解説
ひとりの男性の74年間の人生を通して、移ろいゆく時代の中で変化してゆくある家族の人間模様を描くドラマ。製作はフランコ・コミッテリ、監督・脚本・編集は「マカロニ」のエットーレ・スコラ、共同脚本はルッジェーロ・マッカリとフリオ・スカルペッリ、撮影はリカルド・アロノヴィッチ、音楽はアルマンド・トロバヨーリが担当。出演はヴィットリオ・ガスマン、ファニー・アルダン、ステファニア・サンドレッリほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ラ・ファミリア」のストーリー
1906年、大家族のひとりとしてカルロは生まれた。1926年、父が死んだ年、カルロは彼が家庭教師をしているベアトリスの姉、アドリアーナに恋心を抱く。弟のジュリオはいつしかファシストになっていた。1936年、カルロはベアトリスと結婚し、パオリーノとマッダレーナのふたりの子供をもうけていた。そんな平穏な日々も戦後一変する。アドリアーナはフランス人のジャン・リュックと婚約し、収容所から戻ったジュリオは家政婦のアデリーナと結婚した。家族が海へ出かけた夏、カルロとアドリアーナは久しぶりにふたりだけのひとときを過ごした。その年、マッダレーナが結婚するが、数年後他の男と駈け落ちした。こうして時は流れていった。カルロの80歳の誕生日、孫のカルテットが親戚たちを全員招待する。そしてカルロはこの長い年月を感慨深くふり返るのだった。
「ラ・ファミリア」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ラ・ファミリア」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | イタリア フランス |
製作年 | 1987 |
公開年月日 | 1990年5月5日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | マスフィルム=チネチッタ=RAI-TV・チャンネル1=レ・フィルム・アリアーヌ・シネマックス |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ステレオ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1990年4月上旬号 |
グラビア ラ・ファミリア 特集 ラ・ファミリア 評論 特集 ラ・ファミリア 分析採録 |
1990年6月上旬号 | 外国映画紹介 ラ・ファミリア |