解説
将来の選択に迷いをみせるバレリーナが、若かりし頃のひと夏の恋を回想することで、迷いを断ち切っていく姿を描く。監督・脚本・原作・原案は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、製作はアラン・エーケルンド、撮影は「野いちご」のグンナール・フィッシャー、音楽は「処女の泉」のエリク・ノルドグレンが担当。
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「夏の遊び」のストーリー
新聞記者ダヴィッドとの結婚をとるか、バレリーナとしての仕事をとるかの選択に迫られたバレリーナのマリー(マイ・ブリット・ニルソン)は誰からか届けられた古い日記を読んで若かりし頃の思い出の場所を訪れる。そこはバレエ学校の生徒だった彼女が、サマースクールに向かう途中に合った学生ヘンリック(ビルイェル・マルムステーン)とひと夏の恋に落ちた思い出のサマーハウスだった。ともに両親のいない2人の想いはすぐに同情から恋に変わった。愛にのめり込むゆえ、ヘンリックはマリーと彼女の伯父が親密であることと彼女がバレエに打ち込み過ぎることに嫉妬心を抱き、仲たがいする。しかし、祖母の意地の悪い言葉に打ちひしがれるヘンリックをマリーが慰めたことで仲直りし、2人は前以上に深く結びつくのだった。夏も終わり、しばしの別れを惜しみ2人は密かに婚約する。その直後飛び込みに失敗し、ヘンリックは死亡する--。サマーハウスで我に返ったマリーは伯父を訪ね、彼が日記を送ってきたこと、マリーに思いを寄せていることを知り、2度と会わない約束をして立ち去る。バレエの講師からのサジェスチョンで自分の結婚に踏み切れない蟠りがなにか分かった彼女は、日記をダヴィッドに見せ、全てを知った上で一緒になるのならと返事をする。
「夏の遊び」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「夏の遊び」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | スウェーデン |
製作年 | 1951 |
公開年月日 | 1992年9月26日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | スヴェンスク・フィルムインダストリ |
配給 | アルバトロス・フィルム |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
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