解説
張り込みの刑事と団地主婦の危うい関係を描いたサイコ・サスペンス。監督は「死者の学園祭」の篠原哲雄。華倫変の原作を基に、「明るい場所」の豊島圭介が脚色。撮影を「美人取り立て屋 恥ずかしい行為」の上野彰吾が担当している。主演は、「英二」の若林しほと「リング」の小市慢太郎。尚、本作は『ラブシネマ』の第4弾作品として、製作・公開された。DV作品。ビデオプロジェクターによる上映。
ユーザーレビュー
「張り込み(2001)」のストーリー
ある団地に暮らす主婦・スミレは、夫の出張中に刑事・吉岡の訪問を受ける。向かいの棟に、最近世間を騒がせている爆弾魔が潜伏しているとの情報があり、スミレの部屋で張り込みをさせて欲しいと言うのだ。事情を聞き、部屋を提供するスミレ。だが、どうも吉岡の態度がおかしい。彼女は、次第に吉岡への不信感と不快感を膨らませていく。やがて、実は吉岡は刑事ではなく、かつてスミレが英語教材のセールスマン・荒川との不倫の末に、彼を自殺に見せかけて殺したことを知りながら、犯人と思しき彼女に一目惚れした為に、事実を上司に報告しなかった事件の鑑識係だったことが判明する。そして、彼は募る一方の彼女への想いを果たす為、強攻策に出たのだ。スミレを愛するが故に、彼女を拘束する吉岡。そんな彼を、スミレは隙を見て撲殺するが、彼の死に顔には喜びの表情が浮かんでいた。
「張り込み(2001)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「張り込み(2001)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年1月20日 |
上映時間 | 79分 |
製作会社 | 日本レンタル・システム・サプライ=日本トラステック(制作協力 ボノボ) |
配給 | シネロケット |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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