解説
1000枚を越える絵と沢山の詩を遺して夭折したカリスマ的人気を誇る高校生・山田かまちの半生と、彼のメッセージを現代に伝える青春ドラマ。監督は「Jam Films/Pandora―Hong Kong Leg―」の望月六郎。かまちの母堂・山田千鶴子による『かまちの海』を基に、「難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTァ廚療亙媽虧世・喊А・1討髻屮Ε・縫鵐亜Ε僖后¶inning Pass」の今泉尚亮が担当している。主演は「棒たおし!」の谷内伸也。HD作品。2004年2月28日より、群馬県・109シネマズ高崎にて先行公開。
ユーザーレビュー
「かまち」のストーリー
70年代半ばの群馬県高崎市。「1日24時間じゃ足りない」が口癖の山田かまちは、絵に詩に音楽に熱中するエネルギッシュな中学生。夢は、ワールド・トップ・ミュージシャンになることだ。だが、77年8月10日。浪人生活を経て高校生になった彼は、エレキギターの練習中に感電死し、17年と言う短い生涯を閉じてしまう。それから26年後、日本には明日に希望を持てず容易に死を選ぼうとする若者が急増していた。浪人時代、かまちから一途な愛を受けていた塾講師・菅野洋子の生徒、みゆきと勇一もそんな若者だ。ある日、同じく浪人時代にかまちと親交のあった飯島隆の息子で引きこもりの俊が開設する自殺系サイト“ハーメルンの笛吹き旅団”の常連訪問者でもある彼らが、次々にドラッグに手を出し騒動を起こした。ふたりを助けようと奔走する洋子。その時、彼女はずっと胸の奥にしまい込んでいた、かまちが彼女に遺した言葉を想い出す。「生きることを生きろ!」 今、彼女はかまちのメッセージを伝えるべく、ふたりに対峙することを決意する。
「かまち」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「かまち」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年2月28日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | 「かまち」製作委員会(日本ヘラルド映画=プログレッシブ ピクチャーズ=IMAGICA=アドネス=ポニーキャニオン=産業経済新聞社)(制作 プログレッシブ ピクチャーズ=ドリームワン) |
配給 | 日本ヘラルド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | DTS |
公式サイト | http://www.kadokawa-pictures.jp/official/kamachi/ |
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2004年11月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 かまち |