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「みかんの丘」のストーリー
南コーカサス地方。アブハジアがジョージアからの独立を求めたことから激しい紛争が勃発。アブハジアのエストニア人集落にいた多くの者は帰国したが、育てているみかんの収穫期が控えるイヴォはその地にとどまることに。みかんの木箱を作るマルガスもまた残ることにする。集落にも戦闘が近づき、二人は傷ついた兵士たちを家に連れ帰り介抱する。ところがその兵士たちはアブハジアを支援するチェチェンのアフメドとジョージア兵のニコであり、一つ屋根の下で敵同士が一緒に過ごすことになる。