解説
そのスキャンダラスな生きざまで一世を風靡した、歌手/映画監督のセルジュ・ゲンズブールが主演・音楽をつとめたラヴ・ストーリー。監督はピエール・グランブラで、フランソワ・トリュフォーのアドヴァイスで自らの失恋を題材に「スウィート・スウィート・バック」の黒人監督メルヴィン・ヴァン・ピーブルズと脚本を執筆、グランブラとフランシス・ジロ、ダニエル・ヴァグナが脚色にあたった。撮影はクロード・ボーソレイユ。共演は本作で出会い交際の後、夫婦となった「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」「地に堕ちた愛」などのジェーン・バーキン、「うたかたの恋」のアンドレア・パリジー、「セリーヌとジュリーは舟でゆく」のジュリエット・ベルトほか。2018年3月24日より再上映(DCP/配給:オンリー・ハーツ)。
ユーザーレビュー
「スローガン」のストーリー
鬼才CMディレクターのピエール(セルジュ・ゲンズブール)はヴェニスの映画祭でグランプリを受賞。彼はそこで、愛人とやって来ていたエヴリーヌ(ジェーン・バーキン)という女性と知り合い一目惚れ、たちまち深い仲に。ピエールには赤ん坊を抱え、二人目の子供を妊娠中の妻フランソワーズ(アンドレア・パリジー)がいたが、彼女も今度ばかりは浮気な夫も本気なのを知った。離婚したピエールとエヴリーヌは一緒に暮らしはじめるが、何かと葛藤も多い。数年後。エヴリーヌはパリでにやけたイタリア人のプレイボーイと知り合う。彼は競艇のイタリア・チャンピオンだった。再びヴェネチアの映画祭でグランプリを獲得したピエールと当地へ向かったエヴリーヌは、そのままそのプレイボーイと駈け落ちしてしまった…さらに数年後。またもピエールはヴェネチアでグランプリを受賞。優勝杯を抱えて歩いていた彼に、美女がぶつかる。ピエールに新たな恋の予感が訪れた。
「スローガン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スローガン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | フランス |
製作年 | 1968 |
公開年月日 | 1995年12月23日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | オルフェ・ハムスター・フィルム |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | 1:1.33 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://slogan.onlyhearts.co.jp/ |
コピーライト | (C) 1969 HAMSTER FILMS – ORPHEE PRODUCTIONS |
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