「バタフライ・ラヴァーズ(1996)」のストーリー

時は東晋。身分の違う者同士の結婚は許されなかった時代のこと。名家、祝家。娘インこと祝英台(チャーリー・ヤン)のじゃじゃ馬ぶりに手を焼いた両親は、マー族の高級官吏に嫁がせようと男装をさせて大学に通わせた。かつて自分も男装して通った母の口利きで、一人だけ別宅の書庫で寝起きする彼女だが、偶然そこで苦学生のサンこと梁山泊(ニッキー・ウー)と出会う。友情で結ばれた二人だが、ある日インが女であることが知れると、やがてそれは愛に変わった。だがその矢先、出世亡者の父の画策で、政略結婚のためインは実家に呼び戻される。追いかけてきたサンと山中で結ばれるイン。二人は駆け落ちを試みたが失敗。サンは袋叩きにされて追い出され、インは部屋に閉じ込められた。かなわぬ恋の病の中、インの結婚を知ったサンは衰弱して死んだ。インは彼の死を知り、涙を長し続けた。花婿の家へ向かう嫁入り行列。突如吹き荒れる嵐が一行を止め、行く手に梁山泊の墓標が現れた。牛車を飛び出したインは誘われるように墓標へ近づく。その時、地面が割れ、インは愛する男に抱かれるように姿を消した。

今日は映画何の日?

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