解説
フリー・ダイビングに命を賭ける海の男たちの友情や愛を描く。製作は「カルメン(1983 Rosi)」(フランチェスコ・ロージ監督)のパトリス・ルドゥ、原案・監督・脚本は「最後の戦い」のリュック・ベッソン、共同脚本は「追いつめられて……」」のロバート・ガーランド、マリリン・ゴールディン、ジャック・メイヨール、マルク・ペリエ、撮影は「サブウェイ」のカルロ・ヴァリーニ、音楽はエリック・セラが担当。出演は「800万の死にざま」のロザンナ・アークェット、「戦場の小さな天使たち」のジャン・マルク・バール、「最後の戦い」のジャン・レノほか。日本版字幕は戸田奈津子。カラー、70ミリ。
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「グレート・ブルー」のストーリー
一九六五年、ギリシャのキクラーデス諸島で八歳のジャックはエンゾと出会った。そこで二人は初めて潜りを競うが、翌日、ダイバーであるジャックの父の死を目撃し、大きな衝撃を受ける。一二年後の一九八七年、いまや一流ダイバーとなったエンゾ(ジャン・レノ)は、稼いだ金をつぎ込んでジャック(ジャン・マルク・バール)の行方を探していた。ジャックとダイビング選手権に出場して勝利すること、それがエンゾの夢だったのだ。一方ジャックは水族館のイルカだけを友として静かに暮らしていた。そんなジャックと出会ったニューヨーク生れのジョアンナ(ロザンナ・アークェット)は、彼の不思議な雰囲気にひかれていく。やがてエンゾはジャックをシチリアの競技会に連れ出すが、そこでのダイビングでジャックに敗れてしまう。ジャックへの対抗心に燃えるエンゾは、無謀なダイビングに挑み、命を落としてしまう。その魂にひかれるかのように、ジャックもまた大海原に一人乗りだしていく。彼を愛し、彼の子を宿したジョアンナを残して。やがて、人間の限界を超える深海に達したジャックの目の前に一匹のイルカが現われ、彼を底知れぬ深淵へと連れ去っていくのだった。
「グレート・ブルー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「グレート・ブルー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 1988 |
公開年月日 | 1988年8月20日 |
製作会社 | ゴーモン・プロ |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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