「ミスター・マム」のストーリー

デトロイト。自動車工場につとめる技師ジャック・バトラー(マイケル・キートン)は、ある日、会社の業績不振のためにレイオフを宣告された。家計を助けるため、妻のキャロライン(テリー・ガー)は広告代理店に勤めることになった。かわりにジャックは長男のアレックスを学校へ送っていき、スーパーに寄って買物をし、下の子供のケニーやミーガン(コートニーとプリタニーのホワイト双生児の2人1役)の世話をし、洗濯をする。そんな彼に、未亡人のジョーン(アン・ジリアン)が下心を隠して接近してくる。忙しい家事に振り廻されるジャック。一方、キャロラインの方は、自分の提出した宣伝プランがクライアントの気に入り、重宝される。ジャックは、再雇用の面接で、自分のレイオフが出勤仲間だったラリー(C・ロイド)の保身のための策謀のせいと知り、怒りをぶちまけ、気晴らしに近所の奥さん連中と男性ストリップを見に行く。キャロラインはクライアントの社運を賭けたTVコマーシャルの製作をまかせられて、ロサンゼルスに出張する。妻との仲が冷えかかってきていることに気付いたジャックが、ロサンゼルスのホテルに電話したら、ロン社長(マーティン・マル)が出たので、カンカンに。スケベー社長はキャロラインに迫って反撃される。そうとは知らぬジャックは、夫婦の危機に乗じて迫ってきたジョーンに心がかたむく。そこヘキャロラインがもどってきた。ジャックとキャロラインは改めて愛を確かめあう。そして、ジャックの再雇用も決まり、主夫生活も終わりをつげた。(東宝東和配給*一時間三一分)

今日は映画何の日?

注目記事