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「極道の妻たち リベンジ」のストーリー
関西の極道組織”侠心会“の会長・東野が、その座を娘婿の内藤組組長・内藤政治に譲ることを決意した。愛人にうつつを抜かしてばかりいた政治も覚悟を決めるが、長くは続かず妻の敦子に三行半を突きつけられてしまう。そんな政治に代わって組を切り盛りしているのは、頭の昇と妻の沙知子だ。ふたりは政治を会長の座に座らせ、敦子とのよりを戻させようと奔走するが、そんな矢先、沙知子がかつての恋人で10年の刑を終えて出所してきた神原と運命的な再会を果たす。忘れていた筈の神原への想いを、押さえきれなくなる沙知子。一方その頃、内藤組のシマ内では様々な事件が勃発していた。実は、それは政治の会長就任をやっかむ河合組組長・河合正道らが仕組んだことだった。しかも、その実行部隊には神原がいたのだ。神原への想いと組に対する忠誠心の間で揺れ動く沙知子だったが、河合たちが政治と昇を手にかけたことで、彼女は極道の妻として河合を撃つことを決心する。神原と決別し、単身、河合の元へ乗り込んで行く沙知子。彼女は、後からやってきた敦子と共に、夫の敵討ちを果たす。