「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」のストーリー

若き頭首・風間仁(声:千葉一伸)率いる“三島財閥”と、彼の父親である三島一八(篠原まさのり)が実権を握る“Gコーポレーション”は、人類初の万能細胞“M細胞”を求め、世界各国を極秘に捜索しながら互いに争いを繰り広げていた。そんな中、両陣営はその鍵を握る人物が京都のインターナショナルスクール、京國校に通う高校生・神谷真(宮野守)であることを突きとめる。神谷の身辺調査を行うため、風間は専属のエージェント、ニーナ・ウィリアムズ(田中敦子)を派遣。一方の三島は彼の右腕であるアンナ・ウィリアムズ(渡辺明乃)を、財閥が経営する三島高専へと送りこむ。ある日、中国拳法の達人で三島高専の2年生リン・シャオユウ(坂本真綾)がいつものように登校すると、校長室に呼び出され、そこにいたGコーポレーションから派遣されたという見知らぬ女から、京國校への転入と、神谷の身元を調べることを依頼される。一度は断ったシャオユウだったが、Gコーポレーションと対立する三島財閥=風間仁に近づくチャンスと思い、このミッションを引き受ける。シャオユウは、かつての良き友人・風間に本来の姿を取り戻してもらいたいと考えたのだ。こうして京國校に潜入したシャオユウ。早速、校内で神谷を探していると、突然、屋上からひとりの男が落ちてきた。その身体能力で彼の救出に成功するが、その男こそが神谷だった。知り合った同級生アリサ・ボスコノビッチ(松岡由貴)は神谷に思いを寄せており、救ってくれたシャオユウにお礼を言うと共に、彼が屋上から飛び降りたのは今回で2度目だと教えてくれた。自殺願望があるわけでもなく、このような謎の行動を繰り返す神谷の調査を続けていくうちに様々な事実が発覚する。彼が京國校の前に三島高専に通い、風間の友人だったこと、彼以外のクラスメートが集団失踪する謎の事件があったこと。彼が風間へとつながる唯一の糸だと確信したシャオユウは、アリサと共に神谷へさらなる接近を試みるが、なかなか核心に近づくことができない。そんな中、神谷が何者かによって連れ去られてしまう。そこには三島財閥という巨大な陰、風間仁、三島一八、そして今は亡き三島平八の欲望入り乱れた血なまぐさい陰謀が隠されていた……。

今日は映画何の日?

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