解説
25時間後に刑務所へ収監される男の一日を描いたドラマ。監督・製作は「サマー・オブ・サム」のスパイク・リー。脚本・原作は小説家のデイヴィッド・ベニオフ。撮影は「8Mile」のロドリーゴ・プリエト。音楽は「サマー・オブ・サム」「ニューヨーク最後の日々」のテレンス・ブランチャード。美術は「ボブ・クレイン/快楽を知ったTVスター」のジェイムズ・チンランド。編集は「サマー・オブ・サム」のバリー・アレグザンダー・ブラウン。衣裳は「セイブ・ザ・ラストダンス」のサンドラ・ヘルナンデス。出演は「ミニミニ大作戦」のエドワード・ノートン、「パンチドランク・ラブ」のフィリップ・シーモア・ホフマン、「ワンス・アンド・フォーエバー」のバリー・ペッパー、「メン・イン・ブラック2」のロザリオ・ドースン、「X―メン」シリーズのアンナ・パキン、「X―メン2」のブライアン・コックス、これが映画デビューのトニー・シラグサほか。2003年ラスベガス映画批評家協会賞最優秀音楽賞受賞。
ユーザーレビュー
「25時(2002)」のストーリー
NY。ブルックリンで暮らすドラッグディーラーのモンティ(エドワード・ノートン)は、麻薬捜査局により逮捕されており、明日には収監される予定。残された自由な一日の始まりに彼は、母校の高校へ行き、そこで英語の教師をしている幼なじみのジェイコブ(フィリップ・シーモア・ホフマン)と会う。彼と、もう一人の幼なじみである敏腕株式ブローカーのフランク(バリー・ペッパー)と共に、馴染みのクラブで最後の夜を過ごそうとするモンティ。だが彼には事の清算をする必要が残されていた。真面目なジェイコブが、クラブに潜り込んできた教え子のメアリー(アンナ・パキン)に酔った勢いでキスしてしまい、激しく後悔している頃、モンティは、自分を警察に密告したのが、相棒だったロシア人のコースチャ(トニー・シラグサ)であることを知る。そして、密告者ではないかと疑っていた自分の恋人のナチュレル(ロザリオ・ドースン)に謝罪。まもなく、運命の時間に。バーを経営している父親ジェイムズ(ブライアン・コックス)が、刑務所に向けてモンティを乗せた車を走らせる。その中でジェイムズは逃亡を勧め、モンティは西部での幸せな人生を妄想するのだが、そのまま車は走っていくのだった。
「25時(2002)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「25時(2002)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2004年1月24日 |
上映時間 | 136分 |
製作会社 | 40エイカーズ&ア・ミュール・フィルムワークス=インダストリー・エンタテインメント=ギャマット・フィルムズ |
配給 | アスミック・エース |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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