解説
名門バレエ・カンパニー”ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴ“のダンサーたちの日常を描く群像ドラマ。監督・製作は「ゴスフォード・パーク」のロバート・アルトマン。製作・原案・主演は「スクリーム」シリーズの主演で知られるネーヴ・キャンベル。脚本・原案は「ポロック 2人だけのアトリエ」のバーバラ・ターナー。撮影は「ゴスフォード・パーク」「メラニーは行く!」のアンドリュー・ダン。音楽は「冷たい一瞬を抱いて」のヴァン・ダイク・パークス。編集は「Dr.Tと女たち」のジェラルディン・ペローニ。共演は「アイ・スパイ」のマルコム・マクダウェル、「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコほか。
ユーザーレビュー
「バレエ・カンパニー」のストーリー
ジョフリー・バレエ・オブ・シカゴの一員として順調にキャリアを積み上げてきたライ(ネーヴ・キャンベル)だったが、今年は私生活でもバレエでもパートナーだったフランキー(サム・フランク)の浮気によって幕を開けた。だが今シーズンの演目で代役としてレッスンしていたライは、マイア(マイア・ウィルキンス)の怪我により主役のチャンスを手に入れる。ダンサーとして飛躍する局面に差し掛かったライはアルバイトの仕事も減らして、レッスンに集中。そしてレストランのシェフであるジョシュ(ジェームズ・フランコ)と知り合い、彼の存在がハードな生活の支えとなっていく。芸術監督であるミスターAことアルベルト・アントネッリ(マルコム・マクダウェル)の厳しい指導のもと、カンパニーは公演成功のために、あらゆる障害を取り除かねばならなかった。結婚したばかりのスザンヌ(スザンヌ・ロペス・プリスコ)はリハーサル中にアキレス腱を切るし、ジャスティン(デイヴィッド・ゴンバート)は公演一週間前にキャストから外された。そしてシーズン最後を飾る作品で、ライはソロをもらう。客席で家族が見守る中、踊り終わる直前、ライは転倒して舞台に倒れこんだ。大急ぎで衣裳を脱がされ、代役だったマイヤが見事に踊り切る。公演は成功したが、カーテンコールの歓声を、ライは舞台袖からただ眺めているだけだった。
「バレエ・カンパニー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「バレエ・カンパニー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ ドイツ |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年7月24日 |
上映時間 | 112分 |
製作会社 | キラー・フィルムズ=ジョン・ウェルズ・プロダクション=ファースト・スノウ・プロダクション=サンド・キャッスル5プロダクション |
配給 | エスピーオー |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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