モーターサイクル・ダイアリーズ
もーたーさいくるだいありーず Diarios de motocicleta
解説
のちに”チェ・ゲバラ“としてキューバ革命の英雄となる実在の革命家の、若き日の南米旅行を描いた青春映画。監督は「セントラル・ステーション」のウォルター・サレス。製作総指揮は俳優・監督として有名なロバート・レッドフォードほか。脚本は劇作家のホセ・リヴェーラ。原作はチェ・ゲバラの『モーターサイクル南米旅行日記』と、アルベルト・グラナードの『With Che through Latin America』。撮影は「インティマシー/親密」のエリック・ゴーティエ。音楽は「21グラム」のグスターヴォ・サンタオラヤ。編集は「シティ・オブ・ゴッド」のダニエル・レゼンデ。衣裳は「タンゴ」のベアトリス・ディ・ベネデットほか。出演は「ドット・ジ・アイ」のガエル・ガルシア・ベルナル、母国アルゼンチンで活躍するロドリゴ・デ・ラ・セルナ、「フリーダ」のミア・マエストロほか。
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「モーターサイクル・ダイアリーズ」のストーリー
1952年。23歳の医学生エルネスト(ガエル・ガルシア・ベルナル)は、7歳年上の友人アルベルト(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)と共に、ブエノスアイレスの自宅を出て、南米大陸を中古バイクで縦断する旅に出発する。まずはエルネストのガールフレンド、チチーナ(ミア・マエストロ)が住むミラマールの豪邸を訪ね、甘い一時を過ごす。いよいよ本番。バイクは何度も転倒し、故障するが、彼らは理想に燃えて旅を進める。国境を越えてチリに入ると、金のない2人は寝場所と食料の確保に奔走。アルベルトの口先八丁でうまくいくが、酔ったエルネストが修理工の妻を口説き、町から追われるハメになる。さらに2人は牛の群れに突っ込んでしまい、バイクの修理が不可能になるという災難が。ヒッチハイクでバルパライソを通過したあと、灼熱のアタカマ砂漠をなんとか徒歩で抜ける。その中で移民労働者や地元の人々と出会った2人は、ラテンアメリカの厳しい真の姿を見始めていた。ペルーでは南米の中心クスコで、インカ建築とその都市が体現する歴史を目の当たりにする。そしてリマで、有名なハンセン病研究者、ペッシェ博士(グスターヴォ・ブエノ)と出会った2人は、南米最大のハンセン病コロニーで働くことに。サン・パブロに着くと、2人の物の見方に大きな変化が表れてきた。そんな中、エルネストは24歳の誕生日を迎える。やがてベネズエラのカラカスに着いた時、2人が旅した距離は1万キロ以上に達していたのだった。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「モーターサイクル・ダイアリーズ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ 伝記 |
製作国 | イギリス アメリカ ドイツ アルゼンチン ペルー |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年10月9日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | サウス・フォーク・ピクチャーズ=デュ・ヴァ・ヴォアール・プロダクション |
配給 | ヘラルド |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/m_cycle_diaries/ |
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