ベッカムに恋して
べっかむにこいして Bend It Like Beckham- 上映日
- 2003年4月19日
- 製作国
- イギリス
- 制作年
- 2002
- 上映時間
- 112分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
サッカーに夢中のインド系イギリス人の女の子が、自分の道を切り開いていく様を描いた青春映画。監督・製作・共同脚本はこれが長編第3作となるグリンダ・チャーダ。撮影は「恋人たちの食卓」のジョン・リン。出演はこれが映画デビューとなるパーミンダ・ナーグラ、「穴」のキーラ・ナイトレイ、「セクシャル・イノセンス」のジョナサン・リース・マイヤーズ、「ぼくの国、パパの国」のアーチー・パンジャビ、「ラッキー・ブレイク」のフランク・ハーパー、「エマ」のジュリエット・スティーヴンソンほか。人気サッカー選手のデイヴィッド・ベッカムと、妻のヴィクトリアが特別出演。2002年ロカルノ国際映画祭観客賞、同年ボルドー映画祭観客賞、審査員特別賞、最優秀女優賞、同年シドニー映画祭観客賞ほか受賞。
ユーザーレビュー
「ベッカムに恋して」のストーリー
ジェス(パーミンダ・ナーグラ)は、サッカーとベッカムを愛するインド系の少女。地元の女子サッカー・チームのエース・ストライカー、ジュールズ(キーラ・ナイトレイ)から誘われた彼女は、チームに入部。コーチのジョー(ジョナサン・リース・マイヤーズ)にも見込まれ、本格的なプレーイヤーへの一歩を踏み出した。ところが、伝統的なインドの慣習にあずかる母(シャヒーン・カーン)にそれがバレてしまい、サッカーを禁止される。しかしジェスは隠れてサッカーを続け、才能を開花させていく。彼女を心配したジョーは、ジェスの家を訪ね、才能をつぶなさいように両親を説得。だが若い頃にクリケットの選手だったジェスの父(アヌパム・カー)は、インド人という理由で差別されプレーができなかった苦い経験から反対を譲らなかった。そんな中、チームはドイツ遠征へ。家族に嘘をついて参加したジェスは、ジョーと惹かれ合って唇を重ねそうになる。それを見てしまったのは、ジョーに恋心を抱いていたジュールズ。少女2人の友情は崩れた。やがて、ジェスの姉(アーチー・パンジャビ)の結婚式の日がやってくるが、それは決勝戦の日と重なっていた。悲しそうに結婚式に参加しているジェスを見かねて、父は試合に行くことを許す。決勝戦のジェスは、ジュールズと見事なコンビネーションを見せ、2人はスカウトマンからアメリカでの奨学金付きの留学をオファーされる。空港のロビー。家族に囲まれたジェスは、ジョーとキスを交わし、ジュールズと幸福な気分で立っている。そんな彼女の向こうには、記者に囲まれたベッカムの姿があった。
「ベッカムに恋して」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ベッカムに恋して」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | イギリス |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2003年4月19日 |
上映時間 | 112分 |
製作会社 | キントップ・ピクチャーズ=ベンド・イット・フィルムズ=ロック・メディア=ロード・ムーヴィーズ |
配給 | アルバトロス・フィルム(ニューセレクト=フジテレビ=カルチュア・パブリッシャーズ=博報堂 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
公式サイト | http://www.albatros-film.com/movie/beckham/index.html |
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