解説
映画製作にとりかかろうとしている監督の苦悩を描くコメディ。製作はレンツォ・ロッセリーニ、監督・脚本・主演は「僕のビアンカ」のナンニ・モレッティ、撮影はフランコ・ディ・ジャコモ、音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。出演はほかにラウラ・モランテなど。1981年・第38回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門にて審査員大賞を受賞。
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ユーザーレビュー
「監督ミケーレの黄金の夢」のストーリー
映画評論家に悪罵に近い辛辣な批評を浴び、さらに強力な新人の登場で足元が危うくなっている映画監督ミケーレ(ナンニ・モレッティ)は、3作目の映画「フロイトの母」の製作準備に取りかかってはいるものの憂鬱で、悪夢の毎日を送っている。夢の中では、憧れの女子高生シルヴィア(ラウラ・モランテ)まで彼から逃れようとしており、悪夢から醒めれば、母親(ピエラ・デッリ・エスポスティ)からマザコンと言われ、どなり返すのだった。そんなある日、ミケーレはテレビの番組の企画で、新人監督のジージョ(ジージョ・モッラ)と、どちらが最強の映画監督かを賭けて戦うが敗れ、さすらいの中でシルヴィアにプロポーズする時、彼は狼男に変身するのだった。
「監督ミケーレの黄金の夢」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「監督ミケーレの黄金の夢」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | イタリア |
製作年 | 1981 |
公開年月日 | 1990年2月8日 |
製作会社 | オペラ・フィルム・プロ=RAI-TV |
配給 | ゼアリズ=新日本映画社 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1990年4月上旬号 | 外国映画紹介 監督ミケーレの黄金の夢 |