解説
ウォルフ・マンコウィッツのシナリオをヴァル・ゲストが製作・演出した風俗青春ドラマ。撮影はジョン・ウィルコックス、音楽をロバート・ファルノンとヴァル・ゲストが担当した。出演は「人間の絆」のローレンス・ハーヴェイ、「若き非行の群れ」のクリフ・リチャード、シルヴィア・シムズ、ヨランド・ドンランほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「女体入門」のストーリー
ジョニー(ローレンス・ハーヴェイ)はドラマーだが、タレントの養成や斡旋をやって大きく稼ごうと懸命だった。でも実際は思惑通りにならず生活は苦しかった。ヌード・ダンサーのマイシー(シルヴィア・シムズ)は酒場で働いて、時折小使銭をやっては彼を励ましていた。ある夜、二人は喫茶店へ行くが、そこでベルトという若い男の歌に聞き惚れ、早速彼のマネージを引受け、芸名もボンゴ・ハーベルトに決めた。金の卵を発見したジョニーはレコード会社に売り込んだ。そして次第に有名になり、若い彼の無知をいいことに、出演料のピンハネで儲けていった。しばらくしてアメリカのジャズ・シンガー、デキシー・コリンズ(ヨランド・ドンラン)がロンドンにやって来、ステージなどで知りあったボンゴと、同棲するようになるが、彼のギャラのあまりに少ないのを驚くと同時にジョニーのピンハネを知り、早速彼との契約を止めさせた。運が開きかけたジョニーは、ボンゴのマネージを辞めたが、次のボンゴを夢みながら、今までのマネジメントの方法を反省するでもなく、相変らず派手な生活に明け暮れしているのだった……。
「女体入門」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「女体入門」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1962 |
公開年月日 | 1964年6月23日 |
製作会社 | ア・ヴァル・ゲストプロダクション |
配給 | 大蔵映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | モノクロ/シネスコ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1964年8月上旬号 | 外国映画紹介 女体入門 |