解説
「気ままな情事」のディエゴ・ファブリ、「甘い大陸」のラファエル・アズコーナ、「女王蜂」の監督マルコ・フェレーリの共同脚本をマルコ・フェレリが監督したセックス・コメディ。撮影は「快楽と神秘」のベニト・フラッタリ、「夏物語」のエンツォ・セラフィン。マリオ・ブルピアーニの三人が担当、音楽は「世界を裸にする」のテオ・ウズエリ。出演は「気ままな情事」のウーゴ・トニャッティ、「土曜の夜と日曜の朝」のシャーリー・アン・フィールド、カトリーヌ・フェロ、アレクサンドラ・スチュワルトほか。製作はアルフォンソ・サンソーネとエンリコ・クロシキ。
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ユーザーレビュー
「歓びのテクニック」のストーリー
〈第一話〉夫婦の義務……? ローマの夜、ある夫婦の寝室。ミケーレ(U・トニャッツィ)は仕事の疲れもどこへやら、妻のラウラ(S・A・フィールド)をさかんに誘うが、彼女はまったく気乗りしない様子。ついに夫婦喧嘩へと発展。やがて和解。今度は立場がひっくり返り、ラウラの目の前でミケーレは深い眠りにおちていった。 〈第二話〉華やかなる結婚 ニコラ(U・トニャッツィ)とラウラ(C・フェロ)は大変な愛犬家夫婦である。ジョルジアという名の牝犬と、血統のよいダックスフントの牡犬とが、ある日見合いをした。やがて愛犬結婚協会において目出たく結婚した。二匹は晴れて“聖”なる夜を迎えたというわけ。 〈第三話〉未来の恋人たち 一九八四年、ある海岸。イゴール(U・トニャッツィ)は若く美しい女性と海水浴の最中である。よく見るとそれは人間ではなく、ゴムで出来たダッチ・ワイフだ。最早、この時代になると人間は誰しも人間同士の結婚をやめて、ゴム人形と結婚するようになっていた。イゴールは若い人妻のぴちぴちした肌を見て、ああ自分も、新型のやつを抱いてみたいなあ、と思うのだった。 〈第四話〉歓びのテクニック ニューヨーク中流の生活を営むフランク(U・トニャッツィ)とナンシー(A・スチュアート)の夫妻は、ある夜の“セックス懇談会”に出かけた。性生活を語って、明日の性生活を改善する会だ。そんなことが恥かしくて困りぬいているフランクを人妻のサリー(G・ゲルマーニ)が助けた。彼は隣室の懇談会をよそに、サリーを強引に押し倒していった。
「歓びのテクニック」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「歓びのテクニック」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | イタリア |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1967年4月1日 |
製作会社 | サンクロ・フィルム |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | モノクロ/ビスタ |
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