇跡的に助かったケイトを保護するが、敵はクレジットカードの使用データから彼女たちの居場所を割り出し、急襲する。危うく逃げ延びたマックスとケイトは、敵の正体も狙われる理由も分からぬまま、お互い以外は誰も信用できないと、メイヤーソン副署長(クリストファー・マクドナルド)とも連絡を断った。だが、一味はことごとく先回りし、2人が保護を求めたFBIの捜査官も偽者だった。鑑識課の従姉妹と連絡を取ったマックスは、ようやく姿なき敵がKGBであることを知る。彼らは一味の監視システムを逆手にとっておびき寄せ、激しいカーチェイスの末に追手を倒す。束の間の休息に2人は抱き合うが、ケイトが敵にさらわれた。一味は沖合に停泊した老朽船内にいた。ソ連崩壊で食いつめた彼らは、この船の近くの海底ケーブルを操作して連邦政府の休眠銀行口座の強奪を企んでいた。そのため、この船の持ち主である男の離婚訴訟に関わっていたケイトが計画の遂行に邪魔なのだった。マックスは船に侵入すると敵と戦い、ケイトを救出する。彼らは爆発炎上した船から海上に逃れたが、欲にかられたカザクは船と共に海中に没した。

今日は映画何の日?

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